DUKE NUKEM FOREVERとは、2K GAMESから発売された永遠だったFPSである。
開発は3DREALMS(~2009年5月6日)、Gearbox Software(2010年~)。
概要 ~本当に完成するの?~
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション |
開発元 | 3DREALMS Gearbox Software |
販売元 | 2K |
機種 | Windows macOS |
発売日 | 2011年6月15日 |
価格 (税別) |
¥ 1,980 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
現在でこそ発売され、一般に購入も可能であるDUKE NUKEM FOREVERであるが、その発売までには様々な出来事があった。 ここにそれを記す。
1997年4月に公式にアナウンスされたDUKE NUKEM FOREVERは、10年以上経った、この記事が作られた当初にも発売されていなかった。
ある意味PCゲームのレジェンドである。DUKE NUKEM 3Dの流れを汲んだFPSでPCゲーマーに夢を与えるはず……たぶん。
まさか10年越しに開発凍結は無いだろうな?
S.T.A.L.K.E.R.の延期よりもかなりガッツが入っているのはDUKE NUKEM FOREVERだからか?
略称であるDNFはDo Not Finishとも呼ばれる状態になり、この話が出る度に散々ネタにされていた。
開発当初はQUAKEⅡエンジンを使用していたが、途中でUnrealエンジンに転換。
でもって開発中止したり再開したりと迷走状態。3DREALMSはニートになってしまったのか心配で(ry
米WIRED誌が毎年、話題ばかりで発売されない製品の一覧を作り表彰(?)する「ベーパーウェア賞」では、2000年〜2002年まで毎回入賞したあげく、2003年にはこいつにずっと居座られると他の製品の場所がなくなるという理由でわざわざDNFのために創設された「ベーパーウェア特別功労賞」を受賞させられ賞から引退。しかしファン(?)の声により2005年には一覧に復活し、2008年までトップを独走した。
…と思ったら2009年5月6日についに3DREALMS社が倒産してしまった。これで開発は暗礁に乗りあげてしまう。
長く続いたDNFへの道のりは途絶えてしまったかに思われたが、2010年9月3日にGearbox Softwareが開発を引き継ぐ事を発表。ちなみに発売は2K GAMES。もちろんこれによりWIREDの2010年ベーパーウェア賞も受賞した。
そして発表から約14年後の2011年1月、
最新トレイラー公開と共に北米での発売日が2011年5月3日6月10日に決定した。
(トレイラー公開後更にもう一度発売日を伸ばしている。)
果たして本当に発売するのか?というかそもそも完成しているのか?
14年待たされたファンにとっていろんな意味で期待の作品である。
さすがDUKE NUKEM FOREVERだぜ!
そして、6月10日、ついに発売した…!
その後
上記のように度重なる延期の末、無事発売されたDNFだが、評価の方はというと海外レビューではかなり厳しい意見が見受けられており、要約すると「これが5年前、もっと早くて12年前に出ていれば評価できた」と言われている。
ゲームの内容は現在の進化したFPSと比べると凡作、言い方を悪くすれば時代遅れ。それを含めてHDDですらロードが異様なまでに長く、武器が2つしか持てないというゲーム性の悪さ、そして広大なマップの割にはノーヒントであると問題点が数多く見受けられ、様々なレビューを集積しているサイト「metacritic」でのメタスコアはPC版・PS3版・xbox360版でどの機種も100点中の平均50点という長い開発期間の割にはかなり厳しい評価を受けている。
一部の問題点はパッチで修正されているものの、 ゲームの完成度としては前途の通りやはり凡作。期待外れのゲームと判定されたのか、Steamでは発売からわずか4ヶ月足らずで販売価格の$59.99から14.99$に値下げ、更にその時に開催されたセールで$7.49まで値下げされ、2011年12月にはセール価格ではあったものの、最安値で$3.74を記録するなど、販売価格が文字通りFOREVERとなってしまった。2013年現在は通常価格$14.99で販売中。
一方国内ではデューク役として立木文彦氏を起用した吹き替え版である日本版が2011年8月に発売される予定だったのだが、突如の発売延期で2012年3月に延期。延期の際に価格が7,140円から5,980円に変更されたものの、この時点でSteamの価格は前途の通り暴落していた。
2012年3月29日に発売されたまではいいものの、発売前にまさかのオンラインサーバーの隔離の告知や、DLCはおろか修正パッチも配布されず、海外版よりも更にFOREVERな内容となっており、このソフトを買ったプレイヤーがレポートをまとめクソゲーオブザイヤーのスレに投下。これが話題となり、この作品は見事クソゲーオブザイヤー2012の次点入りを果たした。クソゲーオブザイヤーwikiのまとめ記事はこちらから。
某海外レビューサイトでは0点を付けていたが、あながち間違って無かったのかもしれない。
トレイラー ~技術が進歩してもいつ出るのかと(ry~
そして最新のトレイラーがこちら。モザイクがかかっているものの幾つか下ネタが入っているので閲覧注意。
関連商品
左上:XBOX360版、右上:プレイステーション3版、左下:PC版
関連項目 ~永遠を体現するこのタイトルに繋がるキーワード~
いいことを思いついた ~えーっ!? Gearbox Softwareへですかァ?~
お前、Gearbox Softwareに就職しろ
男は度胸!
何でもやってみるのさ
きっとレジェンドになれるぜ
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