セレスティア・ルーデンベルクとは (セレスティアルーデンベルクとは) [単語記事]

セレスティア・ルーデンベルクとは、ゲーム/アニメ『ダンガンロンパ希望の学園と絶望の高校生』に登場するキャラクターである。
CV：椎名へきる。

概要

超高校級の「ギャンブラー」。
あらゆるギャンブルに連戦連勝していること、ゴスロリ服を愛用していること以外は
本名ですら謎に包まれている少女である。好物は餃子とロイヤルミルクティー。
名前が長いのでフルネームで呼ばれることはまずなく、本名も教えてくれる気配が無いので、基本的に本人の希望通りセレスと略称で呼ばれている。

ゴスロリ服のほか、腰まで届く程の巨大な左右の縦ロール（巻き髪）が特徴。実はウィッグで地毛は短髪。
肌も非常に白く、衣装と身体全体が白黒（とネクタイや靴のワンポイント赤）でまとめられている。

自称が「わたくし」で、口調も（基本的に）丁寧で物腰柔らかく、『お嬢様』というような言葉が似合う。
だが、時に相手を威圧する攻撃的な面も見せるなど、一筋縄ではいかない人物。
ギャンブルで数多くの対戦相手を破産させ、破滅に導いたという噂も流れている。

突如放り込まれたコロシアイ学園生活においては、ゲームに参加せず、適応して学園で一生を過ごすべきだと、
事あるごとに発言している。

なお、彼女の名前はセレスティア・ルーデンベルクである。お間違えの無いよう。
綴りは『Celestia　Lu denberck』。

本作を原作にしたアニメ『ダンガンロンパ THE　ANIMATION』のBD/DVD第5巻には
セレスのキャラソンが2曲収録されているので、興味がある方はぜひどうぞ。

性格

生粋の日本人であるが、自分の名は「セレスティア・ルーデンベルク」であり、フランス貴族の父とドイツ人音楽家の母を持つと言い張るなど、とにかく『自分の世界観』を大切にしている様が見受けられる。
その割に栃木県宇都宮市出身であることをあっさり明かすなど、どこまで本気なのかはよく分からない。

ウソの天才で、自慢のポーカーフェイスと合わせて様々なギャンブルで勝利してきた。
その武勇伝を苗木に語ってくれるが、どれもこれも何処かで聞いたような話ばかりである。本当に天才か？

基本的に協調性は低めで、特に苦労や努力の類は当然他の者がやるべきという態度を取る。
お茶を入れる程度のことでも自分でやることはまずなく、山田あたりにやらせている。
そもそもナチュラルに他人を見下しており、大半の人間は相手にしようともしない。
ただ、どこぞの御曹司と違い、口を開けば侮蔑の言葉が出るレベルではなく、最低限の協調性はある。
御曹司は頼んでも仲間に加わらないが、彼女は頼めば仲間に加わる、といったところか。

基本的に西洋的なものや美しさを尊び粗野なものを嫌う…が、例外もある。
貰って喜ぶプレゼントの種類は、ゴスロリ的世界観に合いそうな薔薇や人形、装飾品など。また、ツルカメダイヤモンドや色恋沙汰リングなど、恋愛方面にも興味あり？
他、プロジェクトゾンビ（ゾンビを奴隷のように扱うＲ指定ゲーム）やペーガンダンス（巨大な神になって人類に天罰を下すＲ指定ゲーム）が好きなところを見ると、紛うことなきドＳである。
事実、ゲーム内でもよく毒舌を吐いている。

ランク付け

そんな彼女には他人をランク付けするクセがあるらしく、最高ランクはＡで、最低ランクはＦ。
大抵の人間はＤランクであり、彼女が何の興味もわかないレベルということらしい。学園のほとんどの人間はDランクとのこと。
自分で設定しておきながら、Ａランクはおろか、Ｂランクの人間すら世界中のどこにも存在しないため、事実上の最高ランクはＣであり、このＣランクになると『ナイト』と呼ばれるセレスの下僕になることも可能なのだそうだ。

自由時間を長くセレスと過ごし、彼女の暇を潰させてもらったり容赦無く搾り取られたりしていると、
主人公の苗木誠は「お腹の子はあなたの子です」という妊娠報告と共にこのＣランクに任命されることになる。
ゲーム内で確認出来る限り、学園内のＣランクは苗木ただ一人だけである。
もう一度話しかけるとＤランクの苗木君とか言われたりするけど。