クランシェ(形式番号:RGE-G2100)とは、アニメ「機動戦士ガンダムAGE」に登場するモビルスーツである。
キオ編にて登場した地球連邦軍の主力量産型モビルスーツ。ガンダムAGEの連邦軍量産機の中で後期に開発された機体である。
ガンダムAGE-2のデータやノウハウが注ぎ込まれた機体であり、AGE-2同様飛行形態へと変形することが可能である上、性能もAGE-2並に高いと思われる。
変形機構のない機体よりも航続距離や機動力に優れることなどから、地上の主力は旧型のアデルマークⅡに任せ、本機は大気圏内での主力を占めている。
本機に使用されるパーツはドッズライフルやシールドをはじめ変形を前提としたものが多く、他機種に使いまわしが効かず汎用性に難がある。そのため、アデルマークⅡよりも小規模な生産数となっている。
また、ウェア換装を施されたクランシェが登場していないが、換装機能そのものがオミットされているためである。そのため、換装込みでの柔軟な戦場適応性、汎用性という点ではアデルに一歩劣るものの、高機動で戦闘可能な本機は大戦後期にはなくてはならない要素だったという。
ウェアシステムのオミットについては、連邦軍がウェアシステムに対して『無駄にウェアを量産せずに、装備やウェアの機能そのものを機体全体に組み込んだバリエーション機を用意することで、AGE-2のウェア換装よりも最適な設計を与える』方針へと変化したとも考えられる(後述のクランシェカスタムも参照。また、小説版では偵察仕様に改装された機体も存在することから、改装はクランシェカスタムよりも小規模な変更を施された機体もあると推定される)。
モビルスーツ形態と飛行形態の変更はコンピュータによる自動変形となっている。とはいえ、両形態を使いこなすためにはある程度の技量を要求してくる性質を持つ。そのためこの機体を敬遠するパイロットも少なくはなかった模様。
逆に言えば、本機を操縦するパイロットは連邦軍の中で腕に自信のあり、かつ高い技量を備えた者ということでもある。
外観はカラーリングや各部の構造がジェノアスを彷彿とさせるものとなっており、ガンダムAGE-1の影響を色濃く残していたアデルと比べるとデザイン上AGE-2の影響はあまり見られない。
頭部は連邦軍機伝統のバイザーで保護されているが、その下のセンサー部分は従来のモノアイ型やツインアイ型ではなく、ヴェイガン機を連想させるライン型が採用された。
このことから、AGE-2だけではなく連邦の持つデータを多々盛り込んだ機体と思われる。
(小説版ではAGE-2に搭載されていた擬似斥力システムが高価で搭載できず、ゼダスの可変機構と光波推進システムのデータが利用された、ということになっており、AGE-2の量産型というよりはゼダスの機能を盛り込んだアデル後継機、という要素が強い)
武装はハイパードッズライフルを基に開発した新型ドッズライフル、シールドを各1基ずつ、頭部にビームバルカンを2門、ビームサーベルを3基装備。
サーベルのうち2基は腕部に固定され、1基はシールド裏にマウントしている。こちらのサーベルは手持ち武器として使うようになっている。 新型ドッズライフルはクランシェ用に開発されたもの。ハイパードッズライフル並みに強力だが、改修しないとほかの機体との互換性がないという問題も抱えており、本機の運用における汎用性の低さを表している。
劇中では主にシャナルア・マレン、ジョナサン・ギスターブ、デレク・ジャックロウが搭乗。カスタム機にセリック・アビスが搭乗し、いずれも高い技量でディーヴァ隊を支えた。
掲示板
32 ななしのよっしん
2016/06/05(日) 12:00:34 ID: rQ8q0TmYb7
33 ななしのよっしん
2017/01/11(水) 18:47:56 ID: 8dQwpK0TYo
一般機が格下のジェノアスと同じ赤、カスタムがジェノアスより格上のアデルと同じ色ってことはおそらくセリック隊長のパーソナルカラーではなく全機共通なのでは、と推測
フラッグといいクランシェといいかっこいい可変量産機増えてきたな
34 ななしのよっしん
2020/11/09(月) 06:05:38 ID: OAUfj9vXxn
AGE未視聴でスパロボBXがファーストコンタクトだった自分にはやられメカに見えた。ごめんなさい
でもシステム乗っ取られて無人で起動するとかやられメカ以外に見えないw
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最終更新:2024/05/06(月) 05:00
最終更新:2024/05/06(月) 05:00
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