DarkForce単語

• 概要
• 原々作の秘密
• 意外と知られていない話
• ライトフォース
• たべ五郎
• びきたん
• 男子禁制のコーナー
• 期待されていた6は？
• ここはネタバレなので、反転をして読んで下さい
• Windowsで遊ぶためには？
• 関連動画
• リンク
• 関連商品
• 関連項目
• 掲示板

DarkForceとは、RPGツクールDante98で作成された、ゲームタイトルである。

概要

作者は「井上　光（男性）」

キャラクターグラフィックの特性を生かし、Dante98で初めて「顔グラフィック」を表現させることに成功し、また、独特の台詞回しなどがユーザーからの好感を得て、今でも一部のユーザーから根強く支持されている。ちなみに、顔グラフィック表現の方法は、後の多くの作品で真似されるほどにまで発展した。

＊作品一覧

DarkForce

DarkForce2・前編

DarkForce2・後編

DarkForce3・ルテナスオーブ（RPGツクールでのデジタルノベル）

DarkForce4・邪王アトロポジィカ

DarkForce5・ファンタジーランド

DarkForces・漆黒の魔王編（ファンサイトで掲載のデジタルノベル）

スピンオフ作品・夢魔伯爵エル・ランゼ（ファンサイトで掲載のデジタルノベル・未完）

原々作の秘密

ソフコンやゲーム中の開発室で、時々「ため蔵の冒険」という作品名に触れることがある。

これは没作品ではなく、DarkForce1の原型であり、5回作り直した結果がDarkForce1だと言う。

作り直し4回目までは、ため蔵が主人公だったという。（ため蔵はDarkForce2に登場）

DarkForceは1と2の二部構成の予定だったが「1が落ちたら、2を作ってもしゃーない」と思っていたところ

ソフコンから掲載の連絡があり、かなり急いで2の製作に取り掛かったこともファンサイトで述べている。

ちなみに、ため蔵の冒険は闇に葬られておらず、製作途中で放り出して1の製作に取り掛かっているので

マスターディスクはあるはずなのだが、どこに行ったかは本人も分からないらしい。

意外と知られていない話

このゲームは、現在廃刊となっているエンターブレイン（当時はアスキー）出版のソフコンという、雑誌内でのゲームコンテストで2～10号に渡り受賞し続けており、後期ではあの「コープスパーティ」とも肩を並べていた。

ライトフォース

人が持つ力を「ライトフォース」と呼び、これが高い人ほど強いと言われ、人間の平均値は100となっている。

一般の兵士で、高くて400となっているが、これでも人から見れば超人的な強さを持っているように見えるらしい。

たべ五郎

1・2・4では、ザコ敵として「たべ五郎」という、フグに似た謎の生命体が、陸地で浮きながら動き回っている。一般人でも簡単に倒せるほどに弱く（HP1）、また、毒が無いのにフグのように美味いということで、鍋や刺身に用いられることも多い・・・はずなのだが、今の井上氏の中では設定が変わっており「中身はカマボコ」らしい。

プレイヤーは戦闘で倒した後、回復アイテムとして入手できる。それ以外の特性は以下の通り。

人間の言葉で会話できる。

繁殖率が高く、乱獲しても3日で元の数に戻るため、適度に獲らないと別の意味で世界が危ない。

商人タイプがいて、仕事に精を出している奴は、倒してはいけないという暗黙のルールがある。

びきたん

4と5では、「びきたん」という半人間の蛙が登場する。一族として相当な数がいるが、正確な数は分かっていない。

たべ五郎同様、人間の言葉で会話してくるが、敵というより主人公の邪魔だけをする、おちゃらけたキャラクターである。

白米・味噌汁・海苔・生卵・漬物と、蛙にしては良いものを食べている。

男子禁制のコーナー

1～4までは、オープニングでヒロインの説明コーナーが始まっていた。

しかし、4では「そんなものに縛られる俺ではない！」と主人公まで登場し、5では完全に無くなっている。

期待されていた6は？

最初は、別ゲームの「リングオブフォーチュン」の製作が終わったら取り掛かろうと思っていたそうだが

リングオブフォーチュンの製作途中で、長期に渡る闘病生活を送ることになってしまい、結局はお流れとなった。

今更作る気もなく、小説の漆黒の魔王編が本人的に6と考えているらしい。

闘病の際、行くと言っていたはずのアスキーにも行けず終いになり、大変申し訳なく思っていたそうである。

ここはネタバレなので、反転をして読んで下さい

1・2・4をプレーされた人がよく疑問に思うのが、マスオのこと、マイオストの定義である。

1では超マジメで、ボケる場面など一切無いのに、2と4では大ボケキャラへと一変しているのだ。

だが、井上氏によると、本人は最初から大ボケキャラで、1では気取っていただけであるとのこと。

なので、マスオは最初から大ボケだったというのが正解らしい。

Windowsで遊ぶためには？

当然ながら、PC-98ｘ1シリーズ専用のRPGツクールであるため、ゲームもPC-98ｘ1でないと動かない。

そこで、Dante98 for Windowsというものが作られており、ゲーム自体は上記のファンサイトで入手できる。

ちなみに、BGMの再現度は低いので、完全な環境で遊びたいのであれば、実機を手に入れるか、どこかでPC-98ｘ1用のMS-DOSを手に入れて、PC-98ｘ1エミュレータで動作環境を用意する必要がある。

関連動画

リンク

DarkForceファンサイト（ゲームのダウンロードも可）　：　†　F A N T A S Y　　L A N D　†

ダークフォースのブログ（更新休止）　：　http://blog.goo.ne.jp/hika71650

WindowsでDante98の作品を遊ぶ　：　http://www.enterbrain.co.jp/digifami/conpark/dantewin.html

関連商品

関連項目

• RPGツクール
• Dante98
• ソフコン
• エンターブレイン