マキアス・レーグニッツとは、閃の軌跡に登場するキャラクターである。
メガネに頭脳明晰、ただし頭が堅いという典型的な理論派キャラである。
ラインの多い構成のオーブメントに加えて、ショットガンの攻撃範囲も広い+改造時の付加効果の気絶もあるため、今作で特に有効かつ重要な状態異常要員としておすすめする。
幻属性縛りが一つあることやEPも悪くないため、補助アーツを並べても良い。クラフトはサポート系が多い。
庶民の出ではあるが、父は帝国の知事を務めるカール・レーグニッツ。下手な貴族よりも地位は高いため、御曹司と言っても過言ではない身分。
ただし私生活は結構清貧らしく、そういった庶民派(実際そうだが)で父は出世街道を駆け上がっていった。
で、当の息子はどうかと言うと、成績優秀、チェスの凄腕、ショットガンを容易く使いこなす、正に文武両道な優等生キャラ…に違いはないのだが。
兎に角、貴族大嫌い人間である。理由は憧れていた従姉妹が婚約していたのが貴族御曹司だったのだが、婚約を破棄された挙句、散々貴族の嫌がらせに耐えかねた結果、自殺してしまったためである(要ドラッグ)。
確かに貴族を嫌う要因には成り得るが、一度身分を偽った(偽ったというか、言葉を濁しただけで嘘はついていない)リィンに対しては非常に険悪な態度を取り、また四大名門のユーシスに対しては「傲岸不遜」と評して何かにつけて目の敵にする(少々ぶっきらぼうなだけで、ユーシスは決して不遜な人間ではないのだが)等、非常に鬱陶しい態度を取り出す。
そう思われるのは、やはり冒頭に書いた通り「庶民ではあるが、貴族並に優遇される血縁者がいる」ためであろう。なので貴族を糾弾する際に「お前が言うな」と突っ込んだプレイヤーもいるのではないだろうか。
もっとも、ここら辺は本当に物語の初期の話であり、彼は頑固ながらも善人であることに変わりはない。
リィンとは彼やⅦ組メンバーの体を張った救出劇により自身の癇癪を認めたことでわだかまりが解け、絆イベントでも貴族生徒への対抗意識は変わらずとも以前ほど過激ではなくなり、リィンを改めて仲間として受け入れるようになった。
ユーシスとは相変わらずの喧嘩腰ながらも他者から見ても仲の良い喧嘩友達に、同じく成績優秀のエマに対抗心を燃やし、しょっちゅうパーティメンバーに組み込まれるフィーに煽られ、ユーシス同様に編入生のミリアムに振り回される等、パーティ内の愉快ないじられ系リアクション芸人として活躍する(ここら辺、徐々にガッシュに被ってきている)。
微妙に不遇とされている点でいうと、プレイアブルキャラでかつ男なのに人質にされる。アストライア女学院では唯一、女子生徒に噂をされない(「これはキツイな…」といらん心配までしてるのがジワジワくる)、初期マスタークォーツ「アイアン」が後衛キャラながらもそこそこ高めの防御力のあるマキアスの性質と合ってない点などだろうか。
また、ガイウスと微妙に名前の発音が似てるためか、「マキウス・レーグニッツ」と間違われることも散見する。
ちなみにネタバレになるので詳しくは書かないが、続編がでるまで非常に待遇が心配される立場であった。
前作では貴族派と対立している帝国知事の息子ということで、非常にその安否が気になるところであったが、VII組で最初にパーティインする。
だが狙われる身というのは偽っておらず、秘密裏に行動していたのは事実。しかしリィンの抱擁によってエリオットとフィーと合流するためにケルディック入りするマキアス。果たしてどう切り抜けるのか…
→ メ ガ ネ を 外 し た だ け で し た 息子はどうでもええんか領邦軍。
ただ駐在している領邦軍兵士たちはやる気が全くなく、遊撃士であるトヴァルの印象はずいぶんと変わるという発言、そもそも前例として黒の競売会潜入時のロイドがいるためあの世界では結構有効な手段である可能性もある。そもそもエリィなんて社交界で顔が知れているはずなのにドレス着ただけだったし…
だからといって妖精なりきりセットという斜め上の変装はするんじゃないぞ!
その後はカレイジャスにて、怪盗Bさんに色々された以外は、大きな見せ場もない。絶対に湯着+サングラス衣装にするなよ!絶対だぞ!
終盤ではレーグニッツ知事奪還のため固定パーティとして参入させるのだが、その後にとんでもない事があるのとリィンのシスコン+エリゼのブラコンとの比較もあって親父との再会も結構あっさり気味。
大きな見せ場こそないものの、基本的にリアクション芸を披露する、VII組のいい脇役といった立場を確立している。
ケルディックの件でユーシスが自棄になった時にはいつもとは立場が逆転し冷静さを取り戻させたり、オーロックス砦で最後の一押しをするなどユーシスとの絡みも健在。
絆イベントをこなしていくと分かるが、前作よりもしっかりした面が目立つようになってきた。特に潜伏先であるケルディックで匿ってもらった恩は決して忘れておらず、バリアハートでの絆イベントは一見の価値あり。
キャラが少々被っているエマとは、それなりに仲が良さそうな描写もある。
戦闘面としてはクラフトは元々性能がいいものを取り揃えられているので、前作同様の扱いで扱える。
新たに引っさげたSクラフトは某捜査官のような当然普通の銃技であり、得意のチェスをモチーフにしたくらいで意外性もそれほどはない。だがこのSクラフトの真価は状態異常率が200%という破格の確率という点。状態異常になりづらいボスでもある程度期待ができる。今作ではボスの攻撃が激しくなっているため、博打にでるというのもあり。
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最終更新:2024/10/08(火) 09:00
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