康とは、東アジアの人名である。
姓
- 康芳夫(こう) - 日本のプロデューサー
- 康僧鎧(? - ?) - 中国の曹魏のころの訳経僧
- 康有為(1858年 - 1927年) - 中国の清末民初期の思想家、政治家
- 康盤石(カン・パンソク、1892年 - 1932年) - 金日成の生母
名前
- 秋元康(やすし) - 日本の作詞家、プロデューサー
- 町田康(こう) - 日本の作家、ミュージシャン
- 明石康(やすし) - 日本の外交官
- 古川康(やすし) - 日本の官僚、政治家
- 中平康(こう、1926年 - 1978年) - 日本の映画監督
- 佐々木康(やすし、1908年 - 1993年) - 日本の映画監督
- 三重野康(やすし、1924年 - 2012年) - 日本の銀行家。第26代日本銀行総裁
- 遠藤康(やすし) - 日本のサッカー選手(ミッドフィルダー)
- 石川康(こう) - 日本のサッカー選手(ディフェンダー)
- 由木康(こう、1896年 - 1985年) - 日本の牧師
- 韋康(? - 212年?) - 中国の後漢末の官僚
- 嵆康(224年 - 262年?) - 中国の三国時代の文人。竹林の七賢の一人
- 公孫康(? - ?) - 中国の後漢末から三国時代にかけての群雄
- 陸康(126年 - 195年) - 中国の後漢末の官僚
- 孟康 - 小説「水滸伝」の登場人物。 梁山泊第七十位の好漢
諡号
その他
漢字として
- 意味
- すこやか、やすらか、安寧、空っぽの、豊かな、ほめる、楽しむ、5方向に通じる道、(糠と通じて)糠。
- 〔説文解字〕には穅の異体として「穅、或ひは省して作る」とある。穅は籾殻。〔巻三〕には「法制なり」とある。〔爾雅・釈詁〕に「樂なり」「靜なり」「安なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 庚+米の会意で米を脱穀する意とする説、庚声の形声説などがある。〔説文〕は穅の省略としているが、逆で、甲骨文、金文では康が使われており康のほうが古い。康が穅の初文。
- 音訓
- 音読みは、コウ(漢音)、訓読みは、やすらか、たび。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 康を声符とする漢字には、㝩、慷、漮、㱂、糠などがある。
- 語彙
- 康乂・康年・度世・度牒・康衢・康楽
異体字
関連項目
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