万代大作とは (バンダイタイサクとは) [単語記事]

万代大作とは、アニメ『ダンガンロンパ3 The End Of 希望ヶ峰学園未来編』に登場するネタキャラクターである。

概要、というワケねぇ

カールおじさんのような口ヒゲとパパイヤ鈴木のようなアフロ、さくらちゃんもびっくりの日焼けした肌が特徴の大柄な男。
スーツに麦わら帽子というよくわからない格好をしており、二重丸の中に田んぼの地図記号が印字されたシャツを着ている。

性格は心優しく、物事は俯瞰的に見るべきだと考えており、会議室で争いごとが起きた際に止めに入るなど暴力は好んでいないと思われる。
基本的にいつも笑顔で、悪口を言われても好意的に捉えるのであまり人とはトラブルにならない。
自作のことわざを量産しているものの、特に意味はない。
意外にも電子機器の操作に長けているようで、襲撃された際には宗方に被害状況の調査を任されている。
また、OPではほかのメンバーが真面目な顔つきをしている中、1人だけ楽しそうに歌っている。ソプラノだろうか？

未来機関内では主に被災地の農業復興に力を注いでおり、世界の復興のために欠かせない才能を持った人物だと思われる。

自作のことわざだからねぇ、意味はないんだよ

ここでは万代の自作のことわざの一部を紹介する。
ことわざの意味の考察なども書かれているのでネタバレ注意である。
なお、ことわざの意味などは推測なので間違っている可能性もある。

イルカもシカも松のうち

記念すべき最初のことわざ。
天願会長が施設の安全性について説明した際の発言。
おそらく元のことわざは「嫌よ嫌よも好きのうち」だと思われる。
このことわざの意味は「嫌だ嫌だと言っている間はまだ好意をなくしたワケではない」という意味である。
つまり、「施設が襲撃されないかどうか言っていられるうちはまだ安全だね」と言いたいのだと思われる。
また、「スモモもモモもモモのうち」が元ネタだとも考えられるが、あちらはことわざというよりことば遊びなので除外した。

踊るオオカミに酒入らず

絶望の残党を殲滅するべきだと言った逆蔵が言った際の発言。
おそらく元のことわざは「腹八分目に医者いらず」だと思われる。
このことわざの意味は「満腹になるまで食べないで、腹八分目ぐらいで抑えておけば健康的である」という意味であり、踊るオオカミとは逆蔵をはじめとした未来機関の過激派のことを指していると思われる。
つまり、「絶望の残党を全員始末するなんて、かえってこっちの損害が大きくなるよ！酔っ払ったみたいに過激な発言をするのはやめよう！」と言いたいのだと思われる。

念仏坊主に親知らず

見た目と声が合ってなくてキモいと言われ、褒め言葉として受け取った際の発言。
おそらく元のことわざは「子の心親知らず」だと思われる。
このことわざの意味は「親は子供の気持ちを理解しているものと考えがちであるが、意外と理解できていない」という意味である。
つまり、「そういえば傷つくと思い込んでたみたいだけど、まったく気にならないよ！」と言いたいのだと思われる。

カッパの三行半

敵の催眠ガスから目覚めた際の発言。
おそらく元のことわざは「カッパの川流れ」だと思われる。
このことわざの意味は「泳ぐのが上手なカッパでも時には溺れることはある」という意味であり、三行半(みくだりはん)は夫婦が離婚する際に叩きつける離縁状のことである。
つまり、「未来機関の幹部がこんなに揃っているのにこのザマなんて…敵は話し合う気持ちすらなさそうだね…」と言いたいのだと思われる。
また、「カッパの川下り」ということわざもあるらしいが、ここでは一般的に有名だと思われる方の意味をとった。

ザコにご飯

コロシアイの説明を受けた際の発言。
おそらく元のことわざは「泣きっ面にハチ」だと思われる。
このことわざの意味は「不幸に不幸が重なる」という意味である。
つまり、「襲撃されたと思ったら今度はコロシアイなんて、ツイてないなぁ…」と言いたいのだと思われる。

イチゴの種も3個まで

万代のことわざで一番有名だと思われるもの。
ある人物が荒々しい態度を周囲にとった際の発言。
おそらく元のことわざは「仏の顔も三度まで」だと思われる。
このことわざの意味は「いくら仏様でも3回も同じことをされたら怒り出す」という意味である。
つまり、「それ以上暴力を振るうならいくら温厚なボクでも怒るよ！」と言いたいのだと思われる。