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種族値とは、ゲーム「ポケットモンスター」シリーズにおいて隠しパラメータに設定されている能力値である。
「種族値」はプレイヤー間で使用されている通称であり公式で言及されているわけではないが、広く浸透しているため本項でも種族値という名称で扱う。
概要
例えばニコニコ大百科の「ピカチュウ」の項目には、このような表がある。
種族値 合計320 | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
35 | 55 | 40 | 50 | 50 | 90 |
種族値とはその名の通り、各ポケモンの種族ごとに設定された数値である。いわばポケモンごとのステータスの基準の値であり、ピカチュウであればどのピカチュウであっても同一の種族値をもつ。また、ポケモンの特徴を表す数値であり、この表からは「ピカチュウは素早さが比較的高いが、耐久力は低い」という傾向を読み取ることができる。
ちなみに、この種族値の最終進化系・無進化ポケモンでの平均値は80程度。つまり、ピカチュウの能力は全体的に、戦闘で使うにはかなり物足りない数値であることがわかる。進化前なので仕方ないのだが。
この数値とレベル・せいかく・個体値・努力値によってポケモンの実際の能力値(HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさの数値)が決定されるが、レベルが同じであればこの「種族値」の影響が一番大きい。
公式ウェブサイトや書籍などで暗に種族値を指す場合、『◯◯ののうりょくが高い』という表現がされることが多く(〇〇には各種族値の項目(例えばこうげき)が入る)、種族値の数値が公示されることは基本的にないが、第一世代の頃は種族値が公示されている書籍もあった。
○○族と種族値
種族値が特徴的なポケモンに関しては、数字と族という言葉を用いて表現されることがある。
600族
種族値の合計値が600の、カイリュー、バンギラス、ボーマンダ、ラティアス、ラティオス、メタグロス、ガブリアス、ヒードラン、クレセリア、サザンドラ、ランドロス、ヌメルゴン(原種/ヒスイ)、ジャラランガ、ドラパルトを指す。(狭義では準伝説3種を除外して扱う事もある)
最終進化系や無進化ポケモンの種族値合計の平均はだいたい480前後、サンダー・ファイヤー・フリーザーポジションのいわゆる「準伝説ポケモン」ですら大半が570~580なので、彼らがいかに強力かがわかるだろう。Wi-Fiランダム対戦やバトルサブウェイに選出できるポケモンの中では、特性で能力を制限されたケッキングとレジギガス、特性によってHPが一定値以上で種族値が上昇するヨワシを除けば種族値合計600が最高である。
130族
「すばやさ」の種族値が130に達する、サンダース、プテラ、クロバット、カプ・コケコ、メガゲンガーのこと。
彼ら以上に速いポケモンは、禁止伝説級を除けば135のメガライボルト、136のカマスジョー、138のザシアン・ザマゼンタ(いずれも歴戦の勇者)、142のドラパルト、145のアギルダー・メガスピアー・メガジュカイン、148のザシアン(剣の王)、150のマルマイン(原種/ヒスイ)・メガフーディン・メガプテラ・バドレックス(黒馬乗)、151のフェローチェ、160のテッカニン。メガシンカを除けば僅か9体である。これでも第7世代より大幅増加してはいるのだが。
一撃で倒されることも少なくないポケモン対戦において、先制できるかどうかに直結する「すばやさ」の数値は非常に重要である。特に、ダメージ数値に乱数要素が加わる他の能力値と違い、先制できるかどうかは「すばやさ」が同値の場合を除きランダム要素が一切無い。このため130族の「すばやさ」数値は、「こだわりスカーフ」を持たせるときや「すばやさ」を上げる補助技を使った際などに抜く素早さを持つ調整の目安として使われる。
他には要注意ポケモンとして名高いゲンガーや第5世代まで猛威を振るったラティオスが属することでも知られる110族、リザードン、ウルガモス、メガバシャーモ、メガガルーラ等炎タイプを中心に強豪が犇めく激戦区の100族も抜く目安としてよく使われる。
種族値ランキングTOP10(第八世代時点)
メガシンカ・ゲンシカイキポケモンは極端な種族値のものが多いのでランキングからは除外してあるが、参考までに掲載している。
第六世代における種族値
「ポケットモンスターX・Y」にてついに種族値が努力値と共にゲーム内で可視化されることとなった。
「スパトレ」と呼ばれるポケモンを鍛える施設でパラメータとして確認できる。
種族値の変動
- 第2世代:特殊能力として一括りにされていた特攻と特防が別々に設定されるようになり、それに応じて片方の種族値が増減。基本的にニンテンドウカップ97,98でメジャーだったり特殊能力が高かったポケモンの多くは引き下げられている。また、フシギバナやミュウのように両方据置のポケモンもいる。
- 第6世代:一部2進化ポケモンの種族値のうちHP以外の1つが10上昇(例外はピカチュウで、進化途上の中で唯一対象となり、かつ複数の種族値が上昇)
- 第7世代:一部単独種・1進化ポケモンの種族値が上昇。第6世代と違いHPも対象となり、複数の種族値が上昇したり20以上上昇した者も多い(例外的に進化前のコロモリも上昇。ココロモリは変動していないためゲーフリがプログラムを打ち間違えた可能性がある)
- 第8世代:ギルガルドの各フォルムの種族値の内高い部分が10低下。第2世代以来20年ぶりとなる種族値の下方修正であり、物理系の種族値が対象となったのは今回が史上初
- 第9世代:今回も種族値合計の上昇は無し。一部ヒスイポケモンの種族値変化と伝説のポケモンの種族値低下が行われた。但し内部データ上のものでありヒスイゾロアークはSV未解禁時は原種と同じ種族値に変更されていたのが解禁と同時に第八世代当時の物に戻されていた為、他のポケモンも実際の復帰時には変動なしの可能性もある点に留意されたし。
種族値が変動したポケモン
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関連項目
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