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FlMMLとは、Web上で動作するMMLMusic Macro Language)のライブラリの一種である。原開発者はおー(tekisuke)氏。

このニコニコ大百科にある「ピコカキコ」での利用が特に知られる。

オープンソースプロジェクトであり、多数の開発者によって機が拡されているほか、Webサイトなどで利用されたり、多くのソフトウェアが作られている。


本記事ではライブラリ自体を説明するが、諸コマンド等の仕様に関してはニコニコ大百科:ピコカキコヘルプが詳しいので参照されたい。

概要

専用の記法に則って文字列を打ち込み再生コマンドを押すと、音に変換されて再生できるという「MML」をWebブラウザに実現するライブラリである。MMLには非常に多くの方言が存在するが、FlMMLも独自の記法を用いるので、他のエンジンとの互換性はない。

Action Script 3.0、いわゆるFlashで展開されたライブラリであり、名前の「Fl」はこのことに由来する。大文字「I」ではなく、小文字の「l」である。Web上での使用が出来るMMLというしさから、幾つかのWebサービスに組み込まれ、定着した。

元々は、サウンドリアルタイム生成するというデモとして、おー氏のブログ上で2007年5月頃に開されたのが初出であった。同9月MML実装となると、それを当時のはてなダイアリーはてなグループ実装したことにより、一躍知られることとなる。

こうして広がったことで、デモに留まることなく、例えば初音ミク話題となれば、それに対抗してフォルマントで擬似的な音実装するなどの持続的な機充実がはかられた。

2008年9月ニコニコ大百科ピコカキコとして実装されると、コミッターとしてarche氏やOffGao氏などの開発者が参加。矩形波やサイン波などの基本音色に加え、波形メモリ音源や各種ノイズFM音源などといった、Chiptuneに強いさまざまな音色や機が充実することとなった。

当初ソースコードブログ上で開されており、その後CodeReposに、2011年からはCodePlexに移行。CodePlex以降は移転を行なっておらず、サイトの終了に伴ってオリジナルのリポジトリは消滅した。

また、ライブラリとしての更新自体も2011年ごろを最後に終了しており、以降は有志によって不具合の修正などが行われているのみである。

ドキュメントとしてはCodePlexのWiki(Wayback Machine)exit、本サイトの「ニコニコ大百科:ピコカキコヘルプ」などが有力である。

FlMML on HTML5

2015年からAg氏により開発されているのが「FlMML on HTML5exit」というHTML5への移植ライブラリである。これにより、Flashを用いないHTML5単一の環境でもFlMMLを同等に発音することが可となっている。

Flashサポート終了に伴い、2025年現在ではFlMMLの組み込みにこのライブラリが用いられている。ピコカキコ2018年より本ライブラリに移行を了した。

特徴

採用サービス

Webサイト

アプリ

ソフト

ピコカキコ製作に役立つツール一覧を参照。

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