DS西村京太郎サスペンス2 新探偵シリーズ 金沢・函館・極寒の峡谷 復讐の影とは、テクモより発売されたゲームソフトである。
概要
| DS西村京太郎サスペンス2 | |
| 基本情報 | |
| ジャンル | サスペンス |
| 対応機種 | ニンテンドーDS |
| 開発元 | TECMO |
| 発売元 | TECMO |
| 発売日 | 2008年11月13日 |
| ゲームソフトテンプレート | |
2008年11月13日発売。対応ハードはニンテンドーDS。DSサスペンスシリーズの第3作目にあたり、前作「DS西村京太郎サスペンス 新探偵シリーズ 京都・熱海・絶海の孤島 殺意の罠」から約1年あけての続編となった。
前作同様、原案・監修は推理作家の西村京太郎が務める。またストーリーテラーの京太郎くんも続投である。
本作には3つの章からなる長編「復讐の影」と、前作の倍増となる全100問で構成される短編「West Village 2」(直訳すると「西村2」)が収録されている。長編は前作と打って変わって雪国が舞台となっている。短編「West Village 2」は長編を進めたり問題を解き進めたりすることで新しい問題が追加される。さらには問題を解き進めることで、推理力評価が上がったりミニゲームが追加されたりする。
あらすじ
プロローグ
助手・京明日香を連れ戻し、無事探偵事務所の再開業までこぎつけた一新。しかし数年の間閉まっていた探偵事務所が再開業したところでそううまくいくわけもなく、事務所には閑古鳥が鳴く。そんな一新たちのもとに、金沢・加賀焼の窯元「染谷窯」で起きた盗難事件の調査依頼が届く。
第一章「ひび割れた絆」
依頼を受け、金沢・染谷窯を訪れた一新たち。しかし中庭の小屋で一新は1体の撲殺死体を見つける。明日香と合流し再度小屋の中に入るも、小屋の中からは死体が忽然と姿を消していた。
死体は一体どこに消えてしまったのか、そして盗難事件との関係は?加賀焼や窯元の知識を交えながら、いくつもの謎に迫る。
第二章「凍てついた想い」
懸賞に当たった一新は、社員旅行も兼ねて函館を訪れる。現地の海鮮料理や夜景を楽しむ一新たち、そして展望台で知り合った彫刻家・岡友里恵から、彼女の手掛けた雪像が展示されている温泉スパへの招待状を譲り受ける。旅の疲れを癒やすべく、意気揚々と男湯に入ろうとする一新だが、そこで見つけたのは1人の女性の刺殺体だった。
数々の状況証拠から女性と同行していたイベント会社社長が怪しいことを突き止めた一新たちだが、その社長もまたスパ駐車場の車内で刺殺されていた。一連の殺人事件の犯人は一体誰なのか?そして行く先々で見かける謎の青年の正体とは?
第三章「鳴り止まぬ鎮魂歌」
明日香が休暇届を出していたことで、事務所で暇を持て余していた一新。しかし彼のもとに明日香から「たすけて さめじまやしき」とのメールが届く。不審に思った一新は明日香の無事を確かめるべく、鮫島屋敷を訪れる。
鮫島から「脅迫犯を突き止めて欲しい」という依頼を受けた一新は調査を開始。そんな中、屋敷の裏の崖から男性の転落死体と、気絶した明日香を発見する。明日香の管理不足を柳沢から咎められる一新。そんな一新はなかば挑発に乗るような形で、柳沢との推理競争に挑んでいくのであった。
主な登場人物
- 新 一新(あらた いっしん)
- 前編に引き続き、本作の主人公。プレイヤーは彼を操作して謎を解き進めていく。
- 亡き父の探偵事務所を引き継ぐも、なかなか前途多難な様子。
- 京 明日香(きょう あすか)
- 本作のヒロイン兼助手。前編では旅館の仲居を務めていたが、一新の懸命な説得もあり探偵業に復職する。
- 本編では一新に的確なアドバイスを送り、彼をサポートする。
- 県 誠之助(あがた せいのすけ)
- 元刑事。一新の父親・賢新と旧知の仲であったことから、息子である一新の世話もよく焼いてくれる。
- 元刑事のコネを活かし、一新たちに事件や被疑者の情報を提供する。
- 柳沢 照彦(やなぎさわ てるひこ)
- 本作が初登場。アメリカ・ロサンゼルスで事務所を開く凄腕探偵で、一新のライバルのような立ち位置。
- 明日香とは過去に何かあったらしく、そのことを巡り一新と度々対立する。
- 監修の西村京太郎によると、彼のモデルは江戸時代の大名・柳沢吉保らしい。
関連動画
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関連項目
外部リンク
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