ホットシェフとは (ホットシェフとは) [単語記事]

ホットシェフとは、北海道を中心に展開するコンビニエンスストアセイコーマートの一部店舗に設けられている、店内調理した温かいメニューを提供するコーナーである。

概要

1994年、北海道足寄郡足寄町にあるセイコーマート足寄店で試験的に導入されたのが始まり。その後他店にも広がり、今やセイコーマートの名物として認知されている。寒い季節が長期化しがちな北海道において、温かい料理がすぐに食べられる有難みは大きい。
ただしすべての店舗に設けられているわけではないので注意。店頭に「HOT CHEF」の看板が掲げられているのがホットシェフ設置店舗なので、これを目印に探そう。

店内調理した温かいメニューを提供するサービスは他のコンビニチェーン店でも実施されているが、ホットシェフならではの特徴として、提供されるメニューの豊富さとその提供方法がある。

一般的にコンビニで提供される温かい店内調理メニューとしては、フライドチキンなどの揚げ物や焼き鳥、中華まんなどが一般的と思われるが、ホットシェフでは揚げ物に加えて丼物や弁当、おにぎりなどが温かい状態で提供される。その提供方法も独特で、他のコンビニチェーン店ではレジにて口頭で注文するのが一般的なところ、ホットシェフは保温ショーケースに入れられている商品を客が取り出してレジに持っていく方式を採っている。