シュウジ・イトウ 単語


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シュウジイトウ

3.5千文字の記事

「戦え」と、ガンダムが言っている


シュウジ・イトウとは、アニメ機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の登場人物

同作の要人物である。

CV:土屋神葉

曖昧さ回避 曖昧さ回避
機動武闘伝Gガンダム』のシュウジは「東方不敗」を、
同じく『Gガン』のキョウジは「キョウジ・カッシュ」を参照

概要

境遇・ルックス

正体不明の少年パイロット。各地のスペースコロニーを機の「赤いガンダム」で渡り歩き、コロニーの外グラフィティを書きつけ、警察に手配されている。また、ある的のために金を必要としており、違法賭け闘技・クランバトルに参戦している。

細身の青年で、ダボついた半そでシャツとカーゴパンツを着用している。青髪と、ハイライトのないい眼が特徴で、初対面のマチュがドキドキするぐらいには美形。
人の匂いを嗅ぐがあり、匂いによって何かを判断している節がある。

物語開始時点ではサイド6・イズマ・コロニーに滞在(潜)中。地元の軍警察警察からは「マルモ」と呼称されているが、これは現実警察業界用語の「マル追」や「マル暴」などの「マル○」から取られていると思われる。モはモビルスーツ。、次いでジオン軍と騒動を起こした後、マチュ(アマテ・ユズリハ)と出会い、彼女に誘われる形でクランポメラニアンズの助っ人になる。

クランバトル初参戦時の登録名は「AAA」だったが、後に自身の近況をネタにしたらしい「HARAHERIMUSHI(ハラヘリムシ)」に改めて(改めさせられて?)いる。

人物

 

……君も向こう側、見えた?

 

一言で言えば「電波系」。ロボットものや能力者バトルもので出てくるミステリアス美少女キャラ、もっと言えばファム・ファタール的なポジション

終始漂わせる現生に執着していないような雰囲気や、初対面の人間の匂いを嗅ぐという奇行を除けば、言葉数は多くないものの人畜無害戦場恐怖するマチュや、悩んでいるニャアンフォローする切さも持ち合わせている。何よりルックスが端正なこともあり、思春期女の子にとっては憧れの対になるのも理はない存在である。仕事相手として出会ったニャアンは同じ根としてシンシーを感じたのか、マチュと一緒になってつるむうちに、いつの間にか彼のことをシュウちゃんと呼んでしくしていた。

また、ニュータイプ力にも覚醒しており、強い共鳴力を持つ。彼が描くグラフィティは、ガンダムに搭乗した際に見える「キラキラ」の心光景(彼は「向こう側」と称する)である。GQuuuuuuXに搭乗してシュウジニュータイプ共鳴(&実際の本人に一ぼれ)したマチュは、それ以降、その共鳴体験=シュウジを追いめるようになり、人生が変わってしまった。

しかし、そうした他人への人当たりの良さとは裏に、自分のことは何も語らず、行動原理がよくわからない。自分が何かをするときにはほぼ必ず○○ガンダムが言っていると話し、「ガンダムの意志を代弁する操り人形」にも見えてしまうほど。ただ、一応彼自身の意志は存在している様子。
また、マチュニャアンにむける優しさは純心からくるものであり、恋愛感情は持っていない。最優先するのは自分(とガンダム)である。

 

──の願いはひとつだけ
それ以外は何もいらないんだ

 


パイロットとしては作中最強クラスの実力を持つ。軍警察ザクでは相手にならず、ジオン軍ニュータイプエグザベ・オリベ駆るGQuuuuuuXにも(あちらの不調があったとはいえ)終始優勢で、元連邦軍のスーパーユニカム「MAMAMAJO」とも互に渡り合う。

シュウジ自身はクランバトルを楽しんでいるような素振りも見せるが、あくまでも金を稼ぐ手段であり、戦闘自体が好きなわけではない。第三者を巻き込むのも避けており、コロニー内では発を控え、吹き飛んだシールドに潰されかけたマチュニャアンを助ける行動をとっている。ただし、自身とMAVが生き残るためには手段は厭わず、本気でこちらを殺しにかかってくる敵に対しては、一切の手加減はしない。

ガンダムとの関係

 ……なんたって、あの「赤い彗星」とも知り合いみたいだし 
 だって、あの赤いガンダムって譲ってもらったんじゃないの? 

 盗んだのかも 

 いいねそれ! だったらもっとすごいよ! 

 

何故、シュウジ赤いガンダムを所有しているのかは全くの。そもそも先行上映『-Beginning-』や本編第2話で示されている通り、赤いガンダムジオン独立戦争末期に唐突に消滅している。本編赤いガンダムが保有する武装は、まぎれもなく消滅した時点で所持していた物であり、これをそのまま解釈するなら「ある日突然シュウジの前に赤いガンダムが現れ、乗っていたシャア・アズナブルと何らかのやり取りを経た後に手に入れた」ということになるが……。

時は、イズマのジャンクヤード陰に建設され、10年以上前に放棄されたエアロックに機を隠している。エアロック内はグラフィティを塗り広げており、中々神秘的な光景が広がっている。

シュウジ的はガンダム地球へ行く(降りる)」こと。そのために、赤いガンダムを積み込めるスペースグライダーを買うのが当座の的である。地球行きシャトル便の切符が1000ハイトで買える世界で15万ハイトもの大金を必要としており、にもかかわらず大量のスプレー缶を買い込んでいるため、いつも金欠でお腹かせている。マチュと知り合ってからは見かねた彼女から食料の差し入れを受けており、少しだけ栄養事情は改善した模様。

では、何故ガンダム地球へ行きたいのか。その点についてはシュウジは多くを語らず、これまたである。ガンダムは「薔薇」を探している」らしいが……。

コンチ

シュウジのそばにいる自立四足歩行ロボット。元々は子供向けのおもちゃだが、シュウジ改造によりカメラプリンタを付けられている。自はあるようだがハロのようにしゃべることはできない。

ストーリー中の活躍

 

 

注意 「ここから先は話を最後まで観てからの方がいい」
と、ガンダムが言っている

 


































 

そうだよ。世界はいつも変わっていく
だから……また書き換えなきゃ

マチュニャアンと出会って、およそ1か。自分を巡って(厳密には違うが)2人がぎくしゃくしていることも、赤いガンダムの隠れがバレたことも知らないシュウジは、泣きながら「一緒に逃げよう」と縋りついてくるニャアンにも大した反応を見せない。その時発生したプチ・ゼクノヴァに導かれるように、シュウジ赤いガンダムごと消滅する。

 向こう側が、見える……! 


そこから長らくシュウジの出番はくなる。この間ニャアンGFreDパイロットになり、シュウジとの再会をめてキラキラを起こそうとする一方、シャリア・ブルに攫われたマチュメッセージに導かれて地球へ向かい、そこで「シャロンの薔薇」を発見する。

だが、薔薇の中にいたのは「向こう側」から来たニュータイプ少女であり、シュウジではなかった。


さらに数かが経過し、キシリア・ザビは「薔薇」を利用した大量破壊兵器イオマグヌッソ」を起動させた。「薔薇の中の少女」を解放しようとするマチュは、精神体となったシュウジと、「薔薇少女」を消滅させるために現れたシャア・アズナブルと出会う。

シャアシュウジとの出会いを(断片的ながら)語る。別の宇宙から来た「薔薇少女」が世界め、自分が行方不明者として捜索=不穏分子として指名手配されていることを知ったシャアは、「薔薇少女」に接近するために身分を偽り、赤いガンダムを隠そうとする。
そこに偶然現れたのがシュウジだった。シュウジニュータイプ力に感したシャアは、いずれは自分の同士になってくれることを期待し、赤いガンダムを託したのである。つまり、マチュの勝手な思い込みは当たっていたのだった

はただ……彼女に傷ついてほしくないだけなんだ

だが、現在シュウジは「薔薇少女」を消し去ろうとするシャアと対立していた。シャアはそのただならぬ気配に戦慄する。

……お前は何者だ!?

 は……向こう側からやってきた
彼女が作った、この世界を終わらせるために 

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