ステイル=マグヌスとは、とある魔術の禁書目録に登場する14歳の魔術師である。14歳である。正真正銘の14歳である。自称ではなく14歳である。しつこいようだが14歳である。
概要
イギリス清教「必要悪の教会(ネセサリウス)」所属の魔術師。元々特別な魔術の素養を持っていなかったが、インデックスとの出会いにより彼女を護る、ただその目的の為だけに文字通り血反吐を吐き、己が努力だけで14歳の若さにしてルーンを極めた天才魔術師。
炎に特化した魔術を武器に、数多の魔術結社を単身で灰にした実績を持ち、作中でも決して弱い存在では無いのだが、ただのパンチで数メートル吹き飛んだり、人肉プラネタリウムになったりとインパクトの強い負け描写と、元々は拠点防衛を主とする戦闘スタイルの為、作中では本領を発揮出来る機会が少なく、ヤムチャ化が進んでいる。
また、強力な魔術を行使する代償に、常にステイル自身の体力を奪い続けており、その為に体格の割に、やたらと肉弾戦に弱く、上条さんにパンチ一つで吹き飛ばされたりしている。
身長2mを越し、目の下にはバーコードのタトゥーを入れ、重度のヘビースモーカーと、 どこからどう見ても14歳には見えないが、公式で言及されているので、信じられない人は原作2巻26pを読んでみよう。仮に信じられなくとも、自称18歳やどう見ても小学生にしか見えない教師が居るので気にしたら負けだ。ちなみにアニメ版ではスモーカー設定を残すために年齢は伏せられた。
原作ではその教師とのフラグがあった気がするが、今現在そのフラグが回収されそうな様子はない。
魔法名は「我が名が最強である理由をここに証明する(Fortis931)」
尚、ステイルが主役として奮闘した外伝では、見た目幼女で中身も幼女な一般人を護る為に獅子奮迅の活躍を見せていたりする。
魔女狩りの王(イノケンティウス)
世M界をT構築WするO五T大元F素のF一TつO、偉I大IなるG始OまIりのI炎OよF
そIれは生I命を育むB恵みの光Oにして、L邪A悪LをI罰するI裁きのA光OなりE
そIれは穏やIかな幸福を満Mたすと同時、H冷Aたき闇をI滅Iする凍Bえる不O幸なりD
そIのI名はN炎、FそIのI役はM剣S
顕I現Cせよ、R我が身Nを喰らBいて力とG為せP
ステイルがインデックスを護る為に習得した強力な術式で、その意味は「必ず殺す」。
重油のようにドロドロとした3000℃を誇る炎の巨人を使役する魔術で、ルーンの刻印の範囲内では、幻想殺し(イマジンブレイカー)などに無効化されても、何度でも復活する強力無比な魔術であり、魔術レベルにおいては教皇クラスとされているが。その反面、配置した刻印自体を消されると無効化される弱点を持つ。
また、呼び出す際に使用したルーンの数より性能が左右される為、本来は念入りに下準備をした拠点に相手を誘い込んだり、拠点防衛などの守りや待ちの戦いで真価を発揮する術式なので、相手の懐に入っての戦闘や、突発的な戦いでは本領を発揮出来ないようだ。
設置型
三沢塾に潜入する前に、寮で待機するインデックスが外敵に襲われた際の保険として、ステイルが仕掛けた設置型のイノケンティウス。どうやら一度設置すれば、自動で敵に襲い掛かるらしいが、その代わりに設置している間はイノケンティウスを使役する事が不可能になるようだ。
強化型
対アニェーゼ部隊戦で登場した強化型。ルーンカードの使用枚数は4300枚と、ステイル曰く対した数ではないらしいが、天草式の協力により最大限の力を発揮しおり、通常の物とは比べ物にならない力を持っていた。
具体的には、炎の密度が桁違いで、全身から放たれる熱波が周囲の空気を歪める。背から巨大な翼が無数に生える。衝撃波でアニェーゼ部隊の5分の1が気絶に追い込まれる等。
複数型
三体のイノケンティウスを同時に使役するタイプ。本来であればステイル自身の力だけでは、実現不可能なレベルにあったが、聖ジョージ大聖堂に保管されている霊装を利用し、強引に三体同時使役を可能としていた。
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関連項目
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