ファフニールドロップアウトとは、ミイラ取りがミイラとなった堕ちた邪竜の自堕落物語である。
「小林さんちのメイドラゴン」における視聴者ネタの一つ。
概要
財宝を守護する呪われし邪竜が 人間界にやってきた! ……が、 人間のゲームにハマってしまい 友達の滝谷くんちでオタク三昧、自堕落生活。 同族を見守る目的はどこへやら。 限定アイテムを手に入れるため、声優ライブで華麗に舞う。 |
||
小林さんちに身を寄せる同じドラゴンのトールの様子を見るため、異世界からやってきた邪竜のファフニール。
洞窟に眠るあまたの財宝に執着し、財宝を狙う人間共を忌み嫌い容赦なく排除する恐るべきドラゴンである。
そんなファフニールは人間の小林さんと仲良くするトールを危惧し、人間にかぶれすぎだと警告する。
しかし警告した当のファフニール自身が人間が作ったゲームにハマってしまい、忌み嫌っていたはずの人間である滝谷家の居候になり、滝谷の布教もあってかゲームに、コミケに、声優ライブにと人間界でオタクかぶれな生活を送る。まさにお前が言うな状態である。
アニメ6話では公園や滝谷の家でイベントのコールの練習を行い、ネットゲームに21時間もログインして期間限定のイベントをやり尽くし、滝谷と一緒にコミック・ゲームショップに買い物に行くなど廃人まっしぐらな生活を満喫している。
アニメ7話ではオタク趣味が高じて「呪いアンソロ」なる呪殺本を作りコミケに一人サークル参加をするもほとんど人が来ず本が売れなかった。真っ白に燃え尽きたその姿には何とも言えない哀愁が漂っていた。
そんな彼の堕落っぷりを視聴者が見て、別作品で同じくネットゲームにハマった駄天使の物語「ガヴリールドロップアウト」になぞらえて「ファフニールドロップアウト」と呼ぶようになった。
人間のオタク文化に染まって堕落したファフニールだが、人間に対して不信感は消えず反発しながらもだがツンデレ的な態度になり徐々に軟化しつつある。公式スピンオフ作品「小林さんちのメイドラゴン カンナの日常」では、人間である才川リコを気遣ったり、自分の宝としていたゲームセンターのゲーム筐体を人間に開放してプレイさせたりもしていた。でも頻繁には遊びに来てほしくないらしい。ケチンボ!誰よりも宝に執着していた彼にとって驚きの変化とも言える。
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連項目
- 6
- 0pt