滝上町(たきのうえちょう)とは、オホーツク総合振興局管内の町(地方公共団体)である。紋別郡に属する。
概要
| 滝上町(2024年10月1日現在) | |
|---|---|
| 面積 | 約766.89km2 |
| 人口 | 2,154人 |
| 町の花 | 芝ざくら |
| 町の木 | さくら |
| 隣接 市町村 |
オホーツク総合振興局 紋別市 紋別郡:遠軽町、興部町、西興部村 上川総合振興局 士別市 上川郡(石狩):上川町 上川郡(天塩):下川町 |
紋別市の山手側にある、緑豊かな町。中心街は渚滑川とその支流のサクルー川との合流地点付近に形成されている。街中にいながらにして渓谷美を楽しめるこれらの川にはちょっとした滝もあり、これが町名の由来になっている。
内陸の町らしく寒暖差が激しい気候であり、夏はクソ暑い反面、冬はクソ寒い。
「童話村」をテーマにした街づくりを推し進めている。童話村といっても、既存の童話作品をテーマにするとか、童話作品を蒐集した施設を造るというわけではなく、あくまでも童話の中に出てくるような街を目指していこう、という趣旨のもののようである。このテーマを反映してか、ホテルや道の駅など一部施設はお城のような外観になっている。
日本最大級の規模を誇る滝上公園の芝桜群生地が有名で、芝桜のシーズンは観光客で賑わう。また和ハッカの産地としても知られており、国産和ハッカの大半がここ滝上で生産される。
交通
道路
国道
道の駅
- 道の駅 香りの里たきのうえ
鉄道
かつて滝上町と紋別市とを結ぶ国鉄渚滑線が通っていた。滝上町からさらに上川町方面へ延伸する計画もあったが、先に石北線(現:石北本線)が建設されたことで延伸計画はなかったこと扱いされた挙句、1985年に全線廃止された。渚滑線の廃止後は、北紋バスがこの地域の輸送を担っている。
名所とか
| ▲芝ざくら滝上公園 |
- 芝ざくら滝上公園
- 中心街にほど近い丘の斜面に広がる公園。その名の通り芝桜の名所として知られており、5月上旬~6月上旬にかけてピンク色の芝桜の絨毯が丘を彩る。丘の上からは北見山地の山々も見え、冠雪した山と鮮やかな芝桜のコントラストが美しい。丘の斜面に咲く芝桜は、中心街からでもよく見える。
元々この地は桜の名所であったが、洞爺丸台風などによって桜の木が壊滅的な被害を受け、代わりに植えたのが芝桜であった。その規模は年ごとに大きくなり、今や日本最大級の芝桜群生地として有名になっている。 - 香りの里ハーブガーデン
- ハーブを中心とした庭園。丘の上に建っているフレグランスハウスでは、ハーブを使用した軽食やハーブティーを頂くことができる。
- 錦仙峡
- 渚滑川によって作り出された渓谷。街中にいながらにして渓谷の風景を楽しめ、紅葉の名所としても有名。
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関連項目
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