「世界の循環を君で途切れさせてはならない」
ラルヴァ(Arval)とは、『ファイアーエムブレム無双 風花雪月』に登場するキャラクターである。
概要
シェズの心の中に意識を宿している謎の存在。
シェズが灰色の悪魔によって死亡した際に力を行使して救った。以降はシェズがドジ踏んで死にそうになった際に助けたり、心の中から語りかけたりしている。
似たような存在のソティスとは正反対に無機質で感情表現に乏しく、色々と達観した性格。
ネタバレにつき折り畳み
素性については投げっぱなし詳細に描かれていないが、イベント会話から推測するに、アガルタのエピメニデスが自身が死亡した際に転生するための肉体として製造した人造人間を制御・保護する目的で、自身の人格をベースにした疑似人格(一種のAI)として作ったものと考えられる。
セイロスらの攻勢、もしくは何らかの事故でエピメニデスは不慮の死を遂げ、彼/彼女(アガルタ勢は性別をあまり考慮していない節がある)の工房(もしくは研究所)も戦乱(もしくは天災や時の流れ)により崩壊。その際に記憶・知識などのデータが破損し、シェズが灰色の悪魔に敗北した際に、壊れているもののセーフモード的なノリで起動したものと思われる。
名前のラルヴァはローマ神話の悪霊(Larva)からと見られる。海外表記ではそのままでは具合が悪かったのかArvalとアナグラムされている。
またLarvaには芋虫状の幼虫を指す用法もアリ、ソティスが口走る「地虫どもの裔」と言う表現でアガルタ勢の生態が匂わされているのかもしれない。
ユニット性能
ラルヴァは灰色の悪魔を仲間にするルートをクリアすると、エクストラユニットとしてオープンされ功績ポイントを消費することで使用できるようになる。
エクストラユニットなので基本的にはメインストーリーで使えないが、灰色の悪魔と敵対するルートにおいて外伝マップ「循環する追憶」が発生。
ステージはラルヴァ一人で戦う上に広大で且つ敵将にセイロスらが揃い、育てるのが面倒なエクストラユニットの仕様と相まって、極めて難しい外伝となっている。
ラルヴァの性別は見た目が変わらないので(変わっていたとしても目立たないレベル)わかりづらいが、シェズの性別に連動する。
性別に応じて就けるクラスが変わってしまうため、「理学」などの有用なスキルが性別限定クラスでしか覚えられないというハンデが発生している。
得意クラスは魔道士系ルートで男性ならダークメイジ→ダークビショップ、女性ならウォーロック→グレモリィと派生、それぞれで無双奥義を放つと敵に魔力弾を撃ち込んで動きを止めて砲身のような不思議なオブジェを生成、そこから魔法光線を発射するという専用演出が用意されている。
また覚醒状態になると角状の鉢金、襟巻、羽根のようなオブジェが生成される。
ラルヴァの個人アクションスキルは「陰陽の法則」♂陰陽ってそういうこと…?♀
スキルの効果はステージ開始時には攻撃に闇属性が付与される。そしてZRボタンを押すと付与される属性が光属性に切り替わる(以降ZRボタンで闇と光が入れ替わっていく)。
またスキルゲージが満タンまで溜まっている時に切り替えると、闇もしくは光属性の攻撃を放って属性が切り替わる。
闇属性は状態異常:呪縛にする追加効果があり、相手の防御・魔防にデバフを掛けられる。
光属性はHP回復効果があり、敵集団に無双奥義を打ち込めば余裕で体力がフル回復する。これを利用することで、(紋章を持っていないので)英雄の遺産を使うと代償ダメージを受けるラルヴァでも代償を気にせずに遺産を使える。
シェズと同様に、スキルとは別枠で任意に自軍砦にワープ(毎ステージで3回限定)できる「無限の瞬動」を使える(二人を出撃させているとワープ回数は共用される)。
関連項目
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