中山成彬とは (ナカヤマナリアキとは) [単語記事]

中山成彬（なかやま　なりあき）とは、国土交通大臣や文部科学大臣を務めた、日本の政治家である。
政党は自由民主党→たちあがれ日本→日本維新の会→日本のこころ(次世代の党、日本のこころを大切にする党から改名)→希望の党に所属していた。

概要

東京大学法学部卒業後、大蔵省へ入省。
1983年に旧宮崎2区より初出馬、落選するが、1986年に初当選を果たした。

2008年、麻生内閣で国土交通大臣に任命されたが、「成田空港反対運動において、過激派による暴力行為」が相次いだ^[1]事に対し、「公共の精神が欠けている」と批判^[2]。マスコミなどから猛反発を受け、2008年9月28日に大臣を辞任。2014年の衆院選に九州比例から出るも、事務手続きのミスから、出馬していることを一部の支持者に気付かれず、僅差で落選。

南京事件否定派であり、日教組(日本教職員組合)の教育活動に批判的な姿勢をとっている。

尊敬する人は、西郷隆盛
座右の銘は「敬天愛人」(天を敬い、人を愛す)
空手は名誉六段(実力二段)の腕前

妻は参議院議員の中山恭子(元内閣総理補佐官）

政策・発言

教育

「子どもは社会の宝、国の宝。子どもたちがこの世に生まれてきたことの有り難さを自覚し、かけがえのない自分の命と同様、他人の命も大切にすることを教えていきたい」　「社会全体で、自分の子どもも他人の子どもも区別なく、暖かく、かつ厳しく守り育てる風潮になってほしい」^[3]

私は、せっかくこの世に生を受けて、もちろん、中にはハンディキャップを背負って生まれてきた子供たちもおりますけれども、そういった子供たちも含めて、やはりその子供たちが可能性を十分開花させながら、人生を幸せに送ってほしい、そのための土台を作ってやるのが義務教育の、政治の責任だろう

（引用元）　衆議院教育再生に関する特別委員会　平成19年 4月20日。

　農業

日々の食卓に安全、安心な食品が並ばなけれななりません。日本の美しい国柄を守るためにも、農業と農村を守り、安易な食料輸入に頼るのは止めましょう^[4]^[5]

経済

「宮崎の道路を考える女性の会の集まり」に出席した際、「女性は自分のことよりも子や孫たちのことを考えます」だから、「自分たちの代に早く道路をつくって、（雇用の場をつくって）おかなきゃ」という思いが非常に強いんだろうと感じました。総理には、ぜひ経済界に対して、国内の地方に工場を立地してくれということを強く要請していただきたい。やはり地域活性化のためには地方に働く場、雇用の場をつくる、これが一番大事なことだと思います^[6]。