すべての敵将の撃破とは、無情な宣告である。
シミュレーションゲームの勝利条件でよく見かける「特定の敵の撃破」に類するもの。
要するに敵の中心を担っている将を全て倒せということである。
とはいえ「全ての」ということからわかるように、対象は複数存在している。
そのため将の数にもよるが、雑兵を無視して対象だけ撃破してクリアというのは中々難しく、結果的に雑兵含めて殆ど倒すことになる場合が多い。
中には倒したくない敵キャラクターがいるケースもあり、精神的な意味合いでも苦戦を強いられることもある。
本作においても勝利条件の1つとしてこのパターンが存在する。
・・・のだが、第二部においてはプレイヤーによってはかなり苦痛な条件となっている。
このゲームは第一部で修道院の教師として3つあるクラスの1つを担当し、第二部で選んだクラスの生徒達と共に巻き起こった戦乱を生き延びていく・・・という流れになっているのだが、
その第二部に出てくる「敵将」とは、第一部にて交流した他クラスの生徒達のことを指す場合が多いからである。
つまり、この条件のステージでは出てくる生徒を全て倒さなくてはならないということになる。
そして倒された生徒は(一部例外はあるものの)軒並み死亡するため、実質的な皆殺し命令となっている。
自クラス以外の生徒のことをあまり知らない1周目ならまだともかく、2周目、3周目となると過去のプレイで大いに頼りになった生徒達を手にかけなくてはいけなくなるので、精神的ダメージも倍増である。
どうしても死なせたくない生徒がいる場合は頑張ってスカウトしておこう。
スカウトできない生徒は・・・覚悟を決めろ。
なお、数は少ないものの生徒達が登場するステージでも上記の勝利条件でない場合がある。
例としては帝国ルートの最終ステージがあり、ここにはアネット、アッシュなどの青獅子クラスの生徒達が登場するが、ラスボスである「白きもの」さえ倒せばステージクリアとなるため、上手くやれば彼等を生存させることも可能である(もちろん展開に差は無いが)。
余裕がある場合はやってみてもいいだろう。
掲示板
59 ななしのよっしん
2024/10/30(水) 14:49:31 ID: IyYD21p/bO
60 ななしのよっしん
2024/10/30(水) 14:51:12 ID: 5L8h69hJ7r
>>58
「自分のクラス以外のクラスの奴らとも仲良くするのが当然」という価値観で生きてきたプレイヤーもいれば、「身内以外は全部他人だから仲良くする必要はない」という価値観で生きてきたプレイヤーもいるわけで
そこら辺の価値観の違いで見え方も変わってくるだろう
前者のタイプで、風花プレイ時もその価値観を持ち込む人からすれば、他学級の生徒を自ら殺したり、自学級の生徒に他学級のを殺させたりといったことに罪悪感を覚え、完走してもハッピーエンドとは思えないというのも自然ではある
金鹿選択して皇帝殺害まで進めたVtuber(女性)が皇帝の最期の言葉を聞いて号泣してたが、彼女はそういうタイプだったのだろうな
61 ななしのよっしん
2024/10/30(水) 16:53:02 ID: zpkGQ7VlhH
そういうもんだと知っててプレイする人ならいいだろうが、ネタバレしたくないとあまり情報入れないでやった場合はキツいだろうな。
最初から「敵」として心理描写が入る分には良いだろうが、最初の時点ではそこまで分かってないとしたら、選んでないところもそれなりに思い入れなどがあった場合は一周目でシンドイ事になるし。
二周目三周目だって>>53がいう程は割り切れるもんじゃない。物語を隅々まで見たい、けどそのためには前の周で思い入れが生まれた連中を敵に回して倒していかなければならない、そのジレンマに苦しむ人はいると思う。いっそ一周目でもうやりたくないからこの作品は売るか封印する、と割り切れるなら楽にもなるんだろうが。
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最終更新:2025/12/07(日) 07:00
最終更新:2025/12/07(日) 07:00
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