CMJKとは、日本のテクノ・ポップスシーンで活動するミュージシャン、DJ、サウンドプロデューサーである。
概要
1967年8月21日生まれで、宮城県仙台市出身。本名は北川潤(きたがわ じゅん)。芸名はCutmaster Swiftにあやかったもので、Cut Master Jun Kitagawaを省略したもの。
高校時代に結成したバンド、Cutemenのメンバーとして活動を開始。当時は地元の仙台で活動し、19歳で上京するも「洋楽っぽすぎる」と芳しくない評価ばかり貰う日々が続いたため、自然消滅。この頃にインダストリアル/エレクトロニック・ボディーミュージックに傾倒し始めたことも有り、「バンドという形態自体がダサい!」「もっと流動的なユニットがやりたい!」と思うようになった。そこで、イギリスやヨーロッパのインダストリアル/ボディー系のグループ名を羅列してメンバーを探していた所、石野卓球に捕まる。
ちょうど、電気グルーヴ発足に向けて動いていた卓球から連絡が入り、当初はヘルプとして参加していた。正式に加入したのは若王子耳夫と高橋嵐が脱退してから。現在の芸名もこの頃に付けたもので、この名前が思いつかなかったら危うくメンバーから「ゲンゴロウマル」という芸名がつけられるところであった。電気怖い
そして、電気グルーヴのメンバーとしてメジャーデビュー。「フラッシュ・パパ」のレコーディングでマンチェスターを訪れた際、隣のスタジオで作業をしていたCANDY FLIPに衝撃を受け、「エレクトロ+メロディー」をやりたいという思いが強くなっていった。そして、人気グループの一員として楽に活動し、定期的に印税を受け取り、既成のロックバンド的プロセスを踏んでいく事に対し疑問を抱いたこともあり、卓球に脱退を相談。結果、本当に後腐れなくするために記者会見を開く。が、卓球と瀧が全裸で同席、「もうこんな奴等とはやってられません」と言い放つ。後に最初からこの流れで行う予定であったことが判明。あくまで全裸同席はCMJKが遠慮無く脱退してもらうための気遣いなのだ。事実、電気とも交流は続いており、「The Last Supper」の「カフェ・ド・鬼」にて編曲を担当している。
電気脱退後はCutemenを復活させ、元M-Ageの梶原裕司と共にCONFUSIONを結成。自身のソロ活動もゴッサムシティ、CT.SCAN、ALEX, incという変名を使うなどして行っていた。一方で楽曲提供やアレンジ、サウンドプロデュースの分野にも進出。浜崎あゆみや安良城紅(現:BENI)らの楽曲を手がけている。
アニヲタのニコ厨にはマクロスプラスの「INFORMATION HIGH」、グローバルフォース 新・戦闘国家のBGM、「スパイダーライダーズ ~オラクルの勇者たち~」第一期OPテーマをラッパーと手がけた人といえばピンと来るかもしれない。
主なサウンドプロデュース/サウンドワークス
- アンジュルム(旧:スマイレージ)
- MCU
- GOタリモ&ミニカレー
- 猿岩石
- シャロン・アップル
- Juice=Juice
- Ça va ? Ça va ?(編曲)
- SMAP
- 掌の世界(編曲)
- TOP OF THE WORLD(編曲)
- チームしゃちほこ
- 寺島拓篤
- 浜崎あゆみ
- 安良城紅(BENI)
- N'夙川BOYS
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関連項目
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