ランサーが死んだ!

「ランサーが死んだ！」は「←この人でなし！」までを含めたお約束である。

概要

TYPE-MOON10周年記念アニメ「カーニバル・ファンタズム」にて、兄貴な方のランサーが死亡した時に発せられた言葉。元ネタは「サウスパーク」の登場人物、ケニーが殺された際の「なんてこった、ケニーが殺されちゃった！」「この人でなし！」。
原作でも幸運の低かったランサー。このアニメでも幸運の低さを遺憾なく発揮し、イリヤ城、EX、ひびちかを含めた14話＋おまけ中15回死亡するという快挙（？）を達成している。
なお、「この人でなし！」まで含めた台詞が実際に言われたのは4回（第1話「第5次 魔術師大激突 チキチキ聖杯戦争」でのセイバー＆衛宮士郎、第9話「SEIHAI GRANDPRIX」のアーチャー＆藤村大河、映像特典「音声付き 風雲！イリヤ城」のアーチャー、セイバー、ライダー、キャスター、「ひびちかスペシャル」の日比乃ひびき、桂木干鍵）である。

ランサーの華麗なる死に様（ネタバレにつき反転）

１話：黒ヒゲにされた上にギルガメッシュの「王の財宝」の一斉掃射。挙句にタルから放出され天井の照明に頭から突っ込む。

２話：ランサーが登場していない為、唯一彼が死んだ描写がない。だが・・・。真実は１１話にて。

３話：ファンタズムーンの予告にて謎の助っ人として夕日をバックに颯爽と登場と思いきや車に撥ねられる。アルク「使えねぇ」。

４話：３話の続き。死亡が確認され槍と一緒に救急車に搬送される姿がニュースにて報道された。

５話：バーサーカーのオモチャにされ最後はアーチャーの能力をもってしても解析不能な謎の宝具と化してその命と引き換えにアーチャーを倒す。

６話：ライダーのワカメ慎二イジメの巻き添えを食う（具代的には騎英の手綱で）。

７話：葛木宗一郎に探りを入れようとしたら落雷に遭う。青タイツの人が黒タイツの人に。

８話：セイバーライオンに喰われる（もちろん食料的な意味で）。

９話：ドラッグカーに乗り、第１コーナーを曲がれず激突、炎上。

１０話：空から降ってきた鉄骨の下敷きに。

１１話：謎の着ぐるみ（聖杯くん）の助言を受け今までの死の運命を乗り越えるべく奮闘する。が・・・（後はお察し）。

最終話：最終話後の打ち上げにてウェイバー・ベルベット共々バーサーカーのオモチャにされてた。あとセイバーライオンも噛み付いてた。

EX:ダメットバゼットさんとのイチャイチャ振りにイラッときたカレンにマグダラの聖骸布でスマキにされ札束をノドの奥まで突っ込まれ窒息。

ひびちかスペシャル：出オチならぬ出死に（死体はカレンが回収した）。

イリヤ城：ライダーに殺され足場にされ、高速回転飛行する菌糸類に真っ先に振り落とされ、最終決戦には生き残ったものの崩壊する城から逃げ切れずに星となる（若奥様「彼はやっぱり生き残れない運命なのね」。眼鏡「切ないですね」）。

・・・と散々な目にあっている

。彼が一体何をした。

本編では

このネタの普及度合いのためにランサーは死に易いという認識が広まっているが、
本編では瀕死状況や絶望的な戦いでの継戦能力が高く、
「瀕死の傷でも戦闘を可能にし決定的な致命傷を受けない限り生き延びる」というスキル、戦闘続行：Aに表れている。
また、仕切り直し：Cにより戦闘中の戦場から離脱する能力にも優れ、高い生存性能を持つ。

具体的には以下のシーンが挙げられる（一応反転）。
・全サーヴァントと一度交戦し撤退
・圧倒的不利状況でギルガメッシュを半日足止め
・令呪による自害命令で己の心臓を"刺した"後に気力で言峰を道連れにする

余談だが、Fate/Grand Orderでは戦闘続行（リレイズ）、矢避けの加護（回避）、仕切り直し（弱体解除＆回復）といったスキルにより、本編同様のしぶとさを持つ。

関連動画

関連項目

• ランサー(Fate/stay night)
• カーニバル・ファンタズム
• サウスパーク