『ブロリープロデューサー』とは、ニコマス(ニコニコ動画上のアイドルマスターコミュニティー)におけるジャンルの1つ「MADアイマスプロデューサー」シリーズにおける人気シリーズ。制作者はマンタP。
概要
アイドルを育成するプロデューサーに『ドラゴンボール』シリーズの敵役「ブロリー」を擁して、アイドルたちとのコミュニケーションを成立させる。基本的によく計算されたドタバタ喜劇である。アイマスMADにおいては、音楽とダンスを上手くシンクロさせたり、画像処理など動画エフェクトが重視される傾向があるが、その中にあって最もMADムービーらしい作品といえる。
このシリーズの成功により、他の動画製作者による「MADアイマスプロデューサー」シリーズが制作されるようになった。マンタPはシリーズの開拓・発展に貢献した功労者であることから、後発のシリーズには敬意を込めて「マンタPリスペクト」のタグが貼られることが多い。(ただし、これはほかの「~リスペクト」タグにもいえるが、あくまで動画制作者本人により付けられるべき性格のタグであり、第三者がつけるべきものではなく、また付ける様に強要するべきでもない。あくまで自発的につくからこそ「リスペクト」の意味とかちがある。)
ブロリープロデューサーに歴史あり
YouTube時代~第1部終了まで
SMILEVIDEO(ニコニコ動画(γ))のサービス開始以前はYouTubeへ投稿されており、第3者の手によって2007年4月16日に『千早の水着撮影会』というタイトルで初めてニコニコへ転載された。
マンタP自身によるブロリープロデューサーシリーズのニコニコ向け初投稿は、2007年5月20日。
2007年6月10日の『ブロリープロデューサー 美希 スイーツフォレスト』にて11人のアイドルを一通りプロデュースし終えた事から、ひとまずシリーズを終了すると発表した。
第2部
第一部終了からわずか10日後の2007年6月20日に『ブロリープロデューサー 亜美真美 野球拳』を、同月26日には『ブロリープロデューサー完全復活 雪歩 前座』を投稿、完全復活宣言。
2008年8月2日、第2部最終回となる52作目『ブロリープロデューサー 美希 ある日の風景6』を投稿。(この数日前にも同じ動画を投稿したが、あっという間に権利者削除となったため、画質を下げての再投稿。)この次の動画でブロリープロデューサーは完結の予定であったが、ファンからの継続の要望が多かったため、しばしの充電期間を経て復活させるとした。
第3部
2009年1月16日、IM@S新年会で公開された『【im@s新年会】ニコマスMAD福袋~ネタdeM@STER~#06【律子編】』において『ブロリープロデューサー あずさ ランクアップB』というタイトルで新作を投稿、本作は同年1月23日に単品でのアップロードも行われ、本格的にブロリープロデューサー第3部が始動。
しかしながら09年4月27日よりの権利者削除の嵐に巻き込まれ、5月15日『ブロリープロデューサー あずさ 5月の仕事』をもって第3部、ならびにブロリープロデューサーシリーズの終了が宣言された。
とはいえ、ファンは再度の復帰を期待してしまうのが人情というものである。
第4部
2009年12月26(ブロ)日、久々の新作、『ブロリープロデューサー 覚醒美希 TV出演』の投稿により第4部が開始。前作後に発売された「レイジングブラスト」の映像等も取り入れられるようになった。
2011年2月26日投稿の「ブロリープロデューサー アイマス2 アイドル紹介」において第4部の終了が宣言された。
ブロリープロデューサーの性格と特徴
あ俺の嫁ェ (掲示板>>32、メトさん作)
(第73回本日の萌絵に選ばれました) 次のような特徴がある
- 伝説の超変態大人(スーパーへんたいたーれん)である。
- 何かにつけ「~でなければ、俺はこの星を破壊するだけだ」とのたまう。
- 基本的にはバカであり、「~ってなんだぁ?」と聞きかえす。
- フリーダムな性格だが意外にも仕事は真面目にこなしている。出社も全力で行う。
- とにかくべジータ(王子)を嫌っている。出てきた瞬間に殴りに行く。
- 社長も大変嫌っている。
- 非常に負けず嫌いで、事ある毎に「~とて、この俺を超えることはできぬぅ!」とやたら張り合う。
- 菊地真を男性と思っている節がある。「カカロットの息子?」「サイヤ人の息子?」と評するセリフがある。
- 星井美希(金髪時)をスーパーサイヤ人と思い込んでいる。
- 大きな胸の女性が好きな様で、特に三浦あずさに対しては「俺の嫁ェ」宣言しており、アイドルの中では一番のお気に入りなようである。
- 「デデーン♪」で惑星1つを破壊できる最強クラスのサイヤ人だが、天海春香(第765使徒アマミエル)敗北したことがある。
- 星井美希にも敗北したことがある。が、これは男なら仕方がない。ブロリーPの長期休業が、これに起因するかどうかは不明。
- ほとんどのアイドルとはおおよそ友好的な関係を保っているが、唯一水瀬伊織とは仲が悪い。
また、サービス精神旺盛なマンタPらしく、ブロリープロデューサーシリーズにはカオスとも言うべきいろいろなギミックが施される事がある。以下はその一例。
『ドラゴンボール』での本来の「ブロリー」は、非常に悲しい設定のキャラクターであるが、アイマスアイドルたちの前では、そんな事はおくびも見せない。というよりマンタP自身、ブロリーの設定について「よく知らなかった」という。
名セリフと『ブロリロイド』
ブロリープロデューサーシリーズを制作する上で大きな壁になったのは、「使用できる素材の少なさ」であるという。特に音源(音声)素材は極めて少なく、アイドル側との掛け合いの幅が狭まってしまうこともあった。
その解決のため、セリフ、というより音声を一音節ずつ切り貼りして任意のセリフを言わせる、「ブロリロイド」の手法も取られた。いわゆる「人力VOCALOID」の一種だが、歌を歌わせる目的ではないので、この項目に分類するかは慎重な判断を要する。
名セリフには「ブロリロイド」によるものも含め、次のようなものがある。
- 「○○リーです。」「はい・・・。」
- 「~と思っていたのか」
- 「~でなければ、俺はこの星を破壊しつくすだけだ!」
- 「~とて、この俺を超えることはできぬぅ!」
- 「~だと)ほめてやりたいところだ」
- 「~って、なんだぁ?」
- 「~でき)るといいなぁ」
- 「なんてやつだ・・・」
- 「なんなんだぁ?今のは?」
- 「ガンバガンバ、ガンバッバ」
- 「閣下ワイイ」「閣下ロットォー!!」
- 「ミキロット・・・」「マコロット・・・」「あずさットォー!!」
- (社長に対し)「死に損ないが、死にに来たか」
- 「ぶろろろろろろろろ」(自動車の効果音)
- 「ヤリヤリ ブロリー 息子が 爆発 ウオオオオオ」
- 「気が高まる・・・あふぅれる・・・」
- 「所詮、クズは川なのだ・・・」
- 「違う、このオレを超えるコォォォォォスっ」
- 「頑張ったがとうとう終わりのときが来たようだ」
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関連項目
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