因果応報(いんがおうほう)とは、
人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるということ。
もと仏教語。行為の善悪に応じて、その報いがあること。現在では悪いほうに用いられることが多い。
「因」は因縁の意で、原因のこと。「果」は果報の意で、原因によって生じた結果や報いのこと。
及び、ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』でのキャラクター、ワリオの最後の切りふだの空耳。ワリオマン。
用例:「因☆果☆応☆報」
概要
『大慈恩寺三蔵法師伝(だいじおんじさんぞうほうしでん)』七よりの出典。仏教やバラモン教などが混ざり合った結果として生まれた言葉。類義語に悪因悪果(あくいんあっか)、善因善果(ぜんいんぜんか)、自因自果(じいんじか)がある。
因果応報により悪い結果が生じた際、それを「自業自得」という。また、仏教では悟りの世界に達するには因果応報と六道輪廻の世界を越えなければならないといわれている。
また、真偽は別として、逆説的心理投影が因果応報のメカニズムのひとつだという説がある。「最近のアニメは過激すぎ。もっと健全にするべき」と言っている方々ほどスケベ根性があったりする、というやつである。
他には
因果応報はフィクションや物語にも広く取り入れられており、「極悪非道な悪党に自業自得な結末」とか「無私の善人が報われる」と言った話は古今東西で見られる。
逆に、悪事や非道を働いた人物がのうのうと幸せになるような話はフィクション・現実問わずかなり批判の的になりやすい。
また、リョナのジャンルにも因果応報系というのもある。要するに、悪事を働いてた女の子が、酷い目にあわされる、言ってしまえば戦闘の結果や過程で殴られたり、場合によっては死亡するような系統のこと。
ただし、リョナ界隈では少数派で、多数派は「何の罪もない善良な女の子を対象としたもの」(名称不明)が好きな方である。
英語で言うと
- what goes around comes around. (よい行為をすればよい報いが、悪いことをすれば悪い報いが巡ってくる)
- Don’t spit up in the air―it’ll fall on your nose. (「天に唾する」の英語版)
関連動画
←02:00辺りから。
関連項目
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