ミッチーとヨシりん

ミッチーとヨシりんとは、『クレヨンしんちゃん』の登場人物である。

概要

『クレヨンしんちゃん』に登場するカップル。

実は原作である漫画『クレヨンしんちゃん』において、ミッチーとヨシりんというカップルは6組登場しており、皆別人だと思われる。

この記事ではそれぞれについて記載する。

一組目のミッチーとヨシりん

単行本4巻に収録されている「オラは幼稚園の風雲児だヨ編その1」に登場。

キザな二枚目風のよしりんは心の中で「この女もいただき ふっ」と呟き、ミッチ〜の唇を奪おうとするが、みんなとかくれんぼをしていたしんのすけの妨害を受け一時中断。

気を取り直してキスを再開させようとするも、今度は木に登ったしんのすけが枝にぶら下がりながらミッチ〜にキスをせがみ、それに驚いたよしりんはミッチ〜の顎におでこをぶつけて出血してしまう。

二組目のミッチーとヨシりん

単行本10巻に収録されている「オラとかあちゃんのたたかいはきびしいぞ編その4」に登場。

海でいちゃついていたところ、臨海学校で海にやって来た、今年の夏もオイルを塗ってくれる彼氏がいないためイライラMAXのまつざか先生に睨み付けられ、二人して怯える。

三組目のミッチーとヨシりん

単行本15巻に収録されている「さびしい先生ふたりに春はおとずれるか…⁉編その2」に登場。

部屋の掃除をするためみさえに追い出され^[1]、しぶしぶ親子二人で向かった北かすかべスケートセンターにて、「ヨシリン、私すべれないの」「ボクが教えてあげるよ、ミッチー」とイチャイチャアツアツっぷりを見せつけ、しんのすけとひろしを更に白けさせた。

四組目のミッチーとヨシりん

単行本16巻に収録されている「もうすぐオラはおにいちゃんになるゾ編その1」に登場。

ミシシッピーフライドチキンで食事中、ミッチーから「他の男性と結婚するから私と別れて」と言われて捨て去られたヨシりんは呆然とし、更にしんのすけにフライドチキンを奪われ泣きだす。

五組目のミッチーとヨシりん

単行本17巻に収録されている「ひまわりちゃんの寝顔はとってもかわいいぞ編その7」に登場。

日が暮れないうちからイチャイチャしていたところを、彼氏いない歴=年齢のまつざか梅に通りかかられ、盛大なくしゃみを浴びせられ撤退。

六組目のミッチーとヨシりん

単行本18巻に収録されている「ひまわりちゃんのハワイ・デビュー た〜い た〜よ キャイ…編その1」に登場。

一番有名な準レギュラーキャラのミッチーとヨシりん。

新婚旅行でハワイへ行くところ、ベビー服購入時のくじ引きでハワイ旅行を引き当てた野原一家と同じ飛行機に乗り合わせる。

そして単行本19巻に収録されている「きょうは楽しい遠足だ!! 絶好のツアー日和だゾ編その2」にて野原家の裏の空き家に引っ越して来た。その後、引っ越しの手伝いに始まり、厚かましい性格で野原家に散々迷惑をかける。

絵にかいたようなバカップル。

二人そろって非常に厚かましい性格で友達はいない。何とまたずれ荘まで押しかけてくる。

共通の趣味としてホラー系が大好きというものがある。

事あるごとに些細なことで喧嘩するが、すぐに仲直りし、その代わりに野原夫妻にひびを入れてゆくというのが彼らが登場する話の定番。

鳩ヶ谷ミッチー

CV： 草地章江→大本眞基子（503話Aパートより）

鳩ヶ谷ヨシりんの妻。

趣味はホラー映画鑑賞や恐竜のぬいぐるみ集め。

いかにも料理が出来なさそうな見た目だがそんなことはないらしい。

みさえと交流を重ねるごとに彼女に影響され、ヨシりんに対しかかあ天下っぷりを発揮する場面が増えた。

実家は栃木。両親は三歳の時に風邪をひいて以来ずっと元気に農家を続けている。

鳩ヶ谷ヨシりん

CV：阪口大助

鳩ヶ谷ミッチーの夫。

趣味は写真。

とても涙もろく、すぐに死のうとするなどメンヘラだが、すぐに元気になったりと情緒不安定気味。

単行本39巻に収録されている「進化したネネちゃんの リアルままごと!! オラもう ついていけないゾ〜⁉その3」において会社をリストラされるが、その後ひろしと同じ会社に再就職し、単行本40巻に収録されている「地球を一人で熱くする男!! 臨時教員熱繰先生に近づくと ヤケドする!!編その4」で経理からひろしのいる営業へと移動。その後、単行本43巻に収録されている「ますみ先生 ヨシりん カザマくん……みんな〜大活躍だぞ〜編その4」において、フタバ商事のお得意先の部長のカツラを指摘し窮地に立たされ辞表を書くもひろしに説得され思い留まるなど、社会人として彼と交流を重ねていく。

関連動画

関連静画

関連項目

• バカップル
• クレヨンしんちゃんの関連項目一覧

脚注

1. *「若いギャルと一緒じゃなきゃ嫌だ」というしんのすけと、「せっかくの日曜日にしんのすけの面倒見させる気かよ」というひろしを黙らせるため無言で包丁を研ぎ始めた。