SCP-001(SCP-001-JP)とは、SCP財団の初心者殺しである。オブジェクト名(?)は「機密解除待ち[アクセス禁止]」。
※SCP財団の世界観ぶち壊しのメタ記事なので、閲覧の際はご留意お願いします。
SCPとはなんのこっちゃという方は→SCP Foundation ![]()
概要
| SCP-001 SCP-001-JP |
|
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | いろいろ |
| 収容場所 | いろいろ |
| 著者 | いろんな人 |
| 作成日 | バラバラ |
| タグ | 001提言 |
| リンク | SCP-001![]() SCP-001(日本支部) ![]() SCP-001-JP
|
| SCPテンプレート | |
SCP財団に登録されている、SCPオブジェクト(財団が保護しなければならない異常な物品・現象)の栄えある一番最初のナンバー。
オブジェクトクラスはないとも言えるし、複数あるとも言える。詳しくは以下の説明から。
「SCP-001=初心者殺し」の所以
「SCPかー、面白そうだな!」と思ってとりあえずSCP-001から見る人は多い。
だが、ひとたびページを見てみると
※以上の箇条書きのかぎ括弧内の言葉は「SCP-001
」から引用
…といった、初見ではまるで意味がわからん怪しさ全開のページになっている。ぱっと見だと「謎の模様の絵がSCP-001?」と思ってしまうかもしれない。
- 読解に複数のSCPオブジェクトについての知識が必要な報告書
(「ゲートガーディアン」
「過去と未来」
) - クラスがSafeでもEuclidでもKeterでもない超例外オブジェクトの報告書
(「螺旋の小道」
「神の盲点」
) - さらに複数の報告書に分かれる
(「ウロボロス」
) - 財団の報告書じゃない
(「プロトタイプ」
「財団」
) - 報告書ですらない
(「ファクトリー」
)
…などなど、こちらも非常に難解である(中には「うつくしい世界へ」
など、シンプルなものもあるが)。
その難解さは数々の財団職員が「最初に001から読んではいけない」と言われるほどである(後述)。
なぜこうなってしまったのか?
SCP-001はその番号が一番最初であることから、「財団の創設の経緯」「SCPオブジェクト群の誕生の秘密」など、SCP財団の根幹にかかわる特別なものが求められた。その上、多くの人が特別な番号である001を書きたがった。その結果、メタ的に言えば
「じゃあ複数の報告書を「提言」として載せておいて、「情報漏洩防止のために本物とダミーが混ざってる」っていう設定にしよう。ついでに世界観の根幹に触れる部分だから、許可された人以外見れない(という設定にする)ように、無許可で見ようとする人を抹殺する「ミーム殺害エージェント(という名前の、実際は無害なフラクタルの画像)」を置いておこう」
…ということになり、ミーム殺害エージェントと難解な報告書が複数束ねられた現在の形になった。
オブジェクトクラスは「親ページの『SCP-001』
については」設定されていない。複数の「提言」をまとめた一覧にすぎないからだ。その代わり、子ページである「提言」にはオブジェクトクラスがそれぞれに設定されている。冒頭で述べた「オブジェクトクラスはないとも言えるし、複数あるとも言える」というのはこのような意味である。
実際どの提言がダミーでどれが本物なのかは明言されていない。ただ、SCP-001のうちの1つの提言をベースにして別のSCPが作られることもある。しかし、すべての提言が存在するとすれば矛盾が生じるため、やはりダミーが混ざっているとした方が自然である。
ちなみに支部(各言語版サイト)にもSCP-001的なものが置かれている場合が多い。例えば日本支部には「SCP-001-JP
」が設置されており、内容も英語版と似たものになっている。
日本支部や中国支部のようにその支部での成り立ちとしてSCP-001が扱われたり、ロシア支部では1001番からのスタートのためSCP-001そのものが存在しないなど支部ごとに特色が異なる。ジョークSCPの扱いだがサメ殴りセンターの001(SPC-001)なんてのもある。
SCP初心者の方へ
長々と書いたが、簡潔に述べると、SCP-001は読むのにSCP財団の深い知識が必要な報告書をまとめたものなので、最初に読むのはおすすめしない。
一つ覚えておいてほしいのが、「SCP-001を最初に読まないほうがいい」ということです。
ナンバーが若いから最初に読もうとして、あまりの難解さにSCPを読むのをやめたという人は意外と多いと聞きます。読めばわかりますが、001の記事は複数あります。詳細な説明は省きますが、001に当たる記事は「他の全ての怪異の元凶」や「財団の隠された起源」についての記事であることが多く、小説で言えば最終章みたいなものです。
なので、SCP-001を読むのは他のSCPをある程度読破してからにしましょう。
最初はSCP-173やSCP-087など、評価の高い順の英語版の報告書
の3桁の番号のSCPから読み始めてみるのがおすすめ。シンプルにまとまっており、解説なしで読めるものが多い。「殿堂入りコレクション
」のページにもそれらの一部が一覧で掲載されている。
一方で、SCP-001には非常に凝った読み応えのある記事が多いので、長くて難しい文章のSCPに慣れてきたら読み返してみるとよいだろう。
関連動画
関連静画
関連リンク
関連項目
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