推定無罪とは、
1の概要
有罪であると確定するまではその人を無罪として扱わなければいけないという意味。
先述の通り「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」という近代法の基本原則である。
近年ではPC遠隔操作事件の片山祐輔や日産の前会長であるカルロス・ゴーン氏などにたいして使われた。
2の概要
地方検事選挙が白熱する街で、女性検事補が殺害された。検事として捜査を指揮することになったわたしには、ひとつ秘密があった。わたしと被害者は不倫関係にあったのだ。そして犯行現場からわたしの指紋が発見された…。
アメリカで弁護士をしていたスコット・トゥローが1987年に刊行した小説デビュー作。本作の大ヒットでトゥローは専業作家となり、その後も寡作ながら法廷サスペンスの分野で活躍している。日本でも1988年に文藝春秋から邦訳されると大評判を呼び、「このミステリーがすごい!」2位、「週刊文春ミステリーベスト10」1位に輝いた。
法廷サスペンスを代表する傑作として名高く、2012年のオールタイムベスト企画「東西ミステリーベスト100」では29位にランクインした。なお、2012年に文春文庫で新装版(上下巻)も出ているが、2020年現在は品切れで、新品では入手不可になっている。また、2011年には本作の20年後を描いた続編『無罪』が刊行された。
1990年にはアラン・J・パクラ監督で映画化されている。主演はハリソン・フォード。
関連動画
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関連項目
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