タキオンPとは (タキオンピーとは) [単語記事]

タキオンPとは、2011年初旬よりアイドルマスターのMAD。そしてNovelsM@ster 投稿活動を開始した、プロデューサー防衛軍広報士官の一人である。

アイマスと他作品を組み合わせた二次創作は、非常に多岐にわたるが、そのなかでも宇宙戦艦ヤマトシリーズを選んだ、ある意味では稀有なPである。それだけに双方の作風、知識、定番への通暁ぶりは相当なものでもある。

なおニコマス活動以前は別名義(というかむしろそっちが本来のHN)で二次創作活動を行っており、以前よりヤマトの二次創作作品やTSF作品などを手がけている。別にタキオンP自身が隠しているわけではないので、気になる方は検索してみるのもいいかもしれない。というかこの記事の掲示板でも既にばらされているとか言ってはいけない。

概要

初期の段階では、古代進や真田志郎のアイドル紹介シリーズで、デビューを果たした。

この段階から「そんな暇あるかっ!」や、ハイペロン爆弾と迷子の音程を組み合わせるなどヤマトとアイマス、双方を知悉しているPならではのネタが、豊富に散りばめられている。

そして2011年 2月13日。宇宙戦艦ヤマト復活編との組み合わせ、日高愛を主役とした作品で、ノベマス及びiM@S架空戦記デビューを果たす。

無論、主役は愛(復活編での上条了スタンス)なのだが、他の自重しない765プロ、876プロメンバー等の活躍により、ヤマト艦内の空気も当初より和やかで、ストーリーの展開も痛快な側面が強い。原作のシリーズが、どちらかと言えば主要登場人物の戦死が非常に多かったのに対し、こちらでは上記メンバー…

具体的に言えば大体こいつらのせい日高舞(沖田艦長スタンス)、春閣下(古代進スタンス)の凶悪な活躍で、復活篇だけではなく過去の作品の欝フラグを、波動砲のように容赦なく吹き飛ばしている。とはいえそれは、過去の映画では演出のために行われた展開を、常識的な戦術で補った側面も多く、破天荒とばかりは言い切れない。

良くも悪くもヤマト、アイマスの約束を踏襲した。両方の原作への愛情が多分に感じられる、どちらかのファンであれば素直に楽しめる癖のない内容である。余談ではあるがこの世界のヤマトは時代の趨勢。そして真田さん秋月律子と水谷絵理の情け容赦のない暴走により、凶悪なまでに性能強化が果たされている。

だがそれ以上に凶悪なのは、言うまでもなく初代艦長日高舞。そして新参の修羅場トリオDSである。ある意味では秋月二人により内外がえらいことになった宇宙戦艦である。但しここでの涼ちんは、アイマスDS 原作に近い失敗を犯した夢子に再起の手段を伝える。自信を失っていた愛を案じてフォローするなど、精神的な支柱ともなっている。