京都府立京都スタジアム単語

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京都府立京都スタジアムとは、京都府亀岡市にある球技専用スタジアムである。

ネーミングライツによって、開場字より「サンガスタジアム by KYOCERA」の名称が用いられている。略称は「サンガS」。

概要

京都府立京都スタジアム
サンガスタジアム by KYOCERA
基本情報
所在 京都府亀岡市
開場 2020年2月9日
所有者 京都府
使用チーム 京都サンガF.C.
収容 21,670人
グラウンドデータ
グラウンド 天然
ピッチサイズ 120m×77m
経歴
競技場テンプレート

京都府におけるスポーツ及び文化の振を図るとともに、地域のにぎわい創出に資するため設置する施設で、収容人数21,600人を有する府内一の専用球技場である。Jリーグ京都サンガF.C.ホームスタジアムとして活用されるほか、サッカーラグビーなどの試合が開催可スポーツ施設であるとともに、音楽や地域振の催し物など、府内最大級のイベント会場としても活用されている。

京都府が建設体となって整備し、フィットネスクラブスイミングクラブの経営を手がける株式会社ビバと、Jリーグ京都サンガF.C.運営会社である株式会社京都パープルサンガの2社が設立した合同会社ビバ&サンガが指定管理者として運営している。

兼ねてからスタジアム建設計画そのものはあったものの、京都サンガの成績が低迷していたことや京都という土地柄もあってなかなか実現していなかった。サンガの会社である京セラの稲盛和夫名誉会長が私財を提供する意思を表明したこともあったが、住民の反発もあって白紙撤回することになった。

2010年代に入って京都府導で建設計画が動き始め、京都市横大路運動公園内や京都府立木運動公園内などが補となったが、2012年12月26日、専用球技場が亀岡市に建設されることが正式に決定される。その後も二転三転あって時間を要したが、2020年1月11日にようやく工式にまでこぎつけ、2月9日のプレシーズンマッチ 京都サンガF.C.vsセレッソ大阪試合こけら落としとなった。

ちなみに、建設財として20億円の寄付を見込んでいたが、1億5千万円にとどまっていたことから、不足分17億4700万円は京都府が府債で賄うこととなった。

施設

観客席スタンドは、京都サンガF.C.クラブカラーである紫色で統一されており、観客席やピッチに近い臨場感が体感できる。

スタジアム屋根には電池容量936キロワットの太陽光発電設備が設置されており、スタジアム外周部にはフルカラー発光ダイオードLED)を用いた、スタジアム南面にリチウムイオン蓄電システムが配備されている。

バックスタンドの下にあるクライミング施設は、日本で初めてスポーツクライミング(リードボルダリングスピード)の際基準を満たしている。

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