脂肪酸(しぼうさん)とは、1価のカルボン酸であり、脂質の主な構成成分である。
概要
脂肪酸は脂肪の加水分解によってグリセリンと共に得られ、多くは炭素数が偶数である。ほとんどがカルボキシ基を先端とした直鎖状で、分岐のあるものはほとんど無い。
体内では脂質になり貯蓄されたり、β酸化という反応でエネルギー源になる。細胞膜の主成分であるリン脂質を構成し、プロスタグランジン類やロイコトリエン類などの生理活性物質の原料となる。
分類
- 飽和脂肪酸(炭素の二重結合を含まない、体内で合成される) - 肉や乳製品に多く含まれている。
- 不飽和脂肪酸(炭素の二重結合を含む)
α-リノレン酸 |
EPA |
DHA |
関連項目
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