小野泰己単語

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概要

オリックス・バファローズ #130
小野泰己
基本情報
国籍	日本
出身地	福岡県北九州市
生年月日	1994年 5月30日
身長体重	186 cm 75kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	投手
プロ入り	2016年ドラフト 2位
経歴
折尾愛真高等学校富士大学阪神タイガース(2017年-2022年) オリックス・バファローズ(2023年-)
プロ野球選手テンプレート

折尾愛真高校では1年秋からベンチ入り。2年秋からエースとなり、強豪校を相手に好投を見せたことでプロのスカウトからも注目を集めた。甲子園出場経験はなし。プロ志望届を提出したが指名漏れとなった。

富士大学では2年からリーグ戦で登板。3年秋には4勝0敗、防御率0.00で最優秀防御率を獲得。5年秋は5勝0敗、防御率0.45でMVPとベストナインを獲得した。大学通算12勝1敗、防御率0.85。

2017年は開幕一軍は逃したが、5月21日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初登板初先発したが、5回途中4失点で勝敗は付かなかった。そのまま先発ローテーション入りしたが、3試合連続QSで黒星を喫するなど深刻なムエンゴに見舞われ（シーズン援護率は2.52）、8月15日の広島東洋カープ戦で球団ワースト記録となるデビューから7連敗を喫した。13試合目の先発となった8月29日のヤクルト戦で、6回無失点でようやくプロ初勝利を挙げた。最終的には15試合で2勝7敗、防御率4.09だった。

2018年はオープン戦で結果を残して開幕から先発ローテーション入りする。閉幕までほぼローテを守り、7勝7敗、防御率4.77の成績を挙げたが、5回6安打7四球1失点で白星（8月5日ヤクルト戦）など相手の拙攻やリリーフ陣の奮闘に助けられる形が多く、規定投球回数には届かなかった。与四球81、10暴投は共にリーグワーストだった。

2019年はキャンプ中に右肘を痛め二軍で迎える。6月にリリーフとして一軍昇格し、7月までに14試合に登板、5ホールドを挙げ防御率2.31と好成績を挙げた（ただし与四球率は10.03）。7月末からは先発として調整するため二軍落ちしたが、その後右肘痛を再発し、以降は一軍に戻れないままシーズンを終えた。

2020年は課題の制球難がさらに悪化し、二軍ですら22回2/3で27四球、防御率11.51と結果を残せず、一軍登板なしに終わった。

2021年は開幕一軍入り。主に点差の開いた場面でリリーフとして投げていたが、5月18日のヤクルト戦で4四球を出して4失点と炎上して二軍落ち。二軍では防御率1点台と結果を出して8月下旬に一軍復帰したが、9月7日のヤクルト戦でまた5失点を喫して二軍落ちしてシーズン終了となる。12試合で防御率7.98に終わった。オフに背番号を98に変更した。

2022年はオープン戦で好投してセットアッパー候補にも挙がったが、オープン戦最後のオリックス戦で1-0の9回裏2死三塁から登板、14球連続ボールで三者連続四球、最後はサヨナラ暴投というド派手にやらかし、「小野の14球」と揶揄される羽目となる。5試合の登板に留まり、戦力外通告を受けて12球団合同トライアウトを目指したが参加しなかった。

2023年 4月7日に支配下選手に昇格した。背番号は59。5試合の登板に終わり、10月28日に戦力外通告を受けた。12月7日に育成選手として再契約を結んだ。背番号は130。

最速157km/hのストレートを中心に、スライダー、スプリット、スローカーブを投げる。ストレートの評価は高いいっぽう、コントロールの悪さが目下の課題。

「泰己」という名前の由来は、競走馬のタイキブリザード。競馬好きの父親が名付けたらしい。