キラー・トマトとは、遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
キラー・トマト/Mystic Tomato
効果モンスター
☆4/闇属性/植物族/攻1400/守1100
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、自分のデッキから攻撃力1500以下の闇属性モンスター1体を自分フィールド上に表側攻撃表示で特殊召喚することができる。
デッキから後続を呼べるカード。もちろんこのカード自身も対象なので、相手のラッシュに壁を確保しつづけることができる。闇属性は種類が多く、攻撃力1500以下のモンスターの種類も非常に多いため強力なカードである。かつてはクリッターや黒き森のウィッチ、魔導サイエンティストといった強力な効果を持つカードもこれで呼べたが、今は殆どが禁止カードなので公式戦では見られなくなった。また召喚僧サモンプリーストもこのカードで呼ぶことができる。(ちなみに、2017年5月までにクリッター、黒き森のウィッチはエラッタされたうえで使用可能となっている。)
デッキからモンスターを召喚することを遊戯王では俗にリクルートと言い、そういう能力を持つモンスターをリクルーターと呼ぶ。2000年発売のパック「Pharaoh's Servant -ファラオのしもべ-」で共に登場したUFOタートル、巨大ネズミなどとともに、このキラー・トマトはそのリクルーターの元祖と呼べる存在である。攻撃力1400というステータスは戦闘破壊をトリガーとするリクルーターの定番となっている。
上記の戦闘破壊をトリガーとするもの以外にもリクルート能力のあるカードは多数存在し、2015年2月時点で100枚以上ある。なお、リクルート・リクルーターのどちらも公式用語ではない。
名前とイラストの元になったのは「アタック・オブ・ザ・キラートマト」という映画だと言われている。これについては該当項を参照。
上記の映画のトマトとかなり良く似ているためか、あるいはハロウィンのカボチャに見えるという宗教的理由なのかは定かではないが、海外ではかなりおぞましいデザインに変更されてしまっている。あまりにインパクトのあるデザインのせいか逆に一部ではカルト的な人気があるとか…。
原作・アニメでの登場は初代で奇術師パンドラが召喚(アニメ版のみ)。黒魔族復活の棺の生け贄にされて効果を発動する事はなかった。
榊遊矢の髪型がトマトっぽいということで俗に彼の事を指して「トマト」と呼ぶが、後に登場したダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンをエクシーズ召喚した時の闇堕ちした彼のことを「キラー・トマト」と呼んだりする。
左が英語版で右が日本版。イラストが英語版の方が遥かに凶悪な顔をしているが、これは日本版がハロウィンのカボチャを想起させるため宗教上の理由で差し替えられたと言われている。
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最終更新:2024/04/25(木) 21:00
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