フレミントン競馬場とは、オーストラリアのヴィクトリア州にある競馬場である。
1840年にヴィクトリア州のメルボルンに創設、当初はメルボルン競馬場と呼ばれていた。
その後1855年頃に現在のフレミントン競馬場と呼ばれるようになったが、改名の理由は諸説あるなか、メルボルンの中心部から競馬場に行く際に通る土地の名前がフレミントンと言われている事が有力となっている。
ヴィクトリア州にはフレミントン競馬場以外にコーフィールド競馬場、ムーニーバレー競馬場、ラドブロークスパーク競馬場があるなか、最も中心地から近く交通機関のアクセスがしやすい立地にある。
2018年に終わった改修工事では、日本円で約112億円が投じられてスタンド改修などが行われた。
フレミントン競馬場でもっとも盛り上がるのはメルボルンカップ。開催日はヴィクトリア州の祝日に指定されるほど権威があるレースである。
競馬場の中には歴代のメルボルンカップを勝った馬のレリーフがあって、2006年に勝った日本のデルタブルースの名前と勝負服も飾られている。
また調教師として12回も勝ったバート・カミング氏の像や、メルボルンカップを3連覇などをしたオーストラリアの名馬の1頭、マカイヴィーディーヴァの馬像もある。
ちなみにメルボルンカップ当日の一般入場券はかなりの高額で、(レートの変化はあるものの)約8000円ほどだったりする。スタンド席の中には3万円ほどになる事も。
そんなフレミントン競馬場は1周芝2312mで、幅員30mと余裕があり、最後の直線は450mで起伏もあまりない平坦コースである。1・2コーナーとくらべて3・4コーナーが非常に大きくゆったりとしており(3・4コーナーだけで900m近くある)、慣れない騎手が4コーナー途中を最終直線と勘違いしてスパートすることがあるという。
最終直線から長い長い引き込み線が伸びており、直線のみ1200mのコースも設定されている。このコースを使用したGIレースも4つ存在する。また、メルボルンカップ3200mのスタート地点もこの引き込み線途中にある。
馬場は水はけが良くて悪化しづらく、悪化しても回復が比較的早い。
またレコードタイムも1200mが1:07.1、1600mで1:33.4、2000mで1:58.7と、いずれも日本並みの好時計が出ている。(レコードタイムは2019年10月現在)
主なレースの中に(エミレーツステークス)が2つ存在しているが、スポンサーのエミレーツ航空の関係でたびたび対象のレースが変わっている。
日本から移籍したトーセンスターダムが勝ったレースは、当時日本でエミレーツステークスと呼ばれていたが、マッキンノンステークスとなっている。
オーストラリアの競馬場- 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル フレミントン競馬場(JAIRS)
掲示板
1 ななしのよっしん
2022/10/06(木) 14:19:51 ID: c71z8fhqN1
日本は馬場の高速化の傾向があるから、ナチュラル馬場な凱旋門賞よりはメルボルンカップとか目指した方がいいかもなぁ
2 ななしのよっしん
2023/04/13(木) 14:05:21 ID: zR1mJsYSsY
ただ近年、オーストラリアでは動物愛護団体のせいで主催者から難癖付けられて出走取消に追い込まれるケースが多くなっているんだよね...。
豪州遠征が近年減っている理由。真の「動物愛護」とは何か考える【獣医師記者コラム・競馬は科学だ】
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3 ななしのよっしん
2024/11/29(金) 10:30:21 ID: c71z8fhqN1
今年のメルボルンカップはワープスピードマジで惜しかったわ。今後出走するならコーフィールドカップとのセットが定着するかも?
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最終更新:2025/01/18(土) 16:00
最終更新:2025/01/18(土) 16:00
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