百式改とは『Z-MSV』や『機動戦士ガンダム シャアの帰還』等に登場する、架空の機体である。
概要
『機動戦士Zガンダム』に登場する「百式」は機動性と運動性の限界能力を計るための実験機として作られた機体。百式改はその百式を総合的に改良した機体。
頭部には大型センサーをつけるため、大型化しており、腕部には多目的ランチャーユニットがつけられている。運動性と機能性も強化されており、背部にZガンダムのロングテール・バーニア・スタビライザーを発展させた高機動デバイスが付けられている。
百式から追加された武装はパルス・レーザー砲、ビームガトリングガン、グレネードランチャーである。
メガ・バズーカ・ランチャーは設定に記載されていない武装だが媒体によっては使用できる。
バリエーション
フルアーマー百式改
『M-MSV』に登場。百式改のフルアーマー形態。背部スラスターが大型化し、推力が向上。メガ粒子砲や炸裂ボルト、ロング・メガ・バスター等の新武装を装備した為、火力も増強された。百式や百式改と異なり重量級の機体となった。
ゲーム作品では出演頻度はMSV系の機体の中でも高く、『スーパーロボット大戦シリーズ』では『F完結編』より登場。クワトロ・バジーナの機体として登場する事が多く、また作品によっては百式改から改修される形だったり、最初からフルアーマー百式改だったりとばらつきがある。久しぶりに登場した『30』ではアクシズ落としから生き延びたシャアがクワトロと名乗り、最初から搭乗している。
『Gジェネレーション』シリーズでもギャザービート系列では他のMSV機体を差し置いて百式改共々参戦機会が多い。一方でトムクリエイト系列では参戦機会は多くなく『ジェネシス』で久しぶりに参戦した。
余談であるが、武装の一つである炸裂ボルトは公式ではどのような武装か詳細が設定されておらず、ゲーム作品では榴弾兵器と電撃兵器の二通りの解釈で描写される。
量産型百式改
『Z-MSV』に登場。エースパイロット向けに再設計、生産された百式改の量産型。頭部や肩部等の一部分以外は百式と同型の物に戻された。メガ・バズーカ・ランチャーは使用不可に。量産型なのにやっぱり黄金。
陸戦用百式改
『M-MSV』に登場。カラバがエゥーゴより提供された百式改のデータを元に大気圏内用に再設計、開発した機体。陸戦用の名の通り、宇宙では運用できない。防塵・防湿処理を施してあるので地形を選ばず運用可能。
『ギレンの野望』シリーズではこの地形を選ばず運用~がクローズアップされ、水中含めた全地上適性が優れており、下手にサブフライトシステムを活用するよりもそのまま水中を進ませる方が移動しやすく、森や砂漠も山も難無く進める、と凄まじい機体になっていた。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 1
- 0pt