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個体値とは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズにおいて隠しパラメータに設定されている能力値である。
プレイヤー間で使用されている通称であり正式な名称ではないが、広く浸透しているため本項でも個体値として扱う。
本項では、『ルビー・サファイア』以降の個体値についてを記述する。
乱数調整の話題については乱数調整(ポケモン)の記事を参照すること。
概要
個体値とは、その名の通りポケモン各個体に与えられている能力値のことであり、性格、努力値と並んでそのポケモンの個性を決定付ける要素である。そのポケモンの才能のような概念であり、ステータス補正は出来れども、個体値そのものは変化することはない。同じポケモン、同じレベルでも捕まえた時点でステータスが違うのはこれが一因である。
具体的には、各ステータスごとに0~31(32進数では0~V)までの範囲で個体値が割り振られており、その数値が高いほどそのステータスが高くなる。個体値31は32進数表記からVと呼ばれ(ちなみに30はU)、例えば個体値31のステータスを2つ持つラプラスは「2Vラプラス」と呼ばれる。また、ステータスを表す略称のアルファベットを使って、例えば特攻と素早さの個体値が31であるヒトデマンは「CSヒトデマン」という表現が使われる。ただし、「CS振りヒトデマン」だと「特攻と素早さに努力値を振ったヒトデマン」という意味になるので注意。
性格や努力値と違い、個体値はステータス間に「どれかを上げるとどれかを下げなけなければいけない」というような関係がない。極端な話、全ステータスの個体値が31ということもあり得るのである。また、基本的にランダムで決定されるため、個体値の高いポケモンを得るためには大量に捕獲・孵化させて選別するしかない。この作業は「厳選」と呼ばれ、対戦志向の強いプレイヤーは高個体値のポケモンを厳選することが多い。中には何十時間もかけて何百個もの卵を孵化し続ける猛者もおり、ポケモン廃人と呼ばれる。
独自の仕様を持ったとくしゅわざ「めざめるパワー」のタイプ・威力はこの個体値によって決定していた。
対戦に与える影響
であり、対人戦で一般的なLv.50の場合、個体値0と31ではおよそ15の差が生じる。これを大きいと見るか小さいと見るかは人それぞれであるが、少なくとも種族値・努力値・性格補正よりは影響がずっと小さいことがわかる。
ネット界隈ではしばしば「3V以下はゴミ」というような風潮が見られるが、仮に個体値が20であったとしても最大値31とのステータス差はわずか5である。これぐらいの差であれば実戦ではほとんど変わらない戦果を挙げることができるので、Vでないからと悲観せずに妥協することも重要。厳選自体が目的、という廃人も中にはいるが。
ただし、素早さだけは話が別である。特に速攻系アタッカーは同じ素早さ種族値を持つポケモンと対峙することを考えた場合、相手より1速いか遅いかが明暗を分けるため素早さ個体値31が推奨される。また鈍足系のポケモンであっても、メタルバーストなど後攻でないと失敗する技を使うポケモンの場合は素早さ個体値0を粘ることも多い。
関連項目
- ポケモン
- ポケモンの関連項目一覧
- 種族値
- 努力値
- めざめるパワー
- あかいいと
- ポケモン廃人
- シンジ(ポケモン)
- 個体値くん - 個体値算出ツール。
- 個体値の高いポケモンの探し方
第4世代での方法。第5世代でも基本的なことは変わらないが、第5世代では
など細かい点が異なる。 - すごいとっくん
- 乱数調整(ポケモン)
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