此方も抜かねば…無作法というもの…とは、兄上の礼儀である。
概要を書かねば…無作法というもの…
漫画『鬼滅の刃』第165話の黒死牟の台詞。無限城にて自分の子孫である時透無一郎と対峙した黒死牟は、無一郎の剣術を「良き技だ…」と評し抜刀する前に呟いた。
「此方も抜かねば…無作法というもの…」
実力差は歴然だった。黒死牟の月の呼吸の剣術に無一郎は圧倒され、瞬く間に左腕を斬り落とされてしまう。
突如出てきた謎の呼吸や、鬼殺隊最高戦力の一人霞柱である無一郎の腕が一瞬で欠損するという衝撃的なシーンは多くの読者を戦慄させた。
本来は、無一郎を剣士として評価しつつ、剣術で応えないのは「無作法」つまり相手に失礼なので「侍」としての礼を尽くそうという黒死牟の意思表示である。そして、次のページでその言葉が絶対的優位に立った上の余裕であることを読者に見せつけ、絶望感に叩き落とすための前フリでもあった。
しかし、捉え方によっては全く違う意味にも聞こえてしまう台詞である上に、この発言の際に黒死牟の目線が自身の股間を見ているようにも捉えられる絵でもあった。結果紳士的な動画や静画への賛辞としてコメントやタグで多数使用されている。て言うか、本来の意味で使われている方がほとんど無かったりする。
ただし、やり過ぎるともれなく「お労わしや 兄上」とツッコまれる。程々に留めておこう。
ちなみにその戦闘で無一郎は「抜けない…!くそっ!!抜けない!!」と発言している。肩を刀で壁ごと貫かれ壁に固定されるという絶望的な状況を脱しようとする際の台詞なのだが、兄上がネタにされたせいでついでにネタにされてしまった。かわいそうなのは抜けない
抜かないと無作法だから抜いた黒死牟と抜きたくても抜けない無一郎であった。
動画で抜かねば…無作法というもの…
釣りで抜かねば…無作法というもの…
静画で抜かねば…無作法というもの…
関連項目も書かねば…無作法というもの…
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