バーチャルVTuberとは、以下のいずれかを表す言葉である。
- 「バーチャルYouTuber」を意味する誤表現。「バーチャルYouTuber」を略した「VTuber」という言葉があるのだが、この「VTuber」を元の「バーチャルYouTuber」の「YouTuber」のところに配してしまい生まれた誤表現だと思われる。なんとなく語呂もよいので違和感なく使いそうになるが、「VTuber」の「V」は「バーチャル」(Virtual)の頭文字なので、略さずにいうと「バーチャルバーチャルユーチューバー」となってしまう。
- 実在しない、架空のVTuberのこと。
本記事では2.について扱う。
概要
バーチャルVTuberとは、架空のバーチャルYouTuber(VTuber)である。
「VTuberって全部ある意味架空だろ?」という声が聞こえてきそうだが、そうだけどそうじゃない。
この場合の「架空じゃないVTuber」は、キャラクター設定としては架空であっても、現実に配信などバーチャルYouTuberとしての活動をしているような方々を言う。よってその反対の「架空のVTuber」、ここでいうバーチャルVTuberとは、「現実の活動実態はない、キャラクターとしてフィクション内で登場しているVTuber」であるとか、「VTuber」という設定で作りこまれた動画のみが存在するような方々を指す。
2018年には既に存在した概念/用法であるようだが、VTuberと言う存在が社会に浸透するにつれて「オリジナルのVTuberが登場するフィクション作品」も増加傾向となり、このような存在/呼称の認知度も高まってきているようだ。
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https://twitter.com/sunoho/status/1767378959011115477
例
五十音順。
ちなみに「VTuberが登場するフィクション作品」は調べたら引くほど多かったので網羅は無理。そのため、「ニコニコ大百科に「キャラクター」または「作品」または「作品制作者」の記事がある」を掲載条件としている(そのために、割と有名な「草村しげみ」が掲載されていない)。記事の有る言葉は太字とした。
一作品に複数のVTuberが登場する作品も多い。現状では暫定的に「一作品は、主役など代表的な一名のみ掲載」としている。
- 音戯アルト:「はまじあき」氏による漫画『ぼっち・ざ・ろっく!』[1]
- 神坂怜:「とくめい」氏による小説『アラサーがVTuberになった話。』
- 心音淡雪:「七斗七」氏による小説『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』
- 多々良ひそか:「セガ」によるゲーム『龍が如く8』
- にゃるぴ:「鹿島初」氏による漫画『ライバーダイバーラバー』
- 星空バアド:「なまず」氏による漫画『あきらかに年齢を詐称してるVtuber』
- 雪景シキ:「まどそふと」によるアダルトゲーム『ハミダシクリエイティブ』(※ただし、まどそふとの告知動画に登場するなど、ある意味で現実にも活動している)
- 竜ヶ崎ノクス:「動画工房」によるオリジナルアニメ『夜のクラゲは泳げない』
ちなみに、「フィクションにVTuberとして登場しているキャラクター」という条件であるため、「コウノスケ」氏による創作動画」に登場する「げんげん(源元気)」は該当しないことになる。彼は「フィクション作品に登場する」という意味ではバーチャルな配信者だが、作中でアバターを使用しておらず「VTuber」として活動してはいないため。
関連静画
関連項目
脚注
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