ジョー・バイデン 単語

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ジョーバイデン

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人物
ジョー・バイデン
基本情報
生年 1942年11月20日
生誕地 アメリカ合衆国ペンシルベニア州
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出身地 アメリカ合衆国ペンシルベニア州
アメリカ合衆国
本名 Joseph Robinette Biden, Jr.
別名 --
職業・肩書 政治家
第46代米国大統領
備考・その他
人物テンプレートボックス

ジョー・バイデン(Joseph Robinette Biden, Jr.、1942年11月20日-)とは、アメリカ合衆国政治家である。民主党員。47代アメリカ合衆国大統領を務めた。2021年1月20日より、46代アメリカ合衆国大統領に就任。

アイルランド系としてはケネディ以来2人、就任時の年齢で史上最高年齢大統領である。

来歴

ペンシルベニア州スクラントンの出身。

父親は裕福な資産であったが、ジョーが生まれる頃にはいくつかの事業失敗により貧乏となっていた。デラウェア大学を688人中508番の成績で卒業後、弁護士デラウェア州のニューキャッスル議会議員を経て、アメリカ史上6番若さ上院議員に当選した(29歳)。以降6期連続、計36年間上院議員を務めた。委員長(1987-1995)、外交委員長(2001-2002,2007-2008)を歴任するなど、民主党重鎮として活躍。2009年からはバラク・オバマ大統領政権の下、2期8年間副大統領を務めた。

2016年大統領選では出を見送ったが、2020年大統領選には出を表明。初戦のアイオワ州予備選挙では4位に甘んじるなど苦戦を強いられたが、4戦のサウスカライナ州で勝利後は撤退した対立補からの支持も得るなど追いを受け、民主党補に名された。

大統領選では現職である共和党補のドナルド・トランプしく争い、306選挙人を獲得して第46代大統領に就任した。

人物像

温厚かつ気取らない性格であり、「気さくなジョーおじさん(uncle joe)」と呼ばれている。幼少期から悩んでいた吃音症を、毎日に向かって朗読して20代前半でするなど努でもある。カトリック教徒であり、現在でも定期的にミサに参加している。近者にアルコール依存症が広まっているため、は全く飲まないと言している。

家族の深い人物として知られており、初めて上院議員に当選した直後に事故で最初の妻とを亡くした際は、残された二人の息子の看病や世話を理由に当選を辞退しようとした(当時の民主党上院院内総務に説得されて議員に就任)。当選後も、息子たちのために毎日一時間半かけて、自宅と議会のあるワシントンD.C.を往復していた。また、事故によって亡くなった妻としのぶため、命日である12月18日は一切の仕事をしないことにしている。

一方で、失言製造機(Gaffe Machine)とも呼ばれるほど舌禍が多い。2020年アメリカ大統領選挙期間中にも、黒人有権者に対して「(トランプ投票しようと迷っているのなら)あなたは黒人じゃない」と発言をしたり[1]、「黒人社会と違い、ヒスパニック(中南米系)社会は信じられないほど多種多様だ」と発言する[2]など、失言を繰り返している。勘違いや軽率な発言も多く、大統領選の対抗であるトランプからは「ねぼけたジョー(sleepy Joe)」と揶揄されている。

政策スタンス

民主党内の中道であり、リベラル寄りの政策をとる。民主党員ではあるが政策によっては共和党側と組むこともあり、立場によらない柔軟なスタンスを維持している。リベラルインターナショナリズムの立場をとり、グロバル自由貿易リベラル経済、多間協を重視している。

2020年大統領選では現職のトランプ大統領に対抗し、以下のような政策をしていた[3]

  1. 新型コロナマスク着用義務や集会の制限を含めた科学的な対策
  2. 医療体制 :オバマケアの拡充や自己負担額の削減などの医療体制の充実
  3. 経済   :最低自給額の引き上げや富裕層と企業への課税などの貧困層に対する救済、1.3兆ドのインフラ投資
  4. 環境   :パリ協定への復帰や2050年までのゼエミッションの達成など
  5. 外交   国際社会における「国主導」の復活多国協力。「アメリカ一主義」からの脱却
  6. 黒人政策 :黒人庭や事業を支援など

貧困層、中産階級や黒人層に配慮したものとなっており、大きな政府を標榜する民主党スタンスを踏襲している。一方で共和党義者や一部からは「政策が社会主義的である」と非難されている。

バイデン政権

バイデン政権としての動きを記述する。

IPEFの取りまとめ:貿易政策では基本的にトランプ前政権の方針を受け継いでおり、副大統領を務めたオバマ政権で作ったTPPに復帰をしなかった。その代わりアメリカ導する組みとしてIPEFを発足させた。

外交実績

バイデンは外交に精通しており、上述の通り2度上院外交委員長を務めるなど外交通とされている。2期上院議員時代には、ソ連の敏腕外交官であったグロムイコから第二次戦略兵器制限交渉の修正案追加を認めさせており、この件をきっかけに自身の名を一躍有名にさせている。

またコソヴォ紛争では、共和党議員であるマケインとともに、セルビアに対して「必要なあらゆる武」を行使する権限をクリントン大統領(当時)に与えるとする、「マケイン=バイデン・コソヴォ決議」を成立させている。

関連動画

関連項目

アメリカ合衆国大統領

第46代 第47代 第48代
ディック・チェイニー
(ジョージ・W・ブッシュ大統領顧問団)
20012009
ジョー・バイデン
(バラク・オバマ大統領顧問団)
20092017
マイクペン
(ドナルド・トランプ大統領顧問団)
20172021

アメリカ合衆国大統領

第45代 第46代 第47代
ドナルド・トランプ共和党
20172021
ジョー・バイデン(民主党
2021
- ( - )
-

脚注

  1. *BBC NEWS2020年5月23日 バイデン氏、トランプ氏支持を考える黒人有権者は「黒人じゃない」
  2. *東京新聞2020年8月10日 バイデン氏また失言 黒人軽視するような発言で批判exit
  3. *【図解】次期米大統領バイデン氏の政策一覧exit
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