- プロ野球選手一覧 > ジョー・トーリ
ジョー・トーリ(Joseph Paul Torre、1940年7月18日-)とは、アメリカ合衆国出身の元メジャーリーガー、監督である。
概要
OB | |
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ジョー・トーリ Joe Torre |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ニューヨーク州 |
生年月日 | 1940年7月18日 |
身長 体重 |
188cm 96kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 捕手、一塁手、三塁手 |
プロ入り | 1960年 |
引退 | 1977年 |
殿堂入り | 2014年 |
経歴 | |
選手歴 監督歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
1960年にアマチュアFAでミルウォーキー・ブルワーズ(現:アトランタ・ブレーブス)に入団した。捕手がメインだったが、一塁手としても起用された。1965年には捕手部門でゴールドグラブ賞を受賞した。
1969年にトレードでセントルイス・カージナルスに移籍したが、正捕手のティム・マッカーバーがいたため一塁手として起用された。マッカーバーがフィラデルフィア・フィリーズに移籍した際に捕手に戻ったが、テッド・シモンズが成長した後は三塁手にコンバートされた。1971年には打率.363、137打点を記録し、首位打者、打点王のタイトルを獲得した。
1975年にトレードでニューヨーク・メッツに移籍し、日米野球で来日した。
監督就任と引退後
1977年に選手兼任監督に就任し、シーズン終了後に現役を引退した。メッツの監督を務めていた間はプレーオフ進出はなかった。
1982年からアトランタ・ブレーブスの監督に就任し、1年目は89勝73敗で地区優勝を果たしたが、リーグチャンピオンシップシリーズでは3連敗で敗退した。
1990年から1995年までセントルイス・カージナルスの監督を務めるが、一度もプレーオフに進出することはなかった。
1996年から2007年まではニューヨーク・ヤンキースの監督を務める。下馬評は高くなかった。しかし全てのシーズンでポストシーズン進出と黄金期を築き、1996年、1998年、1999年、2000年と4回世界一制覇を達成し、1996年、1998年に最優秀監督賞を受賞。2007年6月7日のシカゴ・ホワイトソックス戦で監督通算2000勝を達成したが、史上初の通算2000本安打、監督通算2000勝を達成し、ギネス記録に認定された。ポストシーズン通算84勝は監督歴代最多記録である。
2003年から松井秀喜がヤンキースに入団。5月に打てなかった時期に「素晴らしい守備に救われ、チーム打撃で十分貢献している。打席で半歩ベース寄りで立ってみろ。」と声をかけたことで復調し、松井からは最も尊敬する指導者の一人と言われるようになった。2004年オフには日米野球のアメリカ合衆国の監督として再来日した。
2007年オフにヤンキースの監督の延長契約を結ぼうとしていたが、契約内容に不満を持ち、ヤンキースの監督を退任。2008年から2010年までロサンゼルス・ドジャースの務め、2008年、2009年は2年連続で地区優勝を達成した。しかしリーグチャンピオンシップシリーズで敗退し、2010年は地区4位に低迷し、監督を退任した。
監督退任後
2011年にMLB機構の副会長に就任。2012年に一度退職している。
2013年には第3回WBCのアメリカ合衆国の監督を務めたが、第2次ラウンドで敗退した。
2014年に殿堂入りを果たし、ヤンキース監督時に付けていた背番号6はヤンキースの永久欠番となった。監督史上3人目。
人物
ニューヨーク・ヤンキースのことは嫌いで、ニューヨーク・ジャイアンツ(現:サンフランシスコ・ジャイアンツ)のファンで応援していた。ヤンキースの監督を務めるとはなんて皮肉なんだろうとヤンキースタジアム物語に記されている。
成績
通算打撃成績
通算:18年 Total |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
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MLB | 2209 | 8801 | 7874 | 996 | 2342 | 344 | 59 | 252 | 1185 | 23 | 13 | 50 | 779 | 85 | 1094 | 284 | .297 | .365 |
通算監督成績
通算:29年 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 | 備考 |
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MLB | 4329 | 2326 | 1997 | .538 | リーグ優勝6回、世界一4回 |
タイトル・表彰・その他
タイトル | ||
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首位打者 | 1回 | 1971年 |
最多打点 | 1回 | 1971年 |
表彰 | ||
ゴールドグラブ賞 | 1回 | 1965年 |
MVP | 1回 | 1971年 |
最優秀監督賞 | 2回 | 1996年、1998年 |
その他 | ||
MLBオールスターゲーム選出 | 9回 | 1963年-1967年、1970年-1973年 |
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関連項目
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