プロヴィデンスザクとは (プロヴィデンスザクとは) [単語記事]

概要

PROVIDENCE ZAKU プロヴィデンスザク
型番	ZGMF-X3000Q
全高	-
重量	-
搭乗者	リンナ・セラ・イヤサカ
特殊	ハイパーデュートリオンシステム
武器	MA-BAR76T 高エネルギービームライフル GDU-X4 突撃機動ビーム砲×8 GDU-X7 突撃機動ビーム砲×2 MA-M8 ビームトマホーク×2（オプション）対ビームシールド×2（オプション）

ザフトの次世代モビルスーツ開発計画に則って製造された次世代先進試作機。
ベース機には現行主力機X1000系ザクを使用。前大戦でのヤキンドゥーエ攻防戦において活躍した「プロヴィデンスガンダム」のコンセプトとの融合を図っている。

核エンジンとデュートリオンシステムのハイブリッド機関「ハイパーデュートリオンシステム」を搭載しているが、核エンジンは条約上禁止の動力の為、核動力を示す“A”は型番から意図的に抜き取られた（機密秘匿）。
さらにドラグーンは第二世代型の雛型で空間認識力に優れていない者でも扱える仕様をとっている。

フレキシブルチューブに核エンジン用冷却システムとドラグーン用の量子通信機能、両肩部アーマーに6基スラスターを搭載（レジェンドでは2基）。

プロヴィデンスザクはザフト主力機の系列機を構成することを想定し、X3000系の型番が与えられたが、次世代開発計画そのものがアップデートする形で行われたため、制式採用されなかった。後に本機の意匠・システムを引き継ぐ形でレジェンドガンダムの開発が行われた。
プロヴィデンスザクは次世代ガンダムの前身というべき機体であり、「デスティニーインパルスガンダム」と対をなす存在とも言える。

なお名称がレジェンドに変更されたのはプロヴィデンスガンダムのパイロットであるラウ・ル・クルーゼの戦争犯罪に原因があるというのが通説だが、開発局はこの説に否定的な様子。

パイロットはリンナ・セラ・イヤサカ。元オーブモルゲンレーテの技術者で前大戦後フィアンセのタキト・ハヤ・オシダリに愛想を尽かしてプラントに移住を決め、現在プラント統合開発局に所属。メサイア攻防戦では何の因果か「オオツキガタ」に乗ったオシダリと再会。お互い生き延び、戦後に再会した。よりを戻したのかは不明。

「GDU-X4突撃機動ビーム砲」
背部・サイドフロントの8基のドラグーンは他のドラグーン2基と形状が異なり鋭利なブレードのような形となった。これは当初打突による攻撃方法も考えていたためである。色は黒を基調としエッジ先端部を赤にペイントしている。
X5仕様で格闘能力をオミット、X7仕様ではビームスパイクを形成する事が出来る。
「MA-BAR76T高エネルギービームライフル」
プラットフォーム中央にコネクタ結合しているビームライフル。レジェンドの物はこれのマイナーチェンジ品。