レジェンドガンダムとは (レジェンドガンダムとは) [単語記事]

レジェンドガンダムとは、機動戦士ガンダムSEED DESTINYに登場するモビルスーツである。

機体仕様

型式番号	ZGMF-X666S
所属	ザフト強襲揚陸型 MS 母艦ミネルバ →宇宙要塞メサイア
建造	プラント
生産形態	ワンオフ機
全高	18.66m
重量	86.02t
動力機関	ハイパーデュートリオンエンジン
装甲	ヴァリアブルフェイズシフト装甲
OS	MOBILE SUIT NEO OPERATION SYSTEM GENERATI ON UNSUBDUED NUCLEAR DRIVE ASSAULT MODULE Ver.2.5.3 Rev.07 Z・A・F・T
武装	MMI-G AU26 17.5mmC IWS ×2
	MA-BAR78F 高エネルギービームライフル ×1
	MA-M80S デファイアント改ビームジャベリン ×2
	GDU-X7 突撃ビーム機動砲 ×2
	GDU-X5 突撃ビーム機動砲 ×6
	MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置 ×2
特殊装備	ニュートロンジャマーキャンセラー
パイロット	（アスラン・ザラ →）レイ・ザ・バレル

概要

デスティニーガンダムと共にザフトで開発された最新鋭MS。
元々はアスラン・ザラに与える前提で開発していた機体だったが、この機体を受領した直後にアスラン本人はザフト軍を脱走してしまったため、成り行きでレイ・ザ・バレルが搭乗して出撃、その後はそのままレイが正式パイロットとなる。

プロヴィデンスガンダムの後継発展機であり、搭載されているドラグーン・システムが最大の特徴。
プロヴィデンスのそれと比べて改良が加えられており、かなり扱いやすくなっている。なお改良が加えられているのは具体的には通信機だそうだが、「立体的な攻撃をパイロットの空間認識能力まかせにする」という点がハードルであったドラグーン・システムにおいて、通信機を改良することでどう扱いやすくなったのかは不明。

本機のドラグーン・システムは背中のドラグーンプラットフォームに装備しているビームポッドを射出する構造になっているが、このビームポッドは接続したままでも可動砲台として機能するようになっており、ドラグーン･システムが使用不可能な重力圏下でも火力を損なわない。後ろにも向けられるので、死角をカバーする兵装としても有効。

ゲームにおいて

SEED DESTINYを題材にしたゲーム、または参戦するロボットものゲームでは大抵出演している。

スーパーロボット大戦シリーズ
 DESTINY参戦のシリーズでは必ず登場。遠距離攻撃としてのドラグーン・システムの他にマップ兵器としてのドラグーン・システムも装備しているのがお約束。このMAP兵器版ドラグーンが敵味方識別機能付きで威力もあるため、殆どの作品において某冥王ロボットに例えられるほどの強さを誇る。
主力兵装のドラグーン・システムは原作どおり宇宙専用の武装となっているが、『Z』でのみ、地形適応が抑えられているものの重力圏下でも使用可能。それ以外でも、強化パーツやパートナーの機体ボーナスによって地形適応を補ってやると重力圏下でもドラグーン・システムを運用可能。重力圏下かそうでないかで武装自体が換装されてしまうアカツキやストライクフリーダムと違い、換装されずに本来ならば死に武装になってしまう点が逆にある種のメリットとして生きてくる。（注：ストフリは重力圏下でも別に換装する訳ではないが、ゲームシステム的に「重力圏下用ストフリ」と言う別の機体または別の武装に換装される事が多い。）
惜しむらくはDESTINYの登場人物の中ではキラやアスランのいるアークエンジェル隊が自軍側になる＝シンやレイのいるザフトが敵役になる事が少なくなく、基本的に敵ボスとして登場する機体であること、条件を満たさないと自軍として使えないこと。味方として登場しても敵に回ってそのままオサラバと言う展開もある。唯一『L』ではアークエンジェルとデュランダル議長が目立って対立しないというシナリオ改変が行われており、その関係でメサイア攻防戦までは味方。さらにメサイア攻防戦で離反されても味方に引き戻すのが簡単なので、数少ない「レジェンドがずっと味方」なスパロボである。
冒頭の通りアスランに与えられる予定で開発された機体だが、作品によっては最初からレイに与えられる話になっているものもある。
余談だが、『L』では「レイ」だからか、碇シンジ君と抜群の相性を誇る（性能的な意味で）。
EXVS シリーズ
 アシスト機体や敵機体専用での参戦は何度かあったが、本格的にプレイアブル化したのはマキシブーストになってから。コストは2500で、ドラグーンを用いた多彩な射撃戦が得意な射撃機。同じくドラグーンを用いるプロヴィデンスガンダムとは一部武装の性能で差別化を図っている。アシストではルナマリア機のインパルスガンダムを呼び出したり、一部格闘ではスペシャルエディション等で使用していたエクスカリバーを用いたり、覚醒技(バーストアタック)ではデスティニーガンダムとインパルスガンダムとの連続攻撃を行うなど、そちらを意識した演出も見られる。