「TRY!」 単語

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「TRY!」とは、タキオンP制作しているNovelsM@sterである。

2012/1/312014/5/1の2年3ヶに渡って連載され、全47話で完結している。

2017/1/14より、続編の「TRY!CG」が連載開始。
こちらはいわゆる神様転生モノで、主人公オリジナルキャラクターとなっており、
かつ前作との世界観の繋がりがないのが特徴。
ベースデレアニだが、設定を見るに765プロ876プロキャラクターも登場すると思われる。

本記事は前作である「TRY!」について記述する。

概要

765プロアイドル補生として桜井夢子が入社し、先輩アイドルの傍で学びながらアイドルとしての資質を開させて成長していくストーリーである。しかしそんな彼女にはある秘密が……

というか開始々わかるがこの作品の主人公である桜井夢子DSに登場する桜井夢子とは生い立ちからして共通項が何一つない容姿だけ同じの別人であり、普段の装も性格も全に異なる。またある特殊な属性のため、原作夢子ファンという方には少々選ぶ位置づけになっているので注意が必要である。

本作と原作アイマスDSとの最大の違いはメイン登場人物のマダオ(まるでダメな大人)属性が限りなく薄いということがあげられる。特に原作ではメンタル面が問題だらけだった絵理周りの人物は全員メンタル面を大幅に強化されており、そのことについて作中でもしっかりと補填されている。作者く、頼れる大人を出したかったとのこと。

ちなみに「TRY!」は文字通り、夢子の新たな挑戦ということが動画テーマの一つになっている。
しかし上記は偶然意味のある単語になったらしく、8話にて「T(SFだけど)RY(りょうゆめ)!」 の略だと明かされた。

登場人物(抜粋)

ネタバレ注意

この項からは、登場人物のネタバレ成分を多く含んでいます。
ネタバレが許せないという人はこの項スルーして下さい。

ネタバレ部分をすっ飛ばしたい方はこちらをクリック

765プロ所属

所属アイドルアイドルマスターSP準拠。ただし律子アイドル引退し、プロデューサーに転向済み。

桜井夢子

本作の主人公15歳
765プロの新人アイドル補生で、デビュー前から先輩アイドルの付き人として各営業につくが、その容姿が美少女であり、レッスン中のダンスなどでも素質の片鱗を見せていたことから、デビュー前から業界内で注を集めていた。4話においてアクシデントで間に合わなかった三浦あずさの代役としてリハで「隣に・・・」を歌い切り、5話では来られなくなった舞台役者の代わりにステージに上がり見事こなすほどである。適性ではVoを一番得意とするがDaにも強い。一方でViは苦手なものの、模倣が上手いこともあって技術で補っている面もある。そのため総合力では同期デビューアイドルの中では最強されている。身体力は準よりやや上だが、距離走や体力面ではやや不安がある。あずささんをおさま、765プロの所属アイドル先輩と呼んでいる(ただしデビューして間もないやよい亜美・真美を除く)

原作とは違う点としては876プロアイドル全員と交流があり、特にとは仲が良い。ちなみに「秋月涼から先に一ぼれされる」というしい構図になっているのも特徴。


その正体はIU決勝でプロジェクトフェアリーを退けて優勝した三浦あずさをSランクアイドルに導いた765プロの敏腕男性プロデューサー佐倉武(さくらたけし」がある事により女性化した現在の姿。19話にて元は関東のある有名旅館(地名からし群馬温泉モデル)の跡取り息子であったが、業をつくことを嫌がって仕事を探していたところを高木社長スカウトされた経緯がある。しかし業を継ぐだけの仕込みは両にされており、それをこなすだけの器量もあったことが、プロデューサーとしての仕事に生かされていたことが本人から語られている。とは一時喧嘩別れしていたが、20話に数年ぶりに一時帰郷した際に和解している(もともとだけではなくもずっと夢子のことを心配していたため、和解というより社会人として成長した夢子をむしろ褒めている)

Pとしては、あずささんの他、春香律子伊織雪歩の5人を直接担当していた。年齢としてはあずささんより少し年上(33話にて26歳と判明)だったらしく、また担当外のアイドルにも慕われていた。実際に担当アイドルだったあずささんからは「女性に好意を持たれる行為を自覚にしてしまう」と評され、25話においてアイドルの間ではモテていたことは有名だったことが語られたが、本人は全に自覚だった。33話にて本人の異性の好みについていろいろ語られるのだが……

あずささんのIU優勝を見届けた後に急病で倒れ、彼がが覚めた時には美少女になっていたという俺得超展開に巻き込まれてしまう。命名はあずささんで「佐倉桜井」「武→」から。退院後は付き人やアイドル補生の身分を隠れ蓑に以前と同じく担当アイドルプロデュースを続けることになる。もちろんこれは偽名芸名ということになるが、性別を改める戸籍変更の際に「佐倉夢子」と改名。生年日までは変わらないが、容姿が若くなったために年齢を偽って芸能活動をしている。

また佐倉Pだった頃と同様に敏腕Pとしての力も健在で、プロデュースの組み立て、メンタル面のフォロー情報危機管理などは流石と思わせるところがある。また765プロの担当外のアイドルのみならず、他事務所アイドルでも自身が認めればサポートフォローをしっかり行うところがあり、これが自然と信頼を得る結果になっている。

ちなみに仕や言動などは徐々に少女化してきており、特にデビューオーディション後は吹っ切れたのか一気に加速。最近では言動や仕だけだと全に年頃の少女で、男性としての面もだいぶくなってきており、それ以外の面でも外見相応の感性を見せることが増えてきている。

一方で元が男性だったせいか、行動の組み立て方のベース男性の頃のままなので少女としては天然ボケとしか思えないことをしでかすことがあり、そのため周囲の人物が苦労することも多い。また演技中はともかく普段の言動に関しては第三者のがある場ですら闊なところがあり、「15歳の新人アイドルが知るはずがないこと」や「先輩アイドル律子Pにタメ口」といった辺りが改善されず、こちらの方は後に大きなを与えることになる。


2話ではTSFお約束(同世代の少女ファッションをそろえるためのショッピング)に巻き込まれるが、3話において僅か1日で化粧マスターしているなど適応力が高い。適応力の高さは佐倉P自身が持っていた何事も卒なくこなすという本質からきており、それは見取り稽古に大きく生かされている模様。

しかし適応力が高いということと同時に、油断すると流されやすいという弱点でもあり、長らく自身でもその欠点には気付けていなかった。22話にて「LADLADY」の不振について、尾崎Pに相談することでそのことに気づき、常に標を持つように心がけている。ただし40話にて語られるが佐倉Pであった頃は高いプロデュース力に加え、強いリーダーシップアイドル達を牽引しており、また決断力も強かったために弱点としてはほとんど露呈しなかった。夢子の内面が外見相応の少女の感性になったことで、「大人男性」としてのリーダーシップや決断力を失ったのではないかと律子高木社長から示唆されている。

4話において男性だった頃のようにプロデュースできず悩んだりする一方で、すぐに前向きな思考に切り替えるなど非常に芯は強い。また前述のようにデビュー前から営業やレッスンで活動しており(せざるを得なかった面もあるが)アイドルとしての才覚も注を集めるようになる。6話であずささんや他のみんなの後押しもあってデビューを決断し、8話においてデビュー戦となったオーディションシンデレラガールズ」を勝利補生からEランクとなる。11話のオーディションでは絵理を抑えてトップ通過を決めている。13話において同時期にデビューしたアイドルの間では最大の評価を得ているらしいことが独白から明らかになっており、たちに先んじてDランク昇格を果たす。16話ではグラビア仕事を受けに撮にきた際、バカンスに来ていたDS組と偶然遭遇した。20話では千早と両との和解に、社長とともに尽力して修復させている。23話ではカバー以外の曲を初めてリリースした。35話地点では既にBランクになっていることが明かされる。41話ではオーディションロード・トゥ・トップアイドル」の準決勝で格上の貴音を降し、先に準決勝を勝ちあがったとともに決勝進出を決めたのだが…… 最終話におけるアイドルランクはB。

7話において秋月涼邂逅、9話で彼女サポートしたことから一気にしくなる。ただし少年だとは知る由もないため、現状では仲のいい友達である。21話では律子が取ってきた番組の出演久々との仕事となり、共にある人物との縁ができた。26話では太郎(本来の姿だったがとっさに名乗った偽名)とデートのようなものをしたのだが、既視感こそ覚えたものの、その正体に気付くことは全くなかった。

33話以降では(太郎)に対して恋愛感情を持っていることが判明している。
ただしそれ以前からも本人は自覚だったが、と一緒にいるときや話題では心なしか口数が多めで感情も出やすいところがあり、18話や25話では頼れる存在として感じ取っている節を見せていた。また少女化が進むにつれてに対して精神的に依存してきてる面もあったようで、万が一にもありえない話ではあるがに見限られたら「夢子」としての人格が崩壊するんではかろうかと思わせるほど、「大切な人」になっていることが43話で描写された。

45話でどう見てもプロポーズだった告白を聞き、精神的に弱ってたことを差し引いても鈍さに定評のあった夢子もその想いに気付き、46話で衆の前で自覚のままの前で想いを告白事実上の交際宣言となった。の性別を知った後はもうそれが心であることに自身も気付くことになり、最終話ではカップルとなった。

補足:TSFとは

基本的には後的な性転換を扱うジャンル全般をす。
詳しくはTSF大百科を参照してほしいが、
この作品のメインテーマりょうゆめなので、恋愛関連のみここにて独自補足する。 

TS恋愛に関しては男女どちらかになるかは非常に重要な部分だが、不可逆(元に戻れない)の場合だと恋愛男性であるケースも多い。このケースの場合、内面の女性化が徐々に進んでいくということが一般的で、本作の夢子はそちらの方針を取っている。

秋月律子

765プロプロデューサーで元アイドルやよい亜美・真美千早の5人を担当。
佐倉Pが現役時代は担当しており、Bランクまで行っているのでアイドルとしても成功している。
その後は自身の標であったPに転向した(22話)

プロデューサー従姉という立場上、765プロアイドル準拠キャラクターでは必然的に登場数が多い。
実質的に主人公ヒロイン夢子だとしたら、サブヒロインパートナー彼女といってもいいかもしれない。

運転免許を既に取得しており、運転できなくなった夢子の代わりにを出すこともしばしばある。
他の765プロメンバーとは違い、立場上では一番後輩にあたる夢子に対して敬語を使っているのだが……
(実際にこの点は業界でも不思議に思われており、後に大きなを与える切っ掛けの一つとなっている)

性格は原作準拠だが、佐倉Pに起こってしまった「異性になる」ことがどれだけ大変かを知り、に行った行為に対して自身の浅はかさを反省しており、女性デビューさせようとしてしまったことをに謝り、彼とのわだかまりを解消するシーンがある。の助っ人要請には夢子自身がを気に掛けていたこともあって彼女にその役を任せる。

上記の出来事のせいか、ストーリー系作品に登場するテンプレ的な律子の性格にべると、ややおとなしい性格になっており、またや年少組に対しては過保護な面が強く出ている様子がに見えて分かるほどである。

アイドルとしては引退した身だが、夢子プロデュースを連携したりするなどPとしては優秀で、また春香をうまくテンション管理するなど各アイドルの性格を把握したサポート面も優秀。

佐倉Pの手腕にほれ込んでおり、絶大の信頼を寄せている。
一方で立場が変わってしまった彼女を見て、背中を追いかけるだけではダメだと決意を新たにしている。

三浦あずさ

765プロ所属のSランクアイドル。活動体系はソロ
担当だった佐倉PとともにIU優勝を勝ち取っている。
アイドルとしては3要素で隙がく、絶対王者とも言われる実力の持ち
当然765プロアイドルの中でも実力がずば抜けているが、それ以外に原作との差異はない。

女性化してしまった夢子の相談に身に乗る。原作同様に夢子におさま呼びを提案したりするなどおちゃめな面もある。夢子佐倉Pであったころから抱えこむ面があることを心配していたが、年上の男性ゆえに打ち明けられなかったことをアイドルに対して踏み出せずにいた夢子に語り、アイドル活動に一歩踏み出せずにいた夢子背中を押している。また女性としては日が浅い夢子に、女の子が感じる「」についても具体例を織り交ぜて聞かせている。

天海春香

765プロ所属のアイドル。活動はソロで担当は夢子
16話地点ではBランクで、765プロではあずささんに次ぐ高ランクアイドルである。
33話にてAランクに昇格したことが判明。

漫画を意識してか開始時点からラジオ仕事を持っている。作中ではデビュー765プロユニット勢よりく、アイドルランクあずささんに次いで高い。Voを得意とするバランスアイドルだが、一方でViでも評価は高い。原作通りというかDaはやや苦手としている。

活動路線はバラドルではなかろうかという疑惑もあるが、本人は楽しそうなので問題ない。
一方で元PFの貴音オーディション勝利するなど、実力は確かなものがある。

1話で々に佐倉Pが体上で同い年の少女となってしまったため、原作べて異性としての好意を見せるシーンはないが、彼女友人として扱い、口調も砕けて話すようにしている。

ちなみに33話にてまだ佐倉Pが男性だったころに好意を積極的にアプローチしていたことが律子から語られるが、佐倉Pの女性の好みから微妙に外れていたこともあり、更に佐倉Pの持つフラグクラッシャーぶりも重なって一切報われてなかったことが判明。

割とオチギャグを担当することが多い。どうしてこうなった!?

LADY×LADY

雪歩伊織のデュオユニット。4話地点ではDランク、16話地点ではCランク、35話地点では推定Bランク
Viユニットで、二人の外見・性格・出自のギャップ人気
担当が夢子ということもあって、作中で絡むことが多いユニット

4話でオーディションで力を出し切れず元PFの美希に大敗し、気遣おうとする夢子伊織うっかりきつい言葉をかけてしまい一空気が重くなってしまう。8話において夢子のレッスンのコーチ夢子の頼みもあって伊織とも付くことになり、雪歩もそのサポートについていた。

佐倉Pが倒れた後はユニットとして不振に陥っていたが、伊織夢子の「アイドルとP」としての信頼関係が破綻していたのが原因で、実力を出し切れていなかった。22話にて互いにようやく気付き、それが解消されている。その遠因は40話にて語られるが、夢子の性質が佐倉Pとは少し異なっていたため、伊織自身がそれを意識に感じ取っていた面もあったようである。

38話ではアイドルクラシックトーナメントに出場したが、決勝で絵理に敗れて準優勝に終わった。

Rolling-Girls

やよい亜美・真美で構成されたトリオユニットで担当は律子
5話時点ではデビュー間もないためFランクだったが、16話ではEランク上位にまでランクを上げている。
とにかく元気が持ち味のユニットで、タイプが近いちゃんとはいい関係を築けている。

5話において同じく律子が担当するP-RYTHEMオーディションブッキングしたため、夢子サポートとして随行した。11話で夢子と同じオーディションに出場したが、相手が悪く敗退している。27-29話に掛けて行われた「ロード・トゥ・リトルスター」でとの接戦を制して優勝した。

P-RYTHEM

千早のデュオユニット。担当は律子。14話地点ではDランク、16話地点でCランク、35話地点では推定Bランク

12話においてDS涼コミュにあるりょうまこを絡めたエピソードとなり、
ここで動画内では初めてユニットとして登場。
りょうまこ大方の予想通り現実に目を向けちゃダメだ!状態になっていたが、夢子の助け舟によってその状態を脱出することに成功する。1415話では夢子と組んでアイドル大運動会に出場する。39話ではアイドルアカデミー準決勝で接戦の末にを破り、その勢いのまま優勝を飾った。

もともとVoやDaの総合力が高く、むしろ伸び悩んでいたのが不思議ユニットであったが、千早の心的外傷がを落としていたため、それがユニットとしても伸び悩んでいた要因であった。20話において千早の問題が解消されたため、台風になりつつある。

音無小鳥

染みの事務員。佐倉Pが専業Pをリタイアした後、出しなどのマネージャ業も兼務している模様。
いわゆる綺麗な小鳥さんであり、みんなにとってもよきお姉さんである。
……のはずだったのだが、作我慢できなかったのか、33話でついに安心のダメ事務員の部分が出てしまった。

事は料理を含めて一通りこなせるが、趣味の領域になってしまうお菓子作りは苦手らしい。

21話にて意外な経歴が明らかとなり、何故765プロ事務員になったかが語られている。
同話で判明するのだが、シンガーとしての実力は極めて高く、業界関係者なら即スカウトしたいと思わせるほどの力を持っている。

高木順一朗社長

染みの黒い人黒井社長とはよきライバル関係。
強引ではあるが無茶振りはしないという優秀な人物。
元は有名アイドルを多数育てた伝説的なプロデューサーだったとは夢子の談。
夢子デビューに合わせて、プロデュース業に復帰し、に営業周りや調を担当している。

IFストーリーによると奥さん名前は『礼子』だったらしく、既に亡くなっているとのこと。

高木順二朗専務

染みの黒い人その2。高木社長のP復帰に伴い経営面での助っ人として765プロにきた。
見た社長二つであるが、こちらの方が色素が薄い。

961プロ

所属人物はアイドルマスターSP準拠だが、正統派ライバルとしての登場で黒井社長もいい人である。
また所属アイドル貴音美希)もIU決勝後ということもあって、チートではなくなっている。
PFとしての戦績はIU準優勝アイドルランクはA。

描写としても765プロとは良きライバル関係を築いている模様。

我那覇響

作中のオーディションで直接登場したのは10話のゲロゲロキッチン
16話地点ではCランク、35話時点では推定Bランク

性格は原作準拠だが、作中では天然の感がある二人をまとめる苦労人ポジになっており、基本的にツッコミ担当。

タイプがよく似ているが実質的なライバル

四条貴音

作中のオーディションでは7話で初登場、春香対決して一重で敗れている。
16話地点ではBランクで、旧PFのメンバーでは最もランクが高い。
35話地点ではIU予選が免除されるAランクに昇格している。 

普通アイドルとは違う独特の雰囲気をまとっており、「銀色王女」の異名を持つ。
DS本編で見せた気配の感じ取り方も健在で、夢子の持っている独特の雰囲気を感じ取っている。

作中ではVo型の扱いで、意外なようだが路線が近い春香が実質的なライバル
14話のアイドル大運動会でははらぺこ属性も披露した。

37話では夢子オーディションで勝負するために、IU本戦出場を蹴ってまでロード・トゥ・トップアイドルに緊急参戦。準決勝で夢子と対戦することになった。

星井美希

作中のオーディションでは4話で初登場。
16話地点ではCランク、38話地点では推定Bランク

性格は原作同様にマイペースで、作中では765プロの所属経験はいが、765プロアイドルに対して所属時と変わらないような接し方をするため、765プロアイドルが戸惑うこともある。

当然のように天才設定で、4話ではLADLADYを一蹴、高いポテンシャルViセンスを見せつけた。また一見しただけで本質を掴むことにも長けているが、一方でやや間が抜けたところもあり、10話のゲロゲロキッチンでは予想もしない結末を導いた。

マイペースな性格からは想像もつかないが、言動に対する観察眼が非常に鋭く、特に矛盾点には非常に敏感なところがある。そのため38話では夢子不自然な言動を正面から問いただしてしまい、このことが物語に最も大きなを与えることになる。

Vi特化のLADLADYの実質的ライバル
22話冒頭まで負けることがなかったが、同話の最後で復調したLADLADYに惜敗した。
38話で出場していたアイドルクラシックトーナメント優勝補筆頭だったが、
準決勝で絵理に足元を掬われて敗退した。 

黒井崇男社長

染みの黒い人の一人。

原作ではあくどさばかりが立つ人だが、本作では高木社長っ当なライバル
れ合いより少数精鋭・孤高の王者を育てるというスタンスは同じだが、横の繋がりを否定することはない。
所属アイドルフォローもしっかりしているほか、一定以上の実力を持つ者にはライバルにも敬意を払う好

ちなみに時折プロデュース計画が滑っていることがあり、ツッコミどころしかないような結果になることもある。 

かなりの威圧感や存在感があるようで、並みの相手なら萎縮するような雰囲気も持ち合わせている。

IFストーリーによると一番最初にプロデュースしたアイドルは「千秋」といい、プロデュースに失敗していたらしい。

876プロ

7話から登場する。基本設定や所属者はDS準拠。
夢子の見立てでは所属アイドルは非な才を持っているとのこと。

作者りょうゆめらしいので、の設定が細部で異なってきそうなことに期待したい。

秋月涼

7話初登場。本編要人物であることが8話のコメントで明かされた。

7話のルーキーズオーディションを受けに来たときに、春香オーディションにPとして来ていた夢子と控え室前で偶然出会う。その後9話において、サポート要請を律子から頼まれた夢子と再会し、名前で呼び合うようになる。意気投合して連絡先まで交換していた模様。

基本的な設定は原作と同じだが、差異として女装時にウィッグ着用(長髪涼)、876で女装デビュー発覚後の律子との会話、同期対決サポートアイドルから夢子になっているなどの変更がある。

原作でも力の高さは示唆されていたが、このシリーズではそれよりやや上に位置するらしく876の同期生だけでなく、作中の夢子をもぐ基礎スペックを持ち、ルーキーズ同期対決オーディションを制している。特にDa力は765プロメンバーも驚嘆するほどで、Voもそれには及ばないが千早が評価するほど。容姿も身長に加えウィッグ効果もあってより可さが際立っているが、やはりViは苦手らしい。11話のオーディションはVo重視のオーディションだったため価を発揮できなかったが2位合格を果たす。15話の大運動会ではひびまこリレーで逆転するなど活躍したが、本人としてはやや複雑だった様子。21話では久々夢子と共演したが、これは原作のCランクのある重要エピソードアレンジしたものである。25話ではバレンタイン回ではいろいろあって夢子を深める一方で、男性としての何かが折れた。26話では普段の装でたまたま夢子を助け、そのままデートぽいことをこなすことに成功するが、またしてもラストに何かが視覚・聴覚的に折れた。32話でセットが壊れて軽傷を負って入院したが、見舞いに来た律子に「男の子」としての表情を見せている。34話では765プロファン感謝祭に客としてきた際にFDPに当選し、夢子あずさユニットプロデュースしている。41話ではロード・トゥ・トップアイドルの準決勝を快勝し、決勝進出を果たしたのだが……

13話以降、夢子片思いや憧れを抱いていることが判明している、思春期っ盛りの少年でもある。
その心から来る行動が傍から見るとやや危ない行動をとっていることもある……遇上仕方ないよね
そのためか、原作以上に「男の子」としての覚醒の度合いが速い。

設定上極めてややこしい事態になってはいるが……
彼の心が届くかは難しそうである(遇的な意味で)
ただし夢子側の描写でも脈はあるので、劇的に環境が改善されれば状況が変わることもありうる。
事実32-33話で潜在的には双方に脈があるのがはっきりとしている。

そんな中で夢子のバッシング騒動が起きたのだが、これが契機となり男性アイドルへのコンバートを前倒しで決意。
オールホイッスルで自身の経歴詐称開すると同時に、番組内で夢子事実上のプロポーズを行った。
その後、オールホイッスルの収録を終えてマスコミが殺到している中で、765プロチャリティライブ終了後に駆けつけた復活した夢子自覚のまま惚気て、周りを置き去りにしてしまうという事実上の交際宣言をするなど、のっけから糖度が高いことをやらかした物語後半では既に潜在的に相思相愛だったことも、それを後押ししたともいえる。最終話では夢子に対してかなりアクティブリードしていたが、最後に微妙にヘタれたことで逆に周りに安心感を持たせた。

最終的に夢子との関係は友でありライバルでもあり、かつ性別のえた業界認のカップルという極めてカオス(TS×男の娘という事実は小説より奇なり的)な状況に落ち着いた。

ちなみにストーリー系で彼が恋愛関係の話に絡む場合は彼自身が(二次創作的部分もあるとはいえ)フラグクラッシャーなのだが、このストーリーの場合、彼の惚れた相手がそれを上回るフラグクラッシャーのため、せっかく立てたフラグが盛大に折られていく光景は割と新鮮である。

水谷絵理

8話初登場。設定は原作準拠。

夢子デビューオーディションだった「シンデレラガールズ」の決勝に勝ち残ったアイドルの一人として初登場。原作同様にネトア時代に培われた独特の卓越したViアピールが最大の武器。また特徴のある歌を利用したダンスをこなし、バランス感覚にも長けるなど、夢子に非なものがあると言わせている。ここでは夢子に敗れはしたものの、夢子がいなければ制していたといわれるほどの実力を備えている。11話のオーディションは3位合格。

オーディションでは格上相手に連戦連敗で、同期夢子に勝ったことがなかったものの、38話ではCランクながらアイドルクラシックトーナメントにおいて格上のBランクだった美希LADLADYを連破して優勝を飾る。この大会では新曲『プリコグ』でヴィジュアルアピール軸にして会場の空気を支配する領域に到っており、本人の資質と尾崎Pの導力の高さも相俟って他のアイドルに先んじて才を開させた。原作で格上の伊織を破って優勝してる大会だから物語上でも勝ったことにしたとか言ってはいけない(マテ

担当している尾崎さんのメンタルが強いことや夢子が時折サポートに入っているか、原作べて芯が非常に強い。そのため元が引き篭もりということを感じさせない雰囲気をっている。

事務所ながらいろいろ手助けしてくれた同期夢子を慕っており、また3人のリーダー格だったに惹かれていた面もあったが、尊敬する二人ということで心の中にそれをとどめる選択をしたことが物語の終盤で語られている。

日高愛

9話初登場。設定は原作準拠。

総合力で同期の二人に劣っていたこともあり、作中のオーディション出場は11話が初。夢子く、可さが最大の武器とのこと。一方で作中で描写はされなかったが、伸びが高いとの発言もしている。11話のオーディション夢子たちとともに出場したがRolling-Girlsとともに敗退した。27-29話の『ロード・トゥ・リトルスター』のオーディションでは惜敗したが審員特別賞を得た。

原作以上にの大きさや猪突猛進ぶりが際立っており、結果として放送事故を起こすこともある突撃である。量から来るVoの適性が非常に高く、本人のテンション次第ではあるがいろんなタイプの歌を歌うことも出来る資質も持つ。

夢子同期対決後にフォローしたことや尾崎Pや石川社長導もあって、原作べてかなりい段階で「アイドル日高舞」に対するコンプレックスを乗り越えており、終盤は出番が少なかったものの、しっかりと成長が描かれている。

原作通り人懐っこい純な性格なこともあって、尊敬している夢子の二人が交際宣言した時は純に喜んでいた。愛ちゃんはかわいい

別設定の「TRY!CG」にも先んじて名前が登場。
人気アイドルだが「バラドル」の模様(原作ではBエンドに該当するので、佐倉Pがいない悪かもしれない)

尾崎玲子

9話初登場。設定は原作に大まか準拠しているが、明らか豆腐メンタルではないのが最大の違い。
また絵理専属というだけではなく、のレッスンの面倒も見ており、ほぼ総括Pに近い扱いを受けている。

29話にて原作と細かな差違が語られており、そのことがメンタル面に大きなを及ぼしている。
夢子とはP同士ということもあってに次いで876プロ側の人物としては共演が多い。

あずささんをSランクまで育てた「佐倉P」が導力を一流と評する敏腕P。元々素質があったとはいえ、「シンデレラガールズ」の決勝に絵理を送り出していることからもそれがえる。また原作と違うのはに対するサポートもしっかりと行っており、また問題に対する対処も堅実と非の打ちどころがない。まさにできる人である。

22話では夢子から相談を受け、「LADLADY」のプロデュースの仕方についてアドバイスを行っている。

夢子の言動からアイドルでないことを11話の地点で見破っている。
ただしその正体にまでは辿り着いてはいない様子。

岡本まなみ

名前が出たのは9話だが、作中で初登場したのは15話。

設定は基本的に原作準拠だが、夢子が時折フォローに入っていたことや日高舞の再デビュー騒動などがなかったため、本作では最後まで876プロ所属のまま。の876所属時のエピソードが丸々カットされたり、ちゃんの出番もやや少ないもあってか、彼女が出演するお話は少なめでメインエピソードいため、やや作中では不憫

サイネリア(鈴木彩音)

31話初登場。原作と設定が少し変わっており、ある事務所において4年前に本名で元リアドル(Fランク)をしていたという設定が付与された。

アイドルの技量としては基礎がしっかりとしており、現在でもネット上のPVにおいてViセンス以外では絵理を上回ると夢子小鳥が評すほどで、事務所や時代次第で明らかに上を狙えた逸材。特に尾崎Pは絵理がいなければスカウトしていたと非常に高い評価をしている。

絵理が順調に活動していくのを見て、リアドルに対する敵意は明らかに薄まっており、むしろ応援しているといってもいいほどで、原作ほど尾崎Pと敵対しているわけでもない様子。一度こだまプロ所属の那須野Pの差し金による悪質な妨が表沙汰になったことで一時再燃したが、本人も軽率行動をとった直後に反省し、さらに765・876の両プロダクションの対処もかったためすぐに鎮静化。それどころかリアドル復帰までありうる匂わせ方となった。

最終話では絵理の付き添いをしており、そこで那須野Pと再会。かつて担当していた那須野Pを所業が表沙汰になった後でも慕っており、「アイドル鈴木彩音』としてを追えるのは那須野Pとだけ」と発言しており、Fランクに終わったとはいえ、非常に良好な関係を築けてたことがえる。

石川実社長

おなじみの黒い人の一人で、基本的には原作準拠。

悪い人間ではないが、アイドルを売り込むには手段を選ばないところがあるとは高木社長の弁。ただしアイドルを犠牲にするのではなく、そのギリギリの線は見極めてるらしい。逆に言えばギリギリな路線で売っているから女性アイドルとして活動する羽になったとも言えなくもい。

そのほかの登場人物やプロダクション

名称のみだと1054プロ(8話)があるほか、シンデレラガールズアイドル名前もちらほらと登場するが、物語軸には絡まないため、ゲストキャラクターを除いて、作中で大きく絡んだもののみ紹介

こだまプロ

14話初登場。作中ではアニマス準拠の扱いとなっている。本作ではかなりの大手事務所で、Bランクアイドル新幹少女を筆頭に、アイドルをかなり抱えているようである。しかしそのプロデュース手法には、ある疑惑が存在する。

那須野P

こだまプロの統括プロデューサー。14話ラストで初登場。

15話で876プロ岡本まなみに裏工作を持ちかけたが、本人が拒否し、かつ夢子と黒井社長に3流と言われた上で追っ払われてしまう。

大広告と裏工作で所属アイドルランクを上げてきたが、ある人物に審ラインを抑えられて以降はその手法が通じにくくなり、そのことで後に破滅寸前に追い込まれる。そのこともあって落の切っ掛けを作った夢子を逆恨みしている。

元はPとしての資質はやや欠けていたものの、アイドルに対しては実な人物であり、その時期の最後にプロデュースした彩音には(上記の手法をしてしまったという事実を知られた)現在でも慕われている。しかし彩音プロデュース失敗をきっかけに、ボタンを掛け違えてしまったのか上記の手法に手を染めるを選んでしまい、3流に成り下がってしまったという経緯を持つ。

亜久徳記者

ゴシップ記者として13話から登場。名称や所属はアイマスNGからだが、シルエット悪徳記者

彗星のごとく現れた夢子底的にマークしている。何度か夢子に感づかれそうになったことはあるものの、バレずに追跡していたり、その素性が者でないあたりにをつけるあたり、それなりの実力はある様子。さらに夢子オマケで観察していたの素性にもおかしいところに気付くなど、ただの悪徳記者ではない観察眼を併せ持つ。

38話地点でほぼ夢子の正体にたどり着いているが、確を得るためにこれ以上踏み込むのことが法に触れると判断しながら、それをなく断行している。吉澤記者く、「記事を作る実力はあるが、面い記事を書くためには手段を選ばない」人物と評されている。

(スポンサーに足を引っられたもあって、スキャンダルの仕掛けが中途半端に終わった上、仕掛け人であったことまで見抜かれたことで、最終的に失脚した。もし彼が情報収集を全に終えていたら、とある2つの事務所は作中では潰れていた可性のほうが高かったほどの実力があると推定されるほどである)

業界にいるのも長いらしく、過去那須野Pのことも知っている様子である。

花鳥風月プロ

名称のみ33話に登場。作中時間の4年前まで業界最大手だった芸能プロダクション。金や事務所の力に物をいわせた形振り構わない手法でアイドル業界を裏から支配しており、作中の765プロはもちろん、961プロこだまプロも大きな被害を受けていたと高木社長が語っている。佐倉Pが業界に入った時には既に倒産しており、名前元ネタからすると潰れた経緯は容易に想像できるが、現時点では詳しいことは不明。ただしその手法で心を折られた業界関係者は作中の描写からするとかなり多いようで、アイドル業界に大きな傷を残した様子。(かつて日高舞が所属しており、彼女引退後に『諸葛亮に頼り切ったの末路』のごとく衰退し、結果的に上記の手法に手を染め、自壊していったとのこと)

そのほかの人物

武田蒼一

21話初登場。設定は原作準拠だが、原作べるとやや柔軟なところがある。

ですべてを把握すると言われる眼さを持つ敏腕Pで、作詞作曲としても一流と言われる有名人
夢子の相性に気付き、後に二人にあるものを託す。

実は小鳥さんとも旧知の仲だったりする。

吉澤記者

4話初登場だが、登場機会は少ない。グラは悪徳記者だがキャラとしてはアニマス善澤記者に準拠。

設定はアニマス準拠の敏腕記者だが、少し間の抜けたところもあり、貴音ロード・トゥ・トップアイドル(以下RTA)に緊急参戦の情報を仕入れ損ねたことで、逆にほかの記者から驚かれていたりしている。(吉澤記者自体は元々参戦予定だった夢子の取材のため、別の会場で行われていたIU会見の取材をせずにRTA会見の取材にきていた)

日高舞

ご存知のごとくちゃんのお母さんにして、かつての伝説アイドル

設定はDS準拠だが、話の中心からやや外れたポジションということも差し引いても、原作べておとなしい性格となっており、引退した理由もそこに起因している。実際に本作では最後まで芸能界への本格復帰はしていない(終盤で一時的に復帰した)

ちなみに少年時代佐倉Pもファンだったとのこと。

別設定の「TRY!CG」にも先んじて登場し、設定や立ち位置は前作と似通っている。
そのためちゃんがBエンド扱いなのに対し、彼女自身は芸能界に復帰していない(原作ではちゃんがCランクのころにアイドルに復帰している)

五十嵐局長

テレビ局局長LtRでの部下の失態を自身で内部告発して失脚したが、原作とは違ってまともな人物。

明正大な報道や大会運営標にしており、しっかりとした人格者ではあるものの、導力や決断の正確さという点では力が不足しているのは否めず、局内をまとめ切れていたとは言い難い面がある。

模部局長

失脚した五十嵐局長の後任となった影の薄い局長。ただでさえ不祥事後の後任という押し出されたポストの上に、765プロ絡みのスキャンダル騒ぎでストレスマッハになっている不憫な人。おそらく作中で周りに振り回されたという意味では一番被害を受けた人物で、「しがない中間管理職」の悲哀を一身に背負ってしまった。

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