ベイグラントストーリー(VAGRANT STORY)とは、2000年2月10日にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)からプレイステーション用ソフトとして発売されたロールプレイング・アドベンチャーである。略称はベイグラなど。
2002年2月21日にPS one Books、2006年7月20日にアルティメットヒッツとして廉価版が再発売された。
2009年8月12日にはゲームアーカイブスでの配信も開始された。
開発スタッフは伝説のオウガバトルなどと同様、松野泰己を中心としたチーム。
ファイナルファンタジータクティクスなどと同じイヴァリースの世界が物語の舞台になっている。但し、他の作品とのストーリー上での繋がりは無い。
ファミ通のクロスレビューで大絶賛を受け、プラチナ殿堂入り(40点満点)を果たしている。
これは歴代3本目であり、プレイステーション向けのソフトでは唯一の殿堂入りである。
独特な物語や登場人物、PSソフトとしては珍しいフルポリゴンで緻密に描かれたグラフィック、映画を意識したカメラワーク等の演出の巧みさ、環境音やBGMの完成度の高さなどの要素が評価を得ている。
しかし、全体的に雰囲気が暗い、ライトゲーマー向きではないシステムの難解さ、などの理由からあまり国内での売上は芳しくなかった。非常に人を選ぶゲームでもある。
物語の主な舞台である城塞都市レアモンデは、サン=テミリオンという街がモデルになっている。また、ラストダンジョンである大聖堂は、モン・サン=ミシェルという修道院がモデルになっている。どちらもフランスの世界文化遺産に登録されている。
ある日の夕刻、宗教集団メレンカンプとその首謀者であるシドニー・ロスタロットが、バルドルバ公爵邸を襲撃し占拠する事件が発生。バレンディア治安維持騎士団(VKP)は事件解決の為、重犯罪者処理班(リスクブレイカー)のエージェントであるアシュレイ・ライオットを現場へ派遣する。
現場前で情報分析官のキャロ・メルローズと状況の確認をするアシュレイ。しかし突然、法王庁の聖印騎士団(クリムゾンブレイド)が乱入。公爵邸に放火して突入し、現場は大混乱となってしまう。
その混乱に乗じてアシュレイは公爵邸内に潜入し、シドニーと接触。しかし、シドニーはボウガンで心臓を射抜かれても生きている男であった。そして伝説上の存在でしかないはずの竜を召喚し、城塞都市レアモンデへ逃亡してしまう。アシュレイとメルローズはすぐさまその後を追ったのであった…。
プロローグではアラズラムの台詞が登場し、秘石やアクセサリーにはディリータ、アグリアス、ベイオウーフ、オルランドゥ、バルバネス、ベリアス、アルテマなどとの関係を彷彿とさせる物がある。特にアグリアスに関係すると思われるティンカーリップは、FFTのリメイク版(獅子戦争)に逆輸入されている。
「僕の中では、ベイグラはイヴァリースじゃなく独立した世界なんですけどねぇ。いつのまにか同じにされてしまった。嘆かわしい。」
という発言をしている(既に削除済み)。
掲示板
59 ななしのよっしん
2023/07/25(火) 16:01:29 ID: Tp0Bt6KjBF
これ時代早すぎたよな
アクション寄りにしたリメイクか続編やりたい
60 ななしのよっしん
2024/03/09(土) 19:26:29 ID: 11Hz1rqWbt
システム変えてもいいけど、ほぼそのままでグラと音だけ変えたリメイクでも充分やりたい
61 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 18:05:04 ID: qo8rMSgLKP
今でいうとダークソウルみたいな感じ?
出た当初斬新で猿のようにやりこんだわ
洋ゲーでは確かこういうのあったけどストーリーというか雰囲気のエモみがなくてどうもはまれなくて、
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最終更新:2024/11/09(土) 05:00
最終更新:2024/11/09(土) 05:00
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