初単語

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初とは、初めて、最初という言葉である。また以下のことを表す。

人名

• 浅井初（はつ、1570年? － 1633年） - 戦国時代の人。浅井三姉妹の一人
• 加藤初（はじめ、1949年 - ） - 日本の野球選手（投手）、野球解説者
• 木村初（はじめ、1959年 - ） - 日本のゲームクリエイター
• 初姫（はつ、1602年 - 1630年） - 徳川秀忠の四女
• 初（うい） - VOCALOID関連の絵師　→ブリオッシュ画伯

架空のキャラクター

• 中津川初（うい） - アダルトゲーム「星空へ架かる橋」の登場人物

その他

• （初） - Whiteberryの1枚目のフルアルバム

漢字として

意味

物事のはじめ、最初、ある範囲で最初の、第一の、起源、時期が早い、昔、という意味がある。日本では、初々しい、うぶ、という意味がある。

字形

衣＋刀の会意で、衣を裁つという意味。〔説文解字・巻四〕には「始なり。刀に從ひ衣に從ふ。裁衣の始めなり」とあり、衣服を作るの初めには布を裁つとする。

音訓

音読みはソ（漢音）、ショ（呉音）、訓読みは、はじめる、うい、はつ、そめる、うぶ。

規格・区分

常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。JIS X 0213第一水準。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。

語彙

初夏・初回・初回限定・初学・初期・初虧・初期不良・初九・初級・初球・初月・初見・初古・初爻・初婚・初秋・初春・初心・初診・初心者・初速・初代・初対面・初段・初潮・初冬・初頭・初等・初日・初任・初任給・初犯・初版・初歩・初夜・初老

異体字

• 𢀰は、則天武后の造らせた初の字。〔字彙補〕によれば、天＋䀠＋人＋土の会意で、上天の光明が人間の土地を照らすという字。さすがのセンスである。
• 𠫎は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。〔字義総略〕には初の古文とある。
• 𢀯は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。〔五音集韻〕には初と同じとある。
• 𡔈は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。
• 𣦂は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。
• 䥚は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。
• 𠁉は、〔字彙補〕が𢀰の訛字とする字。
• 𠜆は、〔字彙補〕に初と同じとある異体字。異構の字。

関連項目

• 日本人の名前一覧