経歴
2000年にベガエンタテイメントに入社後、日本テレビの『週刊ストーリーランド』で制作進行を達成したのち、3年後の2003年にアニメ『古典文学館「竹取物語」』でアニメ初監督。OVAの監督などで実績を積んだのちに、2005年のリニューアル版『ドラえもん』で絵コンテ・演出を担当。
その後、2007年公開の『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』で長編アニメ映画を監督した。短編の森脇真琴監督を含めると史上2番目の女性監督として話題を呼ぶ。
さらに2011年と2013年の映画も監督し、特に2013年公開の『ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』は興行収入39.8億円は日本の女性アニメ監督の歴代最高興行収入である。因みに男性アニメ監督は言わずと知れた宮崎駿監督。
2025年には映画『ドラえもん のび太の絵世界物語』の監督を務める予定で、映画ドラえもんシリーズには4作品目かつ12年ぶりの参加となる。
人物・評価
初監督作品が20代でしかもアニメ業界に入ってから3年目ということから彼女が当初から相当な優秀なアニメ監督であることがうかがえる。
『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜』では原作にない人間の“死”を交えたエピソードを丹念に描き、旧作ファンからの評判も高い。
監督作品
- アニメ古典文学館「竹取物語」(監督・絵コンテ・演出・筆文字)
- アニメ古典文学館「万葉集」(監督・絵コンテ・演出・筆文字)
- 僕は妹に恋をする(監督・絵コンテ・演出)
- ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜(監督・絵コンテ)
- ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜(監督・絵コンテ・挿入歌作詞)
- ドラえもん のび太のひみつ道具博物館(監督・絵コンテ)
- 怪盗ジョーカー(監督)
- レベッカ(「あにめたまご2020」参加作品)(監督)
- ドラえもん のび太の絵世界物語(監督)
関連項目
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