王たちの化身(Soul of Cinder)とは、俺らであり、お前らである。
概要
「ダークソウル3」の最終ボス。
「最初の火の炉」にて待ち受ける、焼け爛れた上級騎士鎧に身を包んだ人物。それはかつて「はじまりの火」を継いだ神の如き王たち、その化身である。
「王たち」とは、初代ダークソウルにおいて火を継いだ主人公、つまり過去作を遊んだプレイヤーたちを指す。このことから「俺たちの化身」と呼ぶプレイヤーも居る。
最初は武器を変形させながら、以下の四種類もの戦闘スタイルを使い分けて戦う。
どれも個性豊かかつ、見覚えも身に覚えもある王たちの戦闘スタイルである。
かつて火継ぎの偉業を成し遂げただけあって、どの戦闘スタイルでも王たちは強い。もちろん、無駄にゴロゴロ転がって転落死したり、盾を構えながら相手のケツを狙ったり、できもしないパリィを狙ってむなしく盾をブンブン振り回すといった、はしたない王など存在していようはずもない。また、仮面巨人や平和怒りマンのような邪悪な闇の王も残念ながらいない。
神の怒りがどう見ても無印仕様であったり、暗い木目の指輪装備中の軽快な回避動作を行ったりと、思わず苦笑いするファンサービス要素もある。
最初の王
体力ゲージを0にすると、地面に剣を突き立てて爆発を起こし、体力ゲージが満タンに回復した状態で第二形態へ移行。
更にBGMが無印のラスボス・薪の王グウィンのBGM「Gwyn, Lord of Cinder」の旋律を継承した「Soul of Cinder」へと変化。この演出に、思わず声を上げたプレイヤーもいたのではなかろうか。
以後は身に覚えのある動きはしなくなり、代わりに薪の王グウィンを思わせる戦闘スタイルへと変貌する。そう、「王たち」の中に「最初の王」が居ないはずはないのである。
これも無印ダークソウルをプレイしたプレイヤーへのファンサービスとも言うべき演出であり、やはり火継ぎの試練において避けて通ることのできない障害である。
なお、第1形態の俺ら及びお前らの方が苦手というプレイヤーも少なからず居る模様。
補遺
「王たちの化身」を倒すと、彼らの鎧である火継ぎシリーズ一式が購入可能となる。
無印の上級騎士装備然り、2のファーナム装備然り、ソウルシリーズにおけるパッケージを飾る人物が着ている鎧を見て「主人公の装備だ」と考える人が一定数居るようである。
本作においても、火継ぎのシリーズ一式を身に纏った人物がパッケージを飾っているが、王たちの化身というキャラクターの性質上、これは上級騎士やファーナム以上に紛れもない「主人公」であると言える。
性能は金属鎧としてはやや軽量の部類に入り、斬撃と炎のカット率が高め。
「王たちのソウル」入手後、ソウル練成によって彼が持つ「火継ぎの大剣」を入手可能。これは篝火に突き刺さっている螺旋剣と同じデザインで、炎属性を持つ大剣。使い心地はバスタードソードに似る。
また同じくソウル錬成によって奇跡「太陽の光の槍」も入手可能となる。かつて数多の古竜を打ち滅ぼした王の御業であり、光の槍系の最上位となる。
関連動画
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関連項目
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