いーちゃん 単語

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ザレゴトヅカイ

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「戯言だけどね」

いーちゃんとは、西尾維新小説クビキリサイクル』を初めとした「戯言シリーズ」の主人公である。本名不明。

OVAでの声優梶裕貴

概要

一人称は「ぼく」、呼び名は「いーちゃん」。男。19歳大学生血液型AB型Rhマイナス神戸出身で現在アパート董品の様なアパート)にて一人暮らしトレードマークは二重丸。
呼び名は《戯言遣い》《欠陥製品》《為式》など。本シリーズり部も務める。

現在京都市内にある鹿鳴館大学に通っているが、その前はテキサス州ヒューストンに存在する頭集団「ER3」に置ける留学制度「ERプログラム」に参加していた。が、そこでは落ちこぼれており、更に友であったの死をきっかけとして、10年過程のプログラムを5年で中退している。

家族本編で登場しておらず、一存在が確認されている実妹は、幼い頃に機関に攫われ、その後遭遇した飛行機事故によって既に死亡している。中学二年生の時に出会った玖渚友とは友のようであり、依存であり、の敵であり、一言では言い表せない関係を築いている。哀川潤に対しては彼と全くの逆の存在であるがゆえか、エラく慕い憧れている存在となっている。零崎人識とは「一体ではない表裏」とされる。

利き手は両利き(左の方が強い)だが、正常な利き腕を判断出来ない事から左右の判断が苦手である。免許AT限定のみ所持してるが「免許でよければ何でも運転出来る」。過去に急性アルコール中毒になって以来飲んでおらず、下戸状態。身長は結構低いらしく、155cm前後の葵井巫女子から「私とあまり変わらないに」と言われている。何故か異常女装可愛い

年上のお姉さんにはかなり惚れっぽい。そして年下キラー。半面、男に対しては底してドライである。メイドさんに異様に執着心を見せ、時折キャラ崩壊している。こだわりがあるのかヴィンテージベスパの事を「ラッタッタ」と呼ぶと怒る。マジモードで切れる。

初期の頃は、命など惜しくもない、生きていても仕方がないと思い続けていたいーちゃん。それが過去に起こった出来事と、彼自身がしてきた行為に対する贖罪の意味することは、いーちゃんの独白によって想像することが出来る。そのせいではないだろうが、彼は生命を脅かされるような危機的状況でも、思い切って飛び込んでしまうようなさがある。そんなときの彼の心情は、初めのころはたいてい「死んでもいい」だったのだ。

いーちゃんに対して玖渚友は「本当は、いい人。本当は優しい人。言葉にしたらすっげー陳腐でありふれてるけど、うん、まぁ、正にそれだよ、そのフレーズだよ」と述べている。

また哀川潤には「おまえ自身(そのもの)は個性でとも似てないけれど、欠けている部分が余りにも多すぎる」と述べられている。

萩原子萩は「一般的な言葉を使えば事故頻発性体質並びに優秀変質者誘引体質といったところでしょうか」といーちゃんの事を言い表わしている。

実は彼、元々主人公となるはずだった玖渚友の助手程度の役割だったはずなのだが、1作の時点で立ち位置が逆転してしまったという経緯がある。

一般人から見た戯言遣い

戯言シリーズはいーちゃんの視点で進む為、読者には気づかれにくいが、ネガティブでダーティで強中二病である彼は、更に底してそれがこじれている。

その為、健常な一般人が彼と出会ったときの第一印は「死んだ人間みたいなをした人間」「どろどろに煮詰めた汁のような瞳」「(いーちゃんと)出会った事が理不尽」「一異常者と解る」「生気も精気もない人形を繰り抜いたような人間」「人間と石ころの区別がついていない」とまで"一で認識された"。正確にはその出会った人物が第一印を"理矢理そう認識させられた"程の異常者であった。
ある殺人事件の容疑者になったとき、警察は直感で「こいつはやってない」と確信したが、それは「こいつがやるなら単純な殺人事件などちっぽけなものではなく、大量殺人差別連続殺人の方だ」と思われたからである。

「命はとても大切だ」という標に対して『うん、その辺のゴミと同じくらい大切だと思う』と真顔で答えられるタイプ。なのに人殺しの事を底的に軽蔑し、嫌悪し、見下し、一切の容赦なく切り離す精性の持ちもうわけがわからないよ…。   

※簡単にいえば、他人に対する評価が高く、自分に対する評価が低いというキャラクターである。

呼び名 

上述したように本名が明かされていない彼には多くの呼び名が存在する。

《戯言遣い》《欠陥製品》《人類最弱》《狂犬病》《為式》《切腹マゾ》などのあだ名や、「いーちゃん」「いーたん」「いっくん」等の呼び名など非常に多数。

この内《戯言遣い》は最も知られた名前シリーズ冠名にもなっている。
また、《為式》も先に説明した彼の人柄、というかヤバイ一面を最も端的に表した名前であり、《なるようにならない最悪》ともう。意味は「事故頻発性体質並びに優秀変質者誘引体質」。自分では何もしないのに周囲が勝手に狂いだす。闇の為にのみ絶の為にのみ存在し、存在するだけで迷惑な絶対方程式
このは本シリーズ黒幕とも呼べる戯言遣いの「敵」にすら通用していた。

具体的にこの《為式》が、一般人の内にあって最も効果を発揮しているのがシリーズ2作の『クビシメロマンチスト』である。
彼が大学で出会った、高校時代から一緒だったという普通仲良しグループが、彼と出会い少ししくなった結果どういう末路を辿ったかは、是非本を読んで確認して頂きたい。

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