シャロンの薔薇とは、旧約聖書に登場する幾つかの単語。
シャロンとはイスラエルの地名で、地中海に面した肥沃な平原。砂漠地帯にあるイスラエルにおいては特別な土地である。旧約聖書における「シャロンの牧場」はユダヤ教やキリスト教における理想郷であり、同地に咲く「シャロンの薔薇」は純潔の象徴とされる。
「薔薇」と訳されているが実際には別の植物という見方が強く、ムクゲやクロッカス、そしてチューリップなど様々な説が提唱されている。
本稿ではそこから名を取ったと思われる、テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場する存在について主に記載する。
※当記事は番組後半の重大なネタバレを含みます※
※以後の閲覧には注意してください※
ジオン独立戦争(一年戦争)中にジオン軍が発見したオブジェクト。由来・出自・目的の全てが不明な謎の存在である。上述の元ネタよろしく「薔薇」というよりチューリップに近い外見を持つ。
月面グラナダ基地の地下に保管されていたが、戦争末期の第二次ソロモン会戦の最中、赤いガンダムが発動したサイコミュの暴走・ゼクノヴァ現象に呼応するように消滅。以後は行方不明となっていたが、何者かに引き寄せられたマチュが地球の海底に沈んでいるのを発見、彼女を追跡していたソドンにより再びジオンに回収された。
その正体は「他の宇宙(並行世界)から現れた兵器」と推測されている。外見は、独立戦争中にジオン軍で開発されていたものの、後に計画が凍結された、この世界には存在しない筈のモビルアーマーと酷似している。コクピットの覗き窓と思われる部分からは、完全に硬直し、赤い茨で磔にされたパイロットらしい人影が見えている。
ここまでの解説を読めばお判りいただけたと思うが、この世界に存在しない筈のモビルアーマーとはズバリエルメスのことであり、機体内部にはパイロットスーツを着たままのララァ・スンと思しき人物が眠っている。正史においてエルメスはガンダムのビームサーベルでコックピットを貫かれて爆散したが、シャロンの薔薇のいた世界ではエルメスではなくシャア専用ゲルググが貫かれたためシャロンの薔薇は破損していない。
ジークアクスの世界におけるララァはシャアとの出会いが無かったためパイロットになることも無く、U.C.0085時点でも存命し娼婦を続けている。「赤い士官服の男が連邦の白いMSに殺される」という夢見の内容を語っており、これはシャロンの薔薇のいた世界におけるララァを通じて追体験したあの二人の顛末であろうと思われる。
こちらでは、何か違うものが引き上げられてる。
掲示板
87 ななしのよっしん
2025/06/19(木) 09:31:27 ID: Km+kwwCMc/
そして今度は「僕は向こう側からやってきた、この世界を終わらせるために」というシュウジが何かを召喚する大喜利が流行っているようだ、既にイデオンやらゲッターエンペラーやら∀やら冨野御大やらが10連ガチャみたいな勢いでいろいろ暴走召喚されているし
88 ななしのよっしん
2025/06/28(土) 21:15:28 ID: anT5xuwYia
ちゃんとエルメスと呼ばれて良かった
89 ななしのよっしん
2025/07/08(火) 18:52:16 ID: dwo7NcbiUx
ジークアクス(エンディミオン・ユニット)やジフレド(サザビーのポッド説)の中身といい、もしかしてあの世界ってシャロンの薔薇と同等かそれ以上にやばいオーパーツが沢山流れて込んでるのか…?
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最終更新:2025/12/05(金) 22:00
最終更新:2025/12/05(金) 21:00
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