ヴェスナ・ミコヴィッチ(Vesna Mikovič)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。
アニメ・ゲーム等未登場。
クロアチア独立国のエース・パイロット、ヴェカ・ミコヴィッチ。
ドイツのユーゴスラビア侵攻後に成立したクロアチア独立国空軍の戦闘機エース。1941年末から東部戦線で戦い、翌1942年4月にはエースとなるも6月に戦死した。撃墜数12。
薄い金髪を左右の耳の後ろだけ三つ編みにまとめ、エメラルドグリーンの瞳を持つ、クールで神秘的な雰囲気の少女で、ブルーグレーの制服に身を包んでいる。穏やかながらそっけない雰囲気のなかに、時として深い情念をうかがわせる。
もとはオストマルク空軍第10戦闘機中隊の所属。やがてカールスラント空軍第52戦闘航空団(JG52)のなかでもほぼオストマルク人で構成された第15中隊に転属となり、エディータ・ロスマンから空戦の教育を受けた。その後は訓練部隊で教官任務にあたる。
1943年1月、スオムス義勇独立飛行中隊(“いらん子中隊”)に派遣。エディータの薫陶よろしきを得たものか、隊内でも一番の戦果を挙げるようになる。1944年4月には502JFWと協同し、大型ネウロイ「シリンダー」を撃破するミエリッキ作戦に参加した。
翌1945年には、新任の中隊メンバー、三隅美也を案内するなかで長距離偵察タイプのネウロイと遭遇し、共同撃墜している。
ヴァルトルート・クルピンスキーとは過去になにやら特別な関係があったようで、同僚だったJG52時代にクルピンスキーから誘って遊びに連れ回した仲らしい。スオムスで再会した際のヴェスナもクルピンスキーの小さな癖までよく覚えているなどただならぬ様子を見せ、クルピンスキー当人は妙に気まずげ、当時の師でクルピンスキーと関係の深いエディータ・ロスマンにも平静をよそおう雰囲気が見られた。
特にエディータは、ヴェスナについて「さっさとクルピンスキーのことを忘れればいい」などと言う一方、ヴェスナ自身もエディータに対しより挑発的で、「(クルピンスキーの)影響を受けるほど一緒にいませんでした。誰かと違って」と言い放ったり、エディータとの賭け試合で「好きな人」を答えるよう要求したりといった言動で周囲を緊迫させたこともある。
しかし、「シリンダー」との激戦を終えたヴェスナはふたりに、「私はヴァルトルートさんが幸せなら、それで十分なのです」と語って離れていったのだった。
小説『ブレイブウィッチーズPrequel3 オラーシャの遠雷』において初登場のウィッチ。原作者・島田フミカネのTwitter上での前情報がビジュアルの初披露で、同作巻末にプロフィールが収録された。
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最終更新:2025/12/16(火) 12:00
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