オレは「アポロ11号」なんだァーーーッ 単語

オレハアポロジュウイチゴウナンダァーーーッ

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オレは「アポロ11号」なんだァーーーッとは、自分は「アポロ11号」だという事である。

概要

漫画ジョジョの奇妙な冒険Part6ストーンオーシャンに登場する、リキエル台詞

DIO息子として生まれ、DIOと一体化したエンリコ・プッチ神父に引き付けられてフロリダ州オーランドの地に行き付いたリキエル。彼は「天国へ行く方法」の完成を待つプッチ神父を守る使命を与えられ、プッチを追ってきた空条徐倫らの前に敵として立ちはだかるが、精的なパニック障害によって自分のスタンドコントロールできない状態に陥っていた。

リキエルスタンドスカイハイ」は未確認生物ロッズ(別名:スカイフィッシュ)」を操るで、「ロッズ」たちは眼で追いきれないスピードで飛行し、他の温血動物に触れることなく『体温』を奪って自らの生体エネルギーにして活動する生態を持つ。そして集中的に『体温』を奪われた生物はその部分が病気となり、まぶたから奪えば自分の意志に関係なくを閉じたり、腎臓から奪えば腎機ダメージを与え血尿が出るなどの攻撃が出来るのだが…。リキエル生きる希望もなくスタンドだけが発現していた16歳当時と同じく、自分自身がロッズから体温を奪われてダメージを受けていた。

しかし、精的なパニックが解けた間、リキエルは再びロッズを意のままに操る事が出来るようになった。落ち着きを取り戻したリキエルは、アポロ11号ニール・アームストロング偉業についてこうる。

1969年7月
アポロ11号アームストロングが人類初めて面に立った歴史的事件…
オレは今まで それのどこが偉いのかさっぱりわからなかった

なぜならロケットってのは科学者とか技術者が飛ばすものだろう?
サルだって行けるわけだからな

だがオレあそこにいる「ロッズ」たちを初めて見れたとき……
その意味がわかったんだ……

面に立ったのは人間「精なんだってなッ!
人間は あの時地球えて成長したんだッ!

価値のあるものは「精の成長」なんだッ!

それまでは面に立った宇宙飛行士が偉業を成し遂げたと思えなかったリキエルは、精的な成長により自分が歴史上はじめて未確認生物である「ロッズ」を認識できたように、その意味を人間「精の成長」であると解釈。それまでは生きる的すらなかったリキエルは、プッチ神父に出会い導かれることで未熟な精から来る息苦しさから解放され、誇り高き「精の成長」を遂げる事になった。

そしてリキエル徐倫を始末するため、病気にさせて動きを封じてから即死を狙える幹」の体温をロッズで奪おうとするが、徐倫は自身のスタンドストーン・フリー」の糸に火をつける事で、自分の体に火をい、体温を奪わせないようにするという凄みある精リキエルを逆に追い詰める。

リキエルは絶対的に追い詰められるが、アポロ11号の精のように徐倫の精を上回ってみせようと自分が乗って来たバイクガソリンを浴び、徐倫が火を浴びたように自らも火を浴びる事で自分の体験でロッズで体温を奪える弱点を探したのである。

そうはさせまいとストーン・フリーパンチを繰り出すが、攻撃したはずのリキエルの像が砕けて見え、リキエル自由行動させてしまっている。リキエルは自分の火の中の体験で、呼吸するために開けている「口の中」が弱点と見破り、息とともに入り込んだロッズが神経に関係する視床下部から体温を奪い「飛症」にさせて、それを残像が消えないように発展しいつまでもに見えるリキエルの姿が残像となっている事で攻撃を回避しているのだ。

徐倫の体に放った火が焼け死ぬ限界まで来たとき、リキエルは自分の勝利と精的成長を確信する。

勝利者』オレッ!

おまえらになんかじゃあないッ
オレは自分の心に勝ったんだ!

もうパニックの症状が出たりはしない…
オレは自分の人生を取り戻すッ

オレは「アポロ11号」なんだァーーーッ

の成長で感極まり、自分の心がアポロ11号になったと叫ぶリキエル。もはや精的に弱くパニックを起こすリキエルではなくなったのだ。

『オレは「アポロ11号」なんだァーーーッ』セリフだけ抜き出して見ると、意味不明電波でも受け取ったかのようなセリフに聞こえるが、本編を通して読んでみれば、生まれついての不幸から精的成長を遂げて全脱却を果たした熱きセリフである。

本編中には3人のDIO息子(ジョルノ・ジョバァーナを含めれば4人)が登場するが、それぞれ「ウンガロダリオ・ブランドーの隔世遺伝」「ドナテロ・ヴェルサスディオ・ブランドーの悪の遺伝」が摘される中、リキエルはその精的成長からDIOが奪ったジョナサン・ジョースター体からの遺伝が摘されており、リキエルに精的成長を果たしてくれる人間正義の心を持つ人であったなら、徐倫と敵対せず味方になってくれたかもしれないと読者からは想像されている。

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