倉吉打吹まつり単語

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倉吉打吹まつりとは、鳥取県倉吉市で行われるお祭り行事の1つである。別名「打吹まつり」とも。

概要

特徴

毎年8月初旬に行われ、2016年開催をもって40回目の開催を迎えた。

「鳥取しゃんしゃん祭」、「関金御幸行列」、「倉吉春まつり」、「倉吉せきがね里見まつり」、「北栄砂丘まつり」などと並んで鳥取県屈指のお祭りとして知られ、倉吉の一大夏祭りとして多くの観客やお祭り参加者が集結する。

2016年に「ひなビタ♪」に登場する倉野川市と姉妹協定を結んでからは、「ひなビタ♪」とコラボ開催を毎年実施。お祭り公式 Tシャツやうちわ、宣伝ポスターまでもが「ひなビタ♪」一色となっており、「ひなビタ♪」のキャラクターがこれまでもかというほど町中に登場する。(まぁ、そもそも通常時も町中にキャラクターパネルが設置されてるんだけどね･･･)

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また、同時に「ひなビタ♪」コンテンツに特化したイベント、「ひなビタ誕」も開催され、倉吉打吹まつりでは「芽兎めう&和泉一舞生誕祭」との共催を実施している。第41回～42回開催では、「ちくわんグランプリ」という両サイドの共同イベントを実施した。

お祭りは2日間の日程で行われ、1日目は白壁土蔵群･倉吉銀座商店街周辺で山車や楽器隊、お囃子隊が通りを練り歩き、夜は倉吉みつぼし踊りで1日目のクライマックスを迎える。2日目は会場を天神川河川敷にある飛天夢広場に移し、地元プロレス団体「鳥取だらずプロレス」所属選手による公開プロレス大会、日中のメインイベントである「WASSO大会」、今年度の倉吉市 PR大使(女性)を選抜する「倉吉天女コンテスト」が開催。そしてフィナーレの「飛天花火大会」では、約4000発の花火が倉吉の夜空を彩る。

詳細なイベント内容

1日目

山車巡行

1日目日中のメインイベント。白壁土蔵群･倉吉銀座商店街周辺を山車が巡行する。山車は成徳地区、明倫地区の各町に古くから伝わり、それぞれの町の個性を出した山車が登場する。

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小学生金管バンド隊パレード

倉吉の地元小学生らで構成された音楽隊パレード。道中、巡行を停止して合同演奏も行われる。

牛鬼･女みこし･打吹お童子ばやしお祭り隊･お囃子隊

小学生金管バンド隊の次に登場するパレード。「牛鬼」と呼ばれる、牛を掛け合わせたような獅子舞が登場し、お囃子隊が奏でる音楽に合わせて練り歩く。

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倉吉みつぼし踊り大会･輪踊り

1日目のフィナーレイベント。「みつぼし踊り」と呼ばれる倉吉に伝わる盆踊り隊が夜の倉吉銀座商店街を練り歩く。また、別設の会場では一般の方の飛び入り参加OKの「輪踊り大会」が開催される。ちなみに市外の訪問者向けに「みつぼし踊り」の練習動画がYouTubeを介してお祭り公式サイト上に公開されている。お祭りに参加してみたい人はこちらを要チェックだ。

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行列以外の催し

遥かなまちゆめ回廊
白壁土蔵群で開催されるかがり火やビン灯ろうのライトアップイベント。赤瓦一号館前にある玉川周辺を中心にほのかで柔らかい光が白壁を幻想的に照らし出してくれる。
芽兎めう&和泉一舞生誕祭
「ひなビタ♪」とのコラボイベントで、8月5日に芽兎めうの誕生日、8月10日に和泉一舞の誕生日を迎えるにあたっての記念イベント。「ちくわんグランプリ」が開催されたり、限定グッズ販売、スタンプラリーイベントが開催される。こちらは打吹まつり終了後も約1週間延長開催される。(※「ひなビタ誕」の記事も参照)

2日目

鳥取だらずプロレス

鳥取の社会人アマチュアプロレス団体「鳥取だらずプロレス」所属メンバーによる公開プロレス大会。炎天下の中、毎年熱戦が繰り広げられ、プロレスを通して地域と住む人々に夢と感動を与えてくれる。

Wasso

地元有志グループによるパフォーマンスコンテスト。手品、祭りばやし、アクロバティック系など、ジャンル不問なんでもありのパフォーマンスコンテスト。事前にWasso大会委員会から参加希望グループの募集がかけられ、お祭り当日に飛天夢広場特設ステージにてパフォーマンス。ゲスト審査員に審査してもらい、審査のポイントが一番良かったグループが優勝となる。なお、2017年まではルールとして大会規定の曲と取り入れなければならなかったが、2018年から廃止。代わりに大会委員会側から提示されたテーマに基づいてパフォーマンスを行うというルールとなった。

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打吹天女コンテスト

今年度の倉吉市 PR大使を選抜する大会。対象者は倉吉市出身または在住、在学、在勤の18歳以上の人で、毎年多くの地元の参加者が出場する。(ただ、一応男性も参加資格に含まれているが大会名の通り出場する人はもっぱら女性である。)
大使には2名選ばれ、副賞として賞金10万円が当たるほか、倉吉市のPR大使として打吹まつりの日から1年間、倉吉市の宣伝･広報を担う。