遜色急行単語

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ソンショクキュウコウ
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遜色急行とは、本来急行列車に使用することを想定しない格下の車両で運行される急行列車す俗称である。対義は乗り得列車。この記事では遜色準急についても触れている。

概要

遜色急行という言葉が最初に使われたのは鉄道友の会誌『railfan1978年8月号と言われている。1960年代から70年代にかけては準急急行列車が多数設定され、それを全て賄える程急行準急車両がなかったため、それらより格下の近郊車両や一般形車両を使用した定期列車が設定された。更に繁忙期になると帰省ラッシュ時の臨時列車戦前生まれの経年や、居住性と乗り心地が劣る剛体化客、更にクロスシートですらロングシート改造まで駆り出された。

だが、それら格下の車両を充当しても料はしっかりと徴収していたので、遜色ある列車という意味でこう呼ばれるようになった。

発生の要因に以下の理由が挙げられる。

  1. 車両不足
  2. 運用の都合
  3. 単行運転できる急行車両が存在しない
  4. 特定の乗客層への絞り込み
  5. 急行車両の陳腐化、普通快速列車車両準向上

主な遜色急行・準急・特急

遜色急行か議論が分かれる列車

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遜色急行

1 ななしのよっしん
2017/06/06(火) 22:39:10 ID: UERd/LH8R9
車両自体が劣るものに変えられるんじゃなくて定席と自由席の運用変更ではあるけど…
JR四国8000系が8両全てしおかぜ運用に入る時は普段自由席4号定席になるんだけど、装で定席(1~3、8号)と設備に差が設けられてるから定を取る時コレに当たったら損した気分になるんだよなぁ。

逆にいしづち101104号の3号(101号は2号も)と2両のいしづち8号内側半分は自由席になるから、自由席利用でここに座れれば逆に乗り得になるんだけど。
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